東京アイランド

OCNブログ人サービス終了に伴い、ここに引っ越ししました!

秋の日はつるべ落とし

2008-10-31 01:44:25 | 日記・エッセイ・コラム

0810310001  あっという間に今日は10月31日。
 明日からはもう11月・・・。
 朝夕はかなり冷えますが、爽やかな秋晴れの日中は暖かいです。
 

 10月上旬の灯油代は1リットルあたり122円、ポリタンク1個で2000円以上になる計算。
 10年前だと7~800円程度だったというのに、3倍近くなっていますね。
 今年の冬は灯油代の出費が嵩むかも知れないと、地球環境に優しいエコ電気ストーブを買ったばかりだというのに、今は円高の影響なのか96円になっていました。
 (ストーブ買わなくてよかった・・)

 アメリカのドルも 1$≒100円
 韓国ウォンも 100円≒?1200。
 1万円を両替すると、なんと世宗大王(?10,000)が12枚。(数年前は8枚しか来なかったのに・・・)
 円安に備え、銀行の為替コーナーではドルに換えようとする人が最近増えたらしいです。
 例えば、1万円をドルにすると、$100。
 もし、円安が進み、1$=130円になると、およそ3000円の収入になります。
 私はそこまで金儲けは考えていませんが・・・(笑)

 ガソリン代も一時はレギュラー180円台突破したのに、今は140円、最も安いところでは138円に下がっていました。

0810310002  上の写真より数分経たないうちに太陽があっという間に沈んでしまいました。
 秋の日暮れは早いですなぁ・・・。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

稚内のロシア料理

2008-10-29 00:47:24 | 北海道・道北

Hokkaido080019  稚内市の友好都市は、サハリン州コルサコフ市なので、副港市場の向かいにロシア料理店「ペチカ」があります。
 店内を覗いてみると、厨房に金髪のロシア人の姿が見えたので、ランチはここに決定。


Hokkaido080020  メニューを開いてみると、ロシア語!!
 ペチカランチのピロシキ、ボルシチ、ウズベク風ピラフ、ブィニングレット。
 全然わかりませんでしたが、写真を見て美味しそうなので、これにしました。



Hokkaido080022  ビーフストロガノフ。
 「ビーフ」といえば、牛肉かな?と思ったら、「きのこ」。
 



Hokkaido080021  名前はメモするのを忘れてしまいましたが、エビとマッシュルームの入っているクリームでした。
  


 常夏の沖縄はあっさり系、北に行くほど味が濃くなるはずなのに、ロシア料理はほとんどあっさりしています。
 初めてのロシア料理はとても美味しかった~。


 今まで海外料理で1番多く食しているのは、韓国
  (辛いものが大好き。韓国では、キムチ何回もおかわりできます)
 
 インド人経営のインドカレーも本場の味を再現、「ナン」が美味しい。
 タイ料理のトクヤンクンという香味料がクセになりそう。
 中華料理は、東京駅新丸の内ビル5階の「隨園別館」がお勧め。 

 韓国、インド、タイ、中国、ロシア、アメリカの6ケ国しかないけど、もっと海外料理を味わってみたいな、と思うこの頃。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イエローとオレンジの秋桜

2008-10-28 00:00:00 | 日記・エッセイ・コラム

200810280001 1週間くらい前から咲いているのに気付きました。
 どうしても朝はバタバタしての出勤なので、なかなか撮れませんでした。
 コスモスはほとんどピンク色なのに、近所で咲いているものはオレンジ色、黄色。


200810280002  どう見てもコスモス。
 黄色をしているのは、初めてみました。

 

 コスモスを漢字変換しても、出てきませんでしたが、「秋桜」(あきざくら=コスモスの別名)だそうです。
 桜はピンク色なので、秋に咲く桜は「コスモス」だというのに、カラーバリエーションもあるのですかねぇ・・・?

