日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

鮎つり解禁

2010年06月01日 | 地域
               
   
那珂太郎は「音の歳時記」という詩で、6月は「しとしと」と表現している。梅雨を連想すればそうだ。入梅は6月の10日過ぎが相場だったが、最近は気ままな入り。今、梅雨前線は南下しており、入梅の予報は難しい、というのは昨夕の気象情報。

今日から鮎つりが解禁。ウオークの帰り、錦帯橋下では3人の人がすでに竿を操っていた。遠くて釣果は分からないが、久しぶりに腰まで水につかり楽しむ人を見た。

夏の風物詩「錦帯橋の鵜飼」も今夜から始まる。川原ではその準備が数日前から始まっている。鵜飼は錦帯橋上流の錦川で行われ、その起源は古く、寛永年間、旧岩国藩主吉川広嘉公の青年時代から続き、およそ370年の歴史がある。一時中断していたが、1952(昭和27)年に復興され、現在にいたっています。

鵜飼は古式ゆかしい衣装に身をかためた鵜匠が、巧みな手綱さばきで鵜をあやつる伝統漁法。かがり火が川面に写り、錦帯橋を浮かび上がらせる様は、一見の価値があります。川風に吹かれ、かがり火を見ながらの一献はよかった、そんな思い出がある。

梅雨で雨が降るのに6月は「水無月」とよぶ。陰暦と陽暦の違いなどといわず、何か良い説明は無いだろうか。

(写真:周辺の緑と豊かな水量に映る錦帯橋、鵜飼は写真の下方で繰り広げられる)
コメント (6)
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