今年の3月から変更となった75歳以上となる者の運転免許更新時の手続きがかわり、認知機能検査と高齢者講習について、認知機能検査を受けた折に書いた。2段目となる高齢者講習を受講した。交通安全講習と違い、加齢が及ぼす運転への影響を中心の講座だった。
安全運転を続けるために身体機能低下の自覚、高齢者の心身機能の変化を中心に諸現象が示される。過去の経験にとらわれすぎない、自信と過信は紙一重など運転歴の長さが陥り炒りやすい注意点が上がる。動体視力低下は眼鏡では矯正できない、速度と長時間連続運転を避けるなど例示をもって解説する。ほかにも気づかない加齢現象がいくつもある。
こうして更新した免許だが、認知機能が低下した場合に行われやすい17の違反行為をした場合には認知機能検査を受けることになる。信号無視、通行禁止違反、通行区分違反、横断等禁止違反、進路変更禁止違反、踏切不停止・しゃ断踏切立入、徐行場所違反、指定場所一時不停止、合図不履行、安全運転義務違反など、通常道路でも犯しがちなことが並んでいる。
自動車教習コースでの運転技能は車庫入れ、クランク、縁石乗り越え、道路標識に従った運転などで、日ごろの癖が出ないかなど試験ではないがそれなりに緊張はする。誕生月には視力検査OKなら更新できる。これからも安全運転で、免許取得以来続く反則金と罰金ゼロの日を伸ばしていこう。