200810240003  拾ったときは、きれいな黄と赤のグラデーションだったというのに、すぐ色が変わってしまいました。
 夏の間生い茂っていた「桜」の葉が少しずつ散ってしまい、枝だけの寂しい姿になってしまいました。

 ついこの間、御蔵島で「最後の夏」を味わったばかりなのに、10月もそろそろ終わり、あと2ケ月でお正月なんて信じられない。
 本当に光陰矢の如し・・・・。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最北端の郵便局・宗谷岬郵便局

2008-10-26 01:38:59 | 北海道・道北

0063hokkaido08  日本最北端の地、宗谷岬から車で2分のところに「宗谷岬郵便局」。
 ポストに投函すると「稚内」になってしまうので、宗谷岬のお土産店で購入した絵葉書にメッセージをその場で書きしたため、窓口に押印依頼。


Soyamisaki
 乾きにくい紙質だったため、ちょっとべたついてしまいました。
 押印するのにはがき料金50円以上の切手が必要になるので、北海道らしい切手も貼付。
 最北端の地、三角の真ん中に見えるものは、日本海とオホーツクの境界を示す目印だそうです。

真ん中より左側は、わが故郷山口とつながっている「日本海」、朝鮮半島の東側の「東海(??)」(読み方:トンヘ)、右側はオホーツク海。

 ここからもサハリンが見えるはずだが、いくら待てどなかなか見えませんでした。

 ちなみに郵便局が閉まる夕方5時前に出したというのに、東京へは2日後、九州も2日後配達されたそうです。
 沖縄からもそうでした。
 那覇市内からだと空港に近いので、午前中出したものは翌日配達。
 たぶん貨物専用の飛行機で輸送かな、と思います。

 国内で配達に最も日数のかかるエリアは、たぶん、小笠原かな。
 父島・母島も「新東京」の消印になるので、ポストに御蔵島と同じく「風景印希望の方は窓口にお出しください」とテプラで貼られているそうです。
 週1便に出航する「おがさわら丸」への搭載に間に合えば、首都圏へは最短で2日後。
 間に合わなかったら、およそ1週間後になってしまいます。

 「おがさわら丸」が竹芝に到着すると、郵袋や小包は江東区の新東京支店に運ばれ、全国に向けての仕分け作業だそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青ヶ島も収録!「駅すぱあと」で机上旅行

2008-10-25 00:52:06 | 日記・エッセイ・コラム

Eki0001_2  「駅すぱあと」はWindows3.1時代からずっとお世話になっています。
 昔は単に鉄道・飛行機の距離や運賃検索だけでしたが、最近はずいぶんとパワーアップし、な、な、なんと・・・「青ヶ島」まで登録されていました。
 もちろん伊豆諸島・小笠原、沖縄や長崎の小さな島々までも網羅されています。

Eki0002  試しに aoga・・・を入力すると、駅名一覧候補が出てきます。
 青ヶ島ヘリポート、しかも「三宝港」までも出てきたのは驚き。

 (※三宝港は「青ヶ島港」を意味します)



 青ヶ島から小笠原・母島に行くのに、交通手段は・・・?

Eki0003   青ヶ島ヘリポート-八丈空港-羽田空港-浜松町-東京竹芝-二見港-沖港。
  時刻表も対応しているので、週に1便しかない東京発の「おがさわら丸」に合わせて10月28日(火曜日)出発、という結果になっていました。

 10月28日(火曜日) 9:45 青ヶ島ヘリポート発
 10月30日(木曜日)14:40 母島沖港 着
 片道 57,250円

 都内の移動だというのに53時間(2日以上)、6万円近く。
 青ヶ島から母島まで直線で680キロだというのに、いったん東京を経由するため1000キロ程度のロスになっています。

Eki0004_2  沖港から日本最西端の与那国へは・・・と検索すると、瞬時に出てきました。
 「おがさわら丸」は父島で3日も停泊するので、11月2日(日曜日)発になっています。
 母島から与那国まで53時間、羽田から飛行機なので、運賃は片道77,840円!!
 日本は小国だと言われていますが、海外に行くよりも日数もかかり、運賃も高額ですね。

Eki0005  東京駅から上越新幹線で日本海側に行き、わが故郷の山口をまわって、山陽・東海道新幹線で東京駅に戻るようにひと筆書きの切符を作るとしたら、

 東京都区内 → 東京都区内
  経由:東京・新幹線・長岡・信越・北陸・西敦賀・小浜線・舞鶴線・山陰・山陽・新下関・新幹線・東京 
  距離は2452.2キロ、乗車券 22,890円 新幹線も含む特急料金等 23,800円。

 「駅すぱーと」は途中の駅を4ケ所しか指定できないため、要求とおりにするには「長岡、倉吉、長門市、川棚温泉」を入力。
 航空は利用しない、JR線優先などの条件設定をすれば自動的に計算してくれる、優れものです。
 
