安倍内閣の終わり方を想像する

2016-02-12 00:00:00 | 市民A
育児休暇を申請しようと考えていながら、妻が切迫早産の緊急入院中に自宅に女性タレントを連れ込んだ宮崎議員のことを考えてみると、コトバのウソではなく行動のウソということになるのだろうか。というか、まだ申請していないのだからウソはついていないともいえる。

まあ、「自宅に知人が泊まっただけ」と考えたのだろう。

とりあえず、本件で彼を有罪にして檻の中に入れることは難しいだろう。不倫と言っても妻が大騒ぎしなければ裁判所の出番はない。育児休暇申請後に発覚しなかっただけましか。

生まれた子供の立場でいえば、こんな父親はいない方がいいだろうし、新たに未婚の男性議員をつかまえた方がいいだろう。夫が米国大統領だったら、将来の自分の大統領選挙への影響を計算しなければならないが、宮崎某の将来価値はナッシングだろう。

しかし、宮崎某は金子議員と結婚する前には別の自民党女性議員と結婚していて似たような理由で離婚しているのだから、同じことを二回しているということになる。

ところで、アベノミクスが完全に行き詰まった気配もあるし、TPPにしても米国の有力大統領候補の誰も賛成していない。マイナス金利は有効に機能していないし、外交も手詰まり。

第一次安倍内閣は病気を理由にあまりに短命で終わったのだが、今の内閣はそういうあいまいな形で終わらさずに、政策の何がいけなかったのか、経済政策なのか外交政策なのか沖縄問題なのか憲法改正の問題なのか、そういう大テーマに白黒つけてから退いてほしいと思うわけだ。せっかく支持率が高い内閣だったのだから、各政策が成功か失敗かを国民に説明しておいてほしいわけだ。次の国家的失敗を繰り返さないために。


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