みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

仕えること、賛美すること

2021年05月29日 | 歴代誌第一

歴代誌第一 23章24−32節

 風邪を引いてしまったのですが、「もしや…」と、まず疑うのが今のご時世ですね。カレーライスの味もしっかり美味しいので、大丈夫のようです。それに久しぶりに安定の天気の下、外を歩いたらすっかり気分が良くなりました。

 23章後半には、レビ人が主の宮で受け持つ務めをダビデが明確に定めたことが書かれています。ソロモンが神殿を建てるなら、幕屋(会見の天幕)を組み立て聖具類を配置する、移動の際には幕屋を解体して聖具類を運ぶという務めはなくなります。「幕屋時代」には、ケハテ族は聖所の用具の務め、メラリ族は幕屋の板の務め、そしてゲルション族は幕の務めを担っていました。しかし、これからは「幕屋を運んだり、法師に用いるすべての器具を運んだりする必要はない」のです。

 それでは、レビ人たちは何もすることがないのかというと、そうではありません。祭司たちの務めを支えるという務めはこれまでとは変わりません。心に留めたのは30節。ダビデはレビ人たちに務めの一つとして、「朝ごとに、立って主をほめたたえ、賛美し、夕べにも同様にすること」を挙げました。賛美が命じられているのです。

 賛美は、心穏やかなときにするものだと思っていたら、そうではありません。「朝ごとに、…夕べにも」するのです。とても神を賛美する気分にはならない、ということではないのですね。


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