  稚内→枕崎
  経由:宗谷・函館線・千歳線・室蘭線・静狩・函館線・海峡・東北・八戸・新幹線・博多・鹿児島線・新八代・新幹線・鹿児島中央・指宿枕崎
  乗車券 28,980円 

 (「みどりの窓口」のマルス端末で発券したときの経由印字(想定)。
 昔の乗車券を見ると、経由欄が「東北・海峡・函館線・旭浜・千歳線」。
 旭浜ってあったっけ?と調べると、なんと2006年3月18日廃止になった)

 廃止まで、道南と道央を移動する場合のメインルートである室蘭本線経由(いわゆる「海線」)の乗車券では経由欄に「旭浜」と表示されることが多く、直接の利用者が少なかったのに反して目にする機会が比較的多い駅名であった。 (Wikipediaの記事より)

 ルートが複数ある場合、分岐してから最初の駅名になるので、あえて「静狩」。
 稚内から普通列車に乗らず、鹿児島中央まで特急と新幹線に乗り継ぐと、料金は通常期24,620円
 (内訳は スーパー宗谷・北斗・白鳥・はやて・のぞみ・リレーつばめ・つばめ)
 稚内を朝7時10分に出発、東京駅に22:08到着、1泊して翌朝の6時発、枕崎には18時9分。およそ35時間かかってしまいます。
 
 全国ではないが、一部の路線バスも収録。
 武蔵五日市駅~数馬(檜原村)のバス情報も載っていました。

 檜原村は難読地名がいっぱい。
 停留所名にマウスを近づけると、読みがなも出ます。
 「人里」(へんぼり)、「出畑」(いずばた)、「笛吹」(うずしき)、「戸貫」(とづら)、「神戸岩」(かのといわ)・・・。
 檜原村の道路標識は漢字の下に読みがなをローマ字で綴られていて、とても親切。
 あの漢字はなんと読むのかな~と何回も檜原村に通い続けるとおのずと頭の中にインプットできそうです。

 「みどりの窓口」と対等な機能(新幹線から特急に乗り継ぐときは特急料金は半額、繁忙期、通常期、閑散期ごとの設定、細かなルート候補)に加え、船や路線バスまでも調べられる「駅すぱーと」さえあれば、机上旅行ができそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

廃墟巡霊

2008-10-24 00:42:03 | 日記・エッセイ・コラム

200810240004  怖いもの見たさで買ってしまいました。
 「巡礼」(聖地や霊場を巡回する旅のこと)をもじって「巡」になっています。
 北海道から沖縄まで88ケ所の不思議な現象が見られるスポットの写真と最後のページに詳しい解説が載っています。

 有名になっているところは

 ・70年も髪の毛が伸び続ける、萬念寺のお菊人形(北海道)

 ・人形供養A神社(和歌山)  
   以前テレビでハリセンボン(タレント)が取材。
   人間以外は誰もいないはずなのに、小さなボールがどこからなく転がってきたり、人形が動かしたと思われる音も・・・。

 ・犬鳴トンネル(福岡)
   メディアで何度も取り上げられ、全国的に有名になったところです。

 ・山口市の公営施設駐車場
   公衆トイレや自動販売機に近くの特等席なのに、オレンジ色の斜線ラインが引かれてあり、駐車禁止スペース。どう見ても不自然な形になっているのは・・・・。

 廃墟巡霊
 2008年10月22日発行
 著:高島昌俊 1975年北海道生まれ
 撮:岡戸雅樹 1975年埼玉県生まれ
 出版社:ミリオン出版株式会社
 ISBN:978-4-8130-2088-2
 定価:1700円+税

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道・釧路直送!「いくら」

2008-10-24 00:00:00 | 日記・エッセイ・コラム

200810240001_2  またもや国王さまからの御下賜品。
 北海道も例年に比べると暖かく、鮭の収穫がちょっと遅れたようです。
 獲れたての鮭と、いくら3個セットを釧路から航空便で今朝配達されました。



200810240002_2  実はといいますと、ウニのたくさん獲れる山口の日本海側に住んでいたのに、とっても苦手なんです。
 2歳のときにウニ割りの作業を見てしまったからでしょうか、中身をきれいにえぐり取っても、「とげ」だけは苦しそうにまだ生きていました。
 
 2歳の目に映ったものは、ソフトボールのような大きさだったのです。
 毎年夏になると、山口の伯母から生ウニが送られてくるのですが、国王さまいわく「ウニ食べられないのなら、北海道の「いくら」をあげようか」とのことでした。

