日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

春に向かって

2016年02月08日 | 自然 季節


 スギ花粉の飛散が大々的に始まるという。敏感な人はすでに症状が現れ、これから先の風の日を思い悩んでいる。そんな人の気も知らぬかのようにすでに桜の開花予測が出ている。錦帯橋畔は例年と変わらず来月は26日から29日頃という。まだ、何度かの見直しがあるだろうが、染井吉野の開花予想方法、2月1日以降の毎日の最高気温の合計が400度に達したころに開花する、ある方のブログで発見した。このところは10度前後、3月下旬は間違いなしだ。

 季節の先取りは店先から始まる。正月のお節は前の年の師走から、明ければ節分の恵方巻と炒り大豆、並行してバレンタインのチョコレートと、店の特売コーナーは途切れることなく模様替えされ、購買欲をそそる。別のところでは新入学や新社会人となる人らの装いや備品などが目を楽しませる。これらは子どもの小さいころを思い出させるものの、質も量も色合いなども時代に連れてかわっており、往時の思い出はセピア色になる。

 春たけなわなのはホームセンターの花コーナー。何十種類何十色もの花の苗が買い人を待っている。苗を選ぶ人の着膨らんだ装いからは春らしい気配は見えないが、春よ早く来いの気持ちが厚着を膨らませているのだろう。そんな一角で目を引いたのは桜の苗木、桜にはこんなに種類があるのかと驚いた。錦帯橋畔のソメイヨシノも高齢化が進んでいる。新しい苗木の登場が待たれる。

 昨年の母の日に嫁と孫から送ってきた鉢植えのカーネーション、盛りが過ぎたところで地植えしたら勢いを取り戻し開花した。時期を過ぎたので再び鉢に戻した。それが今も2輪咲いている。盛りのような鮮やかさはないが軒下の寒さの中で姿を保っている。年末に帰省した孫も驚いていた。このまま春まで、そう思い見守っている。
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