日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

年賀状

2007年01月02日 | 生活・ニュース


朝からの小雨は1日続く。出かける予定も無く、今日届いた数枚を含め賀状をゆっくり読み直した。
年賀状は「新年のお祝いとして送るあいさつ状」と辞書にある。年賀状の風習は平安時代からあるが、現在の年賀郵便の形態は、明治初期に郵便はがきが発行されてからのもの、と説明したものもある。

在職時の知人上司同輩からが多い。近況の1行が何より嬉しい。手書きからパソコン製になった年賀状も幾人か加わった。みんな懐かしい。今年の傑作「おフランス 今年は行かずに 寝正月」。毎年フランスで正月を過ごしていた団塊世代の方の1行。

子育て世代の賀状は、子供の写真を中心に楽しさがあふれる。妻はこの手の年賀状をまとめ保存している。

我家の年賀状がパソコンになって長い。その前はゴム版を熱心に彫った。時間を掛けていた。
戸主としての年賀状も40年になる。父は「達筆」と自身が褒めながら毛筆で200枚ほど書いていた。本文は謹賀新年と健康祈念の2行だった。乾かすため部屋に並べた時の墨の臭いを思い出す。

「喜寿になりました。長い間のご厚誼に感謝いたします。今後のご健勝とご多幸を祈念いたします」、続けて、これを最後の年賀状とします。ご指導頂いたある先輩からの年賀状が数年前届いた。定年後故郷で在職時の経験を生かした仕事で、若者の育成に寄与されていた。その後の様子は分からない。別離の方法もいろいろある。
(写真は手製の門松)
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