みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

キリストを恐れて

2020年01月13日 | エペソ人への手紙

エペソ人への手紙 5章21−33節

 午後にお菓子の全国チェーンの店に。そこに「糖質カットのお菓子コーナー」がありました、糖質制限をしている方にとっては甘いものを食べたいという欲求を満たしてくれるありがたい取り組みだと思いました。試しに「糖質カットムース」を購入し食べてみました。味は…???

 ここからは、夫と妻、親と子、主人と奴隷(使われている者)の関係についての教えが始まります。これら人間関係においての大原則が21節の「キリストを恐れて、互いに従い合いなさい」です。人間関係とは、文字どおり人と人との関係ですが、ここでは、キリストを恐れるという前提がすべての人間関係に必要だと教えられます。

 だれかのことばや態度に憤って、怒りをぶつけ返すようなとき、キリストを恐れる心があるならば、悪に悪で返すようなことから守られます。

そして、人間関係の最初が夫と妻の関係です。ここではまず妻の夫に対する態度に、「キリストを恐れて、互いに従い合う」という前提、原則が適用されます。きょうの「みことばの光」が書くように、22節には「従う」という同士は用いられていません。ここでの夫と妻との間の勧めでは、妻が夫に従い、夫は妻を愛するというように受け取られやすいのですが、妻と夫はキリストを恐れて、互いに従い合うのです。決して一方通行ではありません。それは、夫の妻に対する戒めにも適用されます。互いに愛し合うのです。

 これらのことばに照らして、私は、私たちはどうなのだろう…と常に振り返ることのできる幸いをここから噛みしめるのです。いや、噛みしめるだけでなくて実行するのです。


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