日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

雨のいち日

2010年06月15日 | 陶芸
                

朝、4時ころ小雨だった。5時過ぎくらいから雨になり、夕方近くまで降り続いた。市内山間部では50ミリ以上降ったようだ。このところの好天で、う飼いのある錦帯橋付近の川幅も心なしか狭くなっていたが、少しは潤うだろう。

陶芸教室の例会日。迎えのバスが出発のころ雨足が強くなった。会場周辺は濃い霧で瀬戸内海は見えない。瀬戸内海は見えなくてもろくろを回し、粘土をこねることには何の差しさわりもない。

ろくろを回して作るとき、まず円心を決める。円心にたいし周囲対照となるよう円筒形を作り上げるといい形になる、と指導を受ける。円心は何とか決まる。円筒形が難問だ。

最近、完璧ではないが、周囲対象の円筒形らしくなってきた。すると、厚い粘土の壁を薄くするため削り落とす工程で、楕円が回転するときに起きる抵抗の強弱が弱くなった。その結果、これまでになくスムースに削れはじめた。少し進歩したか、と内心でひとりごと。

小さな器で基礎をしっかりつかむ、今一度初心に返って粘土をこねて見よう。

(写真:夕方まで続いた梅雨らしい雨足)
コメント (6)
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