日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

胸痛む続報

2018年07月11日 | 生活・ニュース

 5日の午後に出された最初の大雨特別警報は西日本各地に甚大な被害を残した。警報解除、梅雨明けしたにもかかわらず新たに災害が連続発生している。映像でその状況を知るしかない環境だが、小学校高学年で経験した水害の何十倍、何百倍という凄まじい自然の破壊力にいらだっている。当時、スコップとツルハシ、モッコで土砂を除いていた人らはみんな亡くってしまったが、現状を天空からどう見ているだろう。

 地震・風水害・噴火など記録的あるいは大規模な災害が発生すると各種の対策本部が設置される。自治体名の対策本部の本部長は首長、非常災害対策本部は総理大臣が内閣府に設置し、防災担当大臣が本部長となる。きわめて激甚な災害発生の場合は、総理大臣が内閣府に設置し総理大臣が本部長となるのは緊急災害対策本部で全国務大臣が参加する。西日本豪雨で非常災害対策本部が設置されたのは8日、遅くないか、と問いたい。

 豪雨災害のニュースの度に亡くなられた人、安否不明の人の人数が増える。被害の実態が掴めないという困難な状況が分る。雨はやみ梅雨は明けたとなっても、新たな災害の発生や予想が出てくる。自然災害の怖さ、対策の困難さを示すものだろうか。猛暑の中で荒れた自宅を片付ける人、捜索・復旧に汗を流される皆さんには本当に頭が下がる。

 豪雨被害を心配するなかで一つほっとするニュースがあった。それはタイ北部のタムルアン洞窟に閉じ込められていた少年ら全員が18日目に救出されたこと。難しい救助作業とは言われていたが、世界中が見守り応援する中でいくつもの難関を超えた勇気と決断を称えたい。災害はどこでどんな形で出くわすか分からない事を肝に銘じ過ごさねばならない。
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