みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

礼拝を中心に据える

2016年05月30日 | 歴代誌第一

歴代誌第一 23章1−23節

 5月最後の日曜日は、これまで4年以上いっしょに礼拝してきたご家族にとっての、当地での最後の礼拝となりました。寂しい思いは否めませんが、ここから主はご家族が日本にお遣わしになるのだと、受け止めました。海外邦人教会の姿を改めて確める時となりました。

 できる限り歩くことにしているのですが、最近はバラの花に歩みが留まります。数日は、バラの写真でお楽しみください。

 1節に「ダビデは老年を迎え、長寿を全うして、その子ソロモンを王とした」とあります。決まり切った四文字熟語を用いれば「波瀾万丈」の生涯でしたが、「長寿を全うして」ということばにダビデが幸いな老人だったということを伺わせます。しかし、彼は王位をソロモンに譲ったら、後は何もすることがなくて穏やかな日々を…というのではなくて、ソロモンが建てようとしている神殿での礼拝のための備えに心を傾けたのです。

 これまでの章でダビデは、神殿のための資材、人材を可能な限り集め備えました。それは建物のための備えです。ここでダビデは、ソロモンが建てる神殿で行われる礼拝のために備えているのです。これらの備えに傾注するダビデの姿から、イスラエルという国が立ち行くためになくてならないのは神への礼拝だということが見えてきます。礼拝を中心に据えているのです。

 暇だから、余裕があるから礼拝するのではなくて、神を礼拝することが私たちの生活の中心に据えられ、真っ先に位置づけられているのかどうかを探られる記事だと思いました。

 


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