東京アイランド

OCNブログ人サービス終了に伴い、ここに引っ越ししました!

【完】飯田線秘境駅旅

2022-01-17 00:00:58 | 2021_夏_JR東海・飯田線


 N700Sは13年ぶりにモデルチェンジされた、真新しい新幹線。座席ごとにスマホやノートパソコンを充電するためのコンセントが肘掛けの先端にあります。しかも、Wi-Fiが使えるので、新幹線の車内でインターネット接続可能。遠隔カメラの「見守る君」もWi-Fi経由で映像を確認できるので、ドコモのギガライトを契約している私にとってはすごく経済的。ギガライトとはパケットの使用量が1Gまで、3Gまで、5Gまで、上限7Gまで使えば使うほど自動的にステップが移行されて料金も段階的に高くなるというプラン。

 N700Sのデビューは2020(令和2)年7月。まだまだ新幹線車内の公衆電話サービスが付いていましたが、その1年後の2021(令和3)年6月30日をもって、サービス終了。廃止するとわかっていれば、わざわざ新品の電話機を調達しなくても良かったのでは・・・。

 JR東海所有の車両。JR西日本もN700Sの編成を持っていれば、山陽新幹線に直通する「のぞみ」に割り当てていたかも知れませんが、2021(令和3)年8月の段階ではまだ西日本が持っていなかったため、各駅停車の「こだま」運用にしているかも知れません。

 お手洗い。

 今の新しい車両はすべてウォッシュレット完備。

 あっという間に品川です。

 品川駅から房総半島各地行きのアクアライン高速バスがあるので、ここで下車。

 すごく快適な車両でした。これからJR東海、西日本両社とも量産され、「のぞみ」の全便がN700Sにモデルチェンジされます。

 品川駅全景。ここでも新幹線は地上駅。昨年8月の飯田線秘境駅旅はこれで終了します。

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各駅停車の「こだま」なのに最新型のN700S

2022-01-12 00:00:56 | 2021_夏_JR東海・飯田線


 まだまだ真っ昼間なんですけど、東京へ帰ります。首都圏から飯田線を回ってくるりと戻るのに1泊で十分。2年前の冬、高知から四国の秘境駅、坪尻に寄って、徳島で一泊。特急で岡山に向かい、岡山から新幹線で豊橋。飯田線で小和田駅に寄って、平岡駅ステーションホテルで一泊。中央線経由で帰京のスケジュールを組んだものの、中国ウイルスの感染者が急増に向かっているさなかなので、徳島からまっすぐ東京へ。
 今回はそのリベンジなんだけど、達成しました。令和4年になっても、また中国ウイルスのオミクロン株が急増中。

 JR東海を利用するのにJR西日本の(4-タ)。いつもあべこべな使い方を・・・。子どもの頃、JR西日本とJR九州の境界に住んでいたため、JR西日本を利用するときはJR九州の駅で買う。JR九州を利用するときはJR西日本の駅で買う。今でもその癖が抜けられない。

 新幹線の改札口に入ると、豊富な豊橋駅弁に巡り会えます。在来線でも、こういう駅弁売り場があればいいんですけど、なんで新幹線ですかね・・・。

 こういう駅弁は、新幹線の待合室ではなくって、在来線でも販売して欲しいのに。飯田線秘境駅弁当なんだけど、秘境らしく田舎の食材がふんだんに使われていて、美味しそう。

 発車時刻が迫ってきましたので、待合室から階段を下りてホームへ。豊橋駅はなぜか高架ではなく、在来線と同じく地上駅です。

 こだま724号が入線。各駅停車タイプなので、新しいものが来るとは期待していなかったんですけれど・・・

 なんと!!真新しいN700Sです。

 各駅停車に最新型N700Sはもったいないから、最速列車の「のぞみ」に割り当てて欲しいんですけど。

 真新しい車両なので、方向幕はフルカラーのLED。

 車内の案内表示もLEDではなく、液晶タイプのものに変わっていました。先代のN700AはLED。

 2021(令和3)年8月。コロリンピック真っ盛り、都内における感染者がかなりピークなので、車内はガラガラ・・・。

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豊橋駅でランチ

2022-01-08 00:02:09 | 2021_夏_JR東海・飯田線


 特急伊那路2号が豊橋に着いたら、案内表示がどのように変わるか見ていたら・・・・「西岡崎駅構内において人が列車に接触・・・・」の表示。

 4番はJR東海道本線、3番は私鉄の名鉄線、2番は飯田線。IC系交通系カードをお持ちの方はJRからタッチして名鉄のホームへ。豊橋駅のJR改札口でタッチして、名鉄に乗車する前に再びタッチする必要がありそうです。豊橋からJR線は利用していないので、0円として精算し、この機械にタッチしたときから名鉄の運賃を徴収する仕組みになっているかも知れません。

 東海道本線に止まっている区間あり。運転再開見込みは14時から。今の時間12時35分だけど、1時間半近く・・・。

 東海道本線がストップし、混乱中。

 夏真っ盛りの8月だけど、冷麺よりも熱いラーメンが食べたくなり、オーダー。

 ラーメンを頼むといろんな小鉢をセットで付けてくれるので、唐揚げもお願いしますと頼んだので、それも付けて・・・

 東京へ帰る前のランチ。東海道本線がストップしているけど、東海道新幹線は通常通り運転中。

 豊橋駅の自動券売機で買える範囲の運賃表。

 なんと秘境駅の小和田駅でも範囲内です。豊橋から1690円区間。エドモンソン式乗車券(縦30ミリ×横57.5ミリ)の小さな切符でも行けてしまいます。マルス券は名刺サイズ。120ミリ券は経由欄がすごく長くなるときだけ自動改札機非対応になる細長いきっぷが出てきます。

