大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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陸自 無人偵察機 RPH-2公開  災害時に情報収集

2014年06月27日 19時19分52秒 | 我が国の安全保障問題
 
公開された陸上自衛隊の無人偵察機。災害時に遠隔操縦で動画を撮影し、情報収集に当たる=26日午後、島根県大田市
注:システムは可視・赤外線カメラを搭載した単発タービンエンジン無人ヘリコプターと、飛行管制、データ送受信・処理、整備などの地上装置からなるシステムで、完全自動飛行により遠距離観測の任務を遂行することができる。地上装置は、車載した統制装置、追随装置、簡易追随装置、発進・回収装置、整備支援装置、機体運搬車両や作業車などから構成され、運用には作業機付きの73式大型トラック、通信のための車両など6台ほどの車両が必要となる。一部はけん引式で、無人機(無人ヘリコプター)の輸送にはけん引式の専用の車両が使用される。プログラムによって離着陸を含めた完全自律飛行を行い、敵地上空から索敵や弾着観測を行い、リアルタイムで画像を取得・伝送することが出来る。榴弾砲車や多連装ロケットシステムの射程をカバーできるよう50km以上の縦深観測能力を持つとみられ、航続時間は3時間以上に及ぶ。機体はセミモノコック構造で複合材を多用し、軽量化されている。昼夜間・悪天候でも観測が可能であり、システムはユニット化されているため、短時間での着脱が可能。搭載されたセンサー等の機器には自爆装置が備わっており、秘匿性を確保している。

近畿、中四国などを担当する陸上自衛隊中部方面隊は26日、災害時に遠隔操縦で動画を撮影し、情報収集に当たる無人偵察機を島根県大田市の海岸で公開した。当初は訓練も披露する予定だったが、システムエラーのため中止となった。中部方面隊によると、無人偵察機は今津駐屯地(滋賀県高島市)に配備。全長約5メートル、高さ約1メートル、重さ約280キロのヘリコプターで防衛省が独自に開発した。飛行経路は事前にプログラム設定されるが、地上から無線操縦することもできる。100キロ以上の飛行が可能という。機体には360度撮影できるカメラが搭載されており、リアルタイムで地上に映像を送る仕組み。原子力発電所の事故を想定し、脚部には線量計も装着できる。陸自の無人偵察機は、北海道の静内駐屯地、福岡県の飯塚駐屯地にも1機ずつ配備されている。

@どう見ても実戦というより災害時用です。