 本当にありがとうございます。

 奥に見えるものは山口の水イカをフライにしたもの。
 ごちそうさまでした~。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ノシャップ岬の夕陽

2008-10-23 00:00:00 | 北海道・道北

 「ノシャップ岬」とカナ表示になっていますが、漢字にすると「野寒布岬」。
 「ノサップ岬」は納沙布岬。
 
 似たようなものだけど、ノシャップ は稚内、納沙布岬は根室市にある日本最東端。

 記事を書く前に「ノサップだったかな?ノシャップ?」と混乱してしまったので、ここで整理。

 日本最東端は厳密に言うと、東京都内にあります。
 もう少しで東経180度の日付変更線に届きそうな、小笠原村南鳥島(「はなのはね南鳥島ガイド」のサイトにジャンプします。詳しい記事が書かれています)いう小さな島。
 (東京の東経は139度、南鳥島は153度、東京からおよそ1800キロ離れているため、日の出や日の入りは本土より1時間ズレがあるそうです)

 稚内は「ノシャップ」、根室は「ノサップ」。区別がついたところで・・・

0065hokkaido08  8月26日 17時18分。
 稚内は141度もあるので、日の入りが東京よりも早かった。
 でも、鼻の先のサハリンは日本時間よりサマータイムで2時間早く進んでいるので、この風景でも19時18分。

 (11月から冬時間になり、時差は+1時間。日本だと早く真っ暗になりますが、サハリンはまだまだ明るい)

0066hokkaido08 
 17時37分。
 水平線に沈みかけようとしています。
 


0064hokkaido08  
 夕陽に染まった(?)利尻富士。

0040mikura08 
 9月7日の17時34分、御蔵島(東経139度、東京と同じ)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

稚内郷土料理・たこしゃぶ

2008-10-22 00:00:15 | 北海道・道北

0067hokkaido08 本間水産の店員さんに教えられた場所、「車屋・源氏」で郷土料理のたこしゃぶを味わってみることにしました。
 高級感のする割烹にハン尚宮(母)はホクホク顔。
 一般のテーブル席もありましたが、特にリクエストしたわけでもないのに個室に案内されました。

0068hokkaido08  
 お通しの「もずく」。
 沖縄名産のはず、最北端もありましたね。



0069hokkaido08
 せっかくここまで来たので、カニも食べなくちゃ・・・・。
 カニサラダ。



Hokkaido080018  やっと、来ました~!!
 タコしゃぶ!!
 「これがタコなんですかっ!?」
 
びっくりしたぁぁぁ・・・、と驚愕。
 タコしゃぶといえば、普通のタコと思っていたのに、とても大きいです。

Hokkaido080017  
 (このお客さんは初めてだろうか?)と察し、食べ方を教えてくれました。
 お肉のしゃぶしゃぶと同じ要領で、タコが波打ったら食べ頃とのことでした。
 (あまり長く鍋に入れると縮んでしまい、味が落ちるらしいです)


0070hokkaido08  
 味噌のタレも非常においしく、あっという間に平らげてしまいました。
 野菜のレタスもあっという間になくなってしまったので、おかわり。


 本当にごちそうさまでした~(^o^)

 場所は稚内駅から徒歩5分の「車屋・源氏」というお店です。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

稚内副港市場内のノスタルジー

2008-10-21 00:15:25 | 北海道・道北

Hokkaido080011  数年前の稚内は最北端の宗谷岬、日帰り温泉施設の「童夢」、稚内公園・・・でしたが、稚内~南稚内間の国道40号線沿いに新しいスポットができました。
 副港市場は特産品だけではなく、松坂大輔スタジアム、戦前の樺太にタイムスリップしたかような常設コーナーもあります。

 樺太庁豊原中学校を模した教室で戦前の映像や、展示資料などが見られます。
 すみすみまでじっくり見学するのに半日あれば回れそうです。

Hokkaido080013  一部を復元した、「稚内港」駅舎。
 初代の稚内駅は今の「南稚内駅」、1922(大正11)年開業。
 稚内港駅は1923(大正12)年開業。
 当時はレールもなく、大泊港(樺太)との稚泊連絡船の駅として開業。

 稚内港駅~稚内(今の南稚内)間のレールは1928(昭和3)年敷設。

Hokkaido080014  フェリーなのに、鉄道の改札口に準じているみたいですね。
 
 昭和3年以降の宗谷本線は
  ・稚内-稚内港-(稚泊連絡船乗り換え)
 

