フェイスブック?とマイクとカメラが・・

2012-05-21 00:00:50 | 市民A
サラリーマンのアンケートは新橋SL広場と相場が決まっていて、新橋のビルで働いていた頃には何度も相手をしたのだが、有楽町でブラブラしていたら、ここにもいた。

○○○○テレビです。

関西からご出張か・・。というより、新橋でインタビューするのは在京各社の縄張りだから、隣駅でやっているのだろう。


フェイスブック知ってますか?

(上場の日だ。ただし、日本じゃないよ。)

ええ、まあ。

やってますか?

い・い・え。

どうしてやらないんですか?

・・・・

実は、答えに数秒詰まった、というか、最近、社会学と言うか、思想科学というか、そういうのを読んでいて、「どうして、フェイスブックをやるのか」ということについて、少し考えていたのだが、「どうして、やらないのですか?」ってさすがに関西人の言いそうな質問だ。

説明すると10分ほどかかりそうなので、

「秘密主義なんで・・」

と、思ってもいないコトバが口から出てしまった。


ところで、「何で今、フェイスブックなのか」といことについて、本当はどのように考えているかというと、2000年頃から(ゼロ年代)、セカイ系のストーリーというのが実際の社会にも、小説やアニメといった虚構の世界からも、さらにゲームからも、消えていっている。ということらしい。歴史の停滞(日本でいえば歴史の停止)というか、個人がセカイに双方向に干渉しあえるというのがフェイスブック他の登場になったんじゃないかなって思っているわけ。だからジャーナリズムの衰退というのも大原因なのだろうけど、ジャーナリズムといっても、テレビや新聞って、もはや何なのだろう。報道といっても、地震や原発問題といった大事件があるからこそ存在できるのだろうか。

でも、「何でやらないのですか?」てストレートに聞かれれば、「私の勝手でしょ」というのが本当の答えなのかもしれない。

もう一つ、ザッカーバーグ氏の象徴であるフード付きパーカのこと。実は、洗濯したあと乾きにくいのだが、彼はたぶん洗ったりしないのだろう。少し前に黒人少年がフード付きパーカを着ていたがため、「危険人物」として射殺されたことを、思い出す。