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新島から東京へ(その1)

2012-09-02 00:29:06 | 新島

 南海トラフ巨大地震が、万が一発生した場合の想定被害状況を政府から発表されました。
 伊豆諸島のなかで特に津波の被害を受けやすいのは新島村だそうです。富士見峠展望台から見下ろせる村の集落地は海に近くて標高も低い。ほぼ間違いなく100%水没してしまいます。
 今回の宿泊先の「新島村温泉ロッジ」は標高36メートルでした。30メートル級の津波が襲っても、温泉ロッジ周辺は大丈夫だと思われるのですが、津波避難の3原則のひとつ、「想定にとらわれるな」に該当します。
 もし巨大地震が起きた場合の津波はこのあたりまで到来しそうだと、ハザードマップを基に人間は行動します。
 ハザードマップで津波が来ないと想定したエリア内に住んでいた方々は「まさか津波が来るはずがない」と思い込んでいたのか、津波の犠牲になられた方がたくさんいました。
 ハザードマップで危険エリアとされていた方々は真っ先に避難することを考えたため、犠牲者の数が少なったというデータがあります。
 新島村も、万が一に備え、村民全員高台に避難することを肝に銘じていただければと思います。
 青ヶ島村は・・・・集落は標高200メートルの高いところなので、津波の被害はなさそうです。三宝港付近で作業している方々は真っ先に池之沢に逃げたほうが安全。青翔橋(崖崩れ防止のため、島と切り離し、三宝港の真上に設けられた空中道路のようなもの)に差し掛かるあたりまで波が来そうな予想です。
 万が一、活きている火山のオフジサマ(プリンのような丸山)が噴火してしまったら、青ヶ島村も震度5以上の激震に見舞われると思います。万が一、そのようなことが起きても、家具転倒防止のつっぱり棒や耐震ストッパーを取り付けたほうが安心だと思います。

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 7月28日。2泊3日の新島旅を終え、東京に帰ってしまいます。
 「2泊3日では、ちょっと物足りない」という声があったので、来年は島の規模により少し長めの旅程にしますか。
 ずっと昔、初めて新島に行ったときの建物は古かったのに、今はすっかり近代的な建物に変わってしまいました。観光案内所も木造の建物(?)だったのは覚えていますが、この建物に同居しています。

201209020009 利島が見えます。
 初めて利島に行ったのは2000年。青ヶ島と同じく本当に何もない島です。しかも泳げる砂浜がありません。
 伊豆諸島それぞれ習慣や文化など特色が出ているので、利島なりに楽しめることができます。小さなお子さん連れはちょっと退屈してしまいそうです。
 子連れで楽しめるところは安全で白い砂浜のある新島、式根島、神津島かな。小学生以上ならイルカと一緒に遊べる御蔵島そして、小笠原かな。

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 待合所では、解放感のある吹き抜け。
 



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 2階では、軽食や食事ができるところがあります。
 お昼頃、着いていれば、ここでランチにすることもできます。


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 友人は出発時間までの空き時間を利用し、周辺をパチパチ。
 新島村はガラスの原石になるコーガ石の産地なので、このモアイもコーガ石。
 渋谷駅前のモヤイも新島から運ばれたそうです。

 レンタカー屋さんが、返却は宿まで迎えに上がり、港まで送迎しますと言っていたのに、当日になって電話で「ガソリンは満タンにしましたか?」「はい」「じゃあ、港のところで鍵をつけたままで置いてくれる?」。
 あわてて返却時間に間に合うようにしていたのに、島のスローライフですね。
 港の駐車場に到着、忘れ物を確認、鍵はつけたままで下車。
 友人は「このまま放置しても大丈夫なのか?」と心配していましたが、万が一盗難にあっても、島から出られないので、あっという間に御用。だから、島の人たちは車の鍵をそのままにして離れるのが多い。新島の続きはまだあります。乞う期待。
 

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