 昭和14(1939)年に駅名改称。
  ・南稚内(旧稚内)-稚内(旧稚内港)-(稚泊連絡船乗り換え)

 昭和20(1945)年8月の終戦間もなく、稚泊連絡船は廃止。
  ・南稚内-稚内(日本最北端の駅になる)

Hokkaido080012  
 樺太も日本の市町村名。
 今はロシア語の地名に変わっています。



Hokkaido080015  昔の稚内港駅。
 今の稚内駅に位置しているのではなく、桟橋寄りにあったそうです。
 稚内駅構内で車止めが施されているのですが、昔はさらに北に延び、北防波堤ドーム内に滑り込み、汽車から直接船に乗り換えるようにしていたそうです。

Hokkaido080016

 大正8(1919)年の樺太地図。
 北限は50度きっかり、陸続きでソビエト連邦(現ロシア)につながっていました。
 





★おまけ★

Map19091  
 1909(明治42)年刊行の大日本帝國地図帳の朝鮮。
 日本の地図に今の北朝鮮と韓国の地図が入っていました。
 38度線で分断する国境線はなく、中国とソビエト連邦に国境線ですね。





Map19092  今のソウル近辺を拡大してみました。
 大日本帝国時代のソウルは「京城」(けいじょう)と呼んでいました。

 今もソウルを起点とする、
 「京釜(キョンプ)線(ソウル-釜山)」
 「京義(キョンウィ)線(ソウル-新義州といっても今の北朝鮮)」
 「京元(キョンウォン)線(ソウル-元山(今の北朝鮮)」
 の路線名称が使われています。

 樺太はロシア語の地名に変わっていますが、朝鮮半島も漢字文化圏なので、冬のソナタで有名になった「春川(?? チュンチョン)」、韓国民族村のある「水原(?? スウォン)」、国際空港の「仁川(?? インチョン)などの地名が残っています。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

稚内のお勧めスポット・稚内副港市場

2008-10-20 01:10:01 | 北海道・道北

<embed src="http://slide.alpslab.jp/fslide.swf" width="320" height="240" type="application/x-shockwave-flash" flashvars="pos=45/24/21.875,141/40/50.107&amp;scale=25000&amp;link=base"></embed>  

 稚内副港市場は去年(2007年)4月にオープン。
 稚内周辺で採れる鮮魚やカニの販売、2階は海の幸中心のレストラン、3階は天然温泉「港のゆ」、市場のとなりに歴史マニアにとってはたまらない、戦前の「樺太」展示コーナーも併設。
 市場の付近に昭和の街並みを再現した「屋台村」ストリート、北のガラス館、松坂大輔スタジアム(記念館)

 最近できたばかりなので、北海道のガイドブックには載っていない稚内の穴場だったのです。

 レンタカーを借りるときに「カニを買うなら、ココがお勧め」と教えられたとおり、市場の中に複数の商店が競うようにカニを販売していました。
 ハン尚宮(母)が選んだのは「本間水産」さん。

 そこの店員さんと筆談を交えていろいろ話してみました。
 本間水産さんは鮮度にこだわっているらしく、冷凍では出さないとのことでした。
 「カニは冷凍というイメージがあるのですが、冷蔵のままで内地に送れるのですか?」
 「はい、そのとおりです。獲れたてなので、冷凍はせず、冷蔵で送るようにしています」
 「カニは冬に獲れるものかと思っていましたが、夏でも獲れるのですか?」
 「はい、年中獲れます」
 「九州まで送るのにどのくらいの日数ですか?」
 「今日送ると翌々日ですね」
 (・・・速すぎる!)
 「はい、これに決まり!」
 「ありがとうございます」

 「今夜は郷土料理にしたいと思うのですが、この近くにお勧めのお店はありますか?」
 「うーん、えっと・・・郷土料理といえば、「たこしゃぶ」なので、稚内駅から歩いて5分の「車屋・源氏」がお勧め」と言いながら大雑把な地図を書いてくれました。
 お店の人も無事にたどり着けるかちょっと心配していたみたい。
 「カーナビに電話番号を入れるだけで案内してくれるので、教えてください」

 教えられた電話番号をカーナビにセッティングし、「車屋・源氏」にたどり着きました。
 ここで食事した数日後にフジテレビの「もしもツアーズ(9月27日放送)」の最北端(稚内駅)VS最南端(枕崎駅)のローカル線旅に芸能人一行が来ていたそうです。
 やはり、稚内のグルメといえば、ここなんでしょうね。
 「たこしゃぶ」とはどんなものなのか、またアップしたいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あこがれの最北端の無人駅・抜海駅(その2)

2008-10-19 00:00:00 | 北海道・道北

Hokkaido080007  改札口跡。
 駅舎はとても大きく、待合室も広い。
 駅事務室や窓口跡もあるので、昔はここで駅員さんが切符を切っていたかも・・・?

 最果ての真冬はとても厳しい。
 冬季の間はラッセル(除雪車)の運行でJRの職員が駐在しているみたいです。
 あくまでも旅客を取り扱わない「無人駅」なので、待合室の暖かいストーブはなく、氷点下の世界!?

Hokkaido080009  国鉄の遺産?
 文字から推測すると「たしかめよう」ですね。
 線路を横切って、向こうのホームに行くのに注意を促す看板かも?
 無造作に置かれてあるところが北の最果てらしい・・・。


Hokkaido080003  
 稚内方面のホーム。
 きれいな花も植えられたりして、地元の方々が手入れをしているみたいですね。
 有人駅だった頃の煙突も見えます。

 特急に乗っていると、抜海駅通過はほんの数秒。
 せっかく最果ての郷愁が漂う風景が見られるので、速度を落としながら通過するサービスがあれば・・・。

Hokkaido080004  抜海駅の開業は大正13(1924)年6月25日。
 サハリンも大正時代は日本統治下にあり、「樺太東線」としてすでに敷設されているので、ここから最果ての駅までは稚泊連絡船も含め400キロ先。
 

 駅舎は開業当時から現存、80年以上も厳しい吹雪や想像を超えるほどの氷点下の世界でも耐えてきたようです。
 もし、抜海駅に訪ねる機会があれば、その雰囲気を1つ1つ確かめてください。

 抜海駅のほかに現存する古い駅舎はおよそ60キロ先の雄信内(おのっぷない)駅。

 それでは抜海駅の動画を編集してみましたので、ご覧ください。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あこがれの最北端の無人駅・抜海駅(その1)

2008-10-17 00:55:44 | 北海道・道北

Hokkaido080008_3  ここは最北端の駅、稚内から3つ目の駅。
 稚内・南稚内は「みどりの窓口」もある有人駅ですが、そのとなりの抜海駅は最北端の「無人駅」です。
 市街地から10キロも離れているため、なかなか訪問のチャンスがなかった駅なので、ずっとあこがれていました。
 抜海駅は木造駅舎、何度か改修を施しているせいか、とても最北端の秘境駅には見えません。

Hokkaido080006_2  駅前の風景。
 牧草地が広がっていて、民家1軒もありません。
 ここから1.5キロ先の海岸に小さな集落があり、冬季になると野生のゴマフアザラシの群れが見られるそうです。


Hokkaido080001  ここに来たのは8月27日の午前中。
 利用者は1人も見かけませんでした。
 切符売り場だったのかな、受け皿が見えますね。
 駅事務室は閉鎖されていましたが、昔は何人かの駅員さんが常駐していたみたいです。
 抜海駅マニアの方々が駅舎を大切にしているのか、ゲームセンターの縫いぐるみまで飾っていました。

 時刻表は 
 稚内方面 7:25 8:48 11:14 16:22 18:31
 名寄方面 6:40 11:14 14:28(旭川行) 17:26 19:40(幌延行)
 
 普通停車本数 1日なんと 5本!!+(特急通過は1日3本)
 今回は旭川から新型「スーパー宗谷1号」であっという間に来てしまったので、ローカル線の秘境さを味わえず。

Hokkaido080005  抜海駅ノート。
 私みたいな抜海駅に思い入れのある方々のメッセージが書き込まれています。
 ほとんど本州からの旅人でした。

 管理人は 宗谷をテーマの写真で楽しむサイト「くもゆに写真工房」さんです。
 そのホームページの中にある「抜海駅週報」は週ごとの抜海駅の様子が見られます。
 今週の抜海駅はまだ雪は降っていませんが、色づいた風景がとてもきれい。
 ぜひ、そちらのサイトで抜海駅を心行くまでお楽しみください。

Hokkaido080002  ホームに出る直前の待合室。
 駅舎に入るのに、何度か扉を開けました。
 防寒のために二重になっているみたいです。
 冬になると想像を絶するほどの吹雪でホームに立つのはちょっと大変なので、列車が来るまでのちょっとした待合室。


Hokkaido080010  天井。
 長い間の積雪で染みがついてしまったみたい。
 抜海駅を見て、いろんな想像を思い巡らしてしまいました。
 続きはまだあります。お楽しみに~。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国産無添加・キムチ

2008-10-16 00:00:00 | 日記・エッセイ・コラム

200810150002_2  キムチの季節になりました~
 去年はハン尚宮(母)がキムチを作っていましたが、「キムジャンは思っていたよりも重労働」と今年は作る気配がないので、3個を購入。

 材料も国産(日本)・無添加をうたっているキムチなので、ちょっと値が張ってしまいました。
 本場韓国はピリっと決まっているのですが、こちらのはちょっと甘くて辛さが足りないような・・・。
 土壌の違いなのか、同じ材料でも国によって味が変わるのです。
 日本の材料で作っても、どうしてもそのような味になるみたい。
 でも、久々のキムチなので、あっという間に平らげてしまいました。

 今日の日記はこれだけだとちょっとつまらないので、ちょっとした面白い韓国語。
 「ひとつ、ふたつ、みっつ・・・・」の固有語数字を韓国語にすると

 ひとつ ??  (ハナ) 
 ふたつ ? (トゥル)
 みっつ    ? (セッ)
 よっつ   ?  (ネッ)
 いっつ   ?? (タソッ)
 むっつ    ??   (ヨソッ)
 ななつ  ??  (イルゴプ)
 やっつ  ??   (ヨドル)
 ここのつ ??  (アホップ)
 とお    ?  (ヨル)

 お気づきでした?「9つ」だけ アホップになっています。
 ウソではありません。本当なんです。
 3の倍数と3が付く数字のときだけアホになる、お笑いのナベアツさんが韓国バージョンになってしまえば、セッ、ヨソッ、アホップ。(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

御蔵島・ほうろく焼き

2008-10-15 00:45:07 | 御蔵島

0108mikura08  御蔵島のお土産といえば・・・ほうろく焼き。
 竹芝桟橋で開かれた「島じまん2008」の青ヶ島ブースでは和牛ステーキ丼、クジラヨ塩焼きの美味しそうな香り、とびくん燻製、あおちゅう、ひんぎゃの塩、鬼辛・・・・非常に目立っていて、となりの御蔵島ブースはちょっと押され気味。
 「御蔵島源水」の宣伝に力を入れていたせいか、どんな飲食メニューが出ていたかはよく覚えていませんでした。
 
 特産品として「ほうろく焼き」の販売もあったらしいです。

 御蔵島もいろんな特産品が買える青ヶ島と同じように特産物を持ち帰りたいと探したところ、西川商店に「御蔵のお土産にいかがですか。御蔵の子どもたちに愛されている ほうろく焼き」の張り紙が貼られていました。

 「お土産にほうろく焼きが欲しいです」
 「えーっ、今、在庫切らしているのです。今から作りますので、どのくらい必要ですか?」
 「ほうろく焼きって、日持ちはできるのですか?」
 「5日持つことはできますが、できるだけお早めにお召し上がりください。1時間くらいしたらまたいらっしゃい」

 その間に郵便局向かいの「ふくまる」でランチタイム。

 「はい、これがほうろく焼き」と焼きたてのを試食。
 
 どこかの昔の田舎を思い出せるような、とてもシンプルな味で美味しい。
 「御蔵島」と銘打っているお菓子だそうですが、ツールをたどると、群馬県だそうです。

 明治時代、御蔵島から群馬県に養蚕の研修に来ていた少女が伝えたとのこと。

 ・2006年6月22日 朝日新聞 群馬版 (別サイトにジャンプします)

200810150001  昔の御蔵島も青ヶ島と同じく厳しい労働を強いられる「艀作業」でした。
 (写真は、「御蔵島の社会と民俗 (増補版) 2008年5月刊
 栗本惣吉 著 西田書店) 
 

 艀作業で荷揚げした荷物は、島民総出であの急な坂道を通って村に運んでいました。
 スナック菓子もそう簡単に入手できるわけではないので、子どもたちのおやつに「ほうろく焼き」が各家庭に浸透してしまったそうです。
 ほうろく焼きはスナック菓子のように化学添加物が含まれていないので、とても体にいい「おやつ」ですね。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

便利ツール