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全長195.7キロの飯田線もラスト

2022-01-05 00:00:48 | 2021_夏_JR東海・飯田線

 ジローさんのかかりつけの病院。うちのスマホ番号で届け出をしているので、電話がかかってきます。ドコモ見える電話だけど、バッチリ通話可能。大きな病院なので、薬局に着いたらすぐ受け取れるようにかかりつけの薬局へ処方箋をファックスするサービスがついています。受け取りに向かおうとしたら、スマホに電話がかかってきて、出たら、「すいません、ジローさんからの処方箋なんですけど、〇〇の在庫がなく、明日の午後用意できるんですけれども・・・」「そうですか、明日、お伺いします」非常に珍しいお薬なので、常備はしていないみたいです。
 ドコモの見える電話は、通訳のオペレーターさんを通さず、ダイレクトで通話ができる優れものなのに、改善して欲しいところがあります。最初のガイダンスが長くって、意味がわからず、相手は合成音声でしゃべるロボットだと間違われることが未だに多い。「耳の聞こえない人からの通話です」とはっきり伝えていれば、ドコモの見える電話は音声と文字に変えての通話ができるんだと相手に印象づけるといいですが・・・。ドコモの見える電話・・・と聞こえたら、通話相手はロボットではなく耳が聞こえない人だと認識して欲しいと思います。
 中国ウイルスのオミクロン株。また急速に広がっている状況です。武漢で発生した中国ウイルスは姿を変えながらしぶとく人の寄生し、生き続けているってことは中国が開発した生物テロの一種ではないかと思わざるを得ない。

 8月から続いている飯田線秘境旅。終点の豊橋に近づいているので、まわりは都会です。

 豊川を渡るシーンですが、東海道本線と交流。向こうにある鉄橋は新幹線。

 ここから名古屋鉄道の本線、略すると名鉄(めーてつ)の電車がJR飯田線の線路に入ります。つまり、JRの線路に名鉄の電車なので、共同。名鉄の電車がここに停車すると、きっぷの取り扱いがかなり複雑になるので、名鉄は終点豊橋までノンストップです。

 ここでもまた豊川にかかります。

 こちらは東海道本線。

 特急なので、ふなまち駅通過。

 やっと豊橋に着きました。名鉄と一緒なので、東海道本線と飯田線の間に名鉄線のホームがあります。名鉄のホームにのりかえタッチの機械が置かれているので、それをタッチしてJR線に乗りかえも可能です。

 飯田線の電車が東海道本線のホームに入ってしまいましたが、向かいは名鉄のホーム。名鉄の電車が入るときは自動制御の分岐器で向かいに入線するらしいです。飯田線の電車に遅れが出ると入線順の調整などで名鉄線も乱れるんじゃないかな・・・。

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新城駅に停まって次は豊川駅

2022-01-02 00:12:55 | 2021_夏_JR東海・飯田線

 明けましておめでとうございます。元号が令和になったばかりかと思ったら、早くも4年になりました。まだまだ中国ウイルスの脅威が続いている状況です。国内では収束に向かうかと思っていたのに、11月の終わり頃から中国ウイルスの新たな変異株が国際線により国内に持ち込まれました。最初に報告されたときは数名程度だったのに、令和3年12月27日現在、全国で316名の感染者が確認されています。また、じわじわと増加する傾向が見られ、この先もまだまだ警戒が必要です。

 愛知県新城市の中心駅、新城駅停車。ここからIC交通系カードが使えるTOICAエリアに入ったかなと思いましたが、未導入でした。東海道本線の熱海から米原まで全駅導入しているのに、その他の路線だと積極的に導入しない方針のようです。
 同じIC系交通カードのなかで1番優れているのはJR東日本のスイカ。スマホのアプリにスイカを入れてしまえば、JR東日本エリアでなくてもどこでも使えます。クレジットカードと紐付けておけば、全国どこでも自由自在にチャージが可能。スマホにスイカのアプリさえ入っていれば、全国どこでも通用。他社エリアでも改札をスイスイ通過。JR東日本エリア外にお住まいの方でも貯まったJREポイントをスイカに還元するなど大きなメリットがあります。

 新城を過ぎると、都会でも田舎でもない風景が続き・・・

 野田城駅で運転停車。ドアは閉まったままなので、時刻表では通過扱い。運転停車とは乗降客の取り扱いはせず、JR両社の境界駅での乗務員交替や、他の列車とすれ違いや、時間を調整するために使われます。

 長山駅通過。

 三河一宮駅通過。「いちのみや」は全国に散らばっており、新下関駅に改名する前は「長門一ノ宮駅」。1975(昭和50)年に山陽新幹線の停車駅として開業するとともに「新下関」に改名。千葉県の外房線にも「上総一ノ宮」駅があります。

 都会的な風景に変わったら・・・

 豊川駅停車。ようやく、ここからは飯田線で唯一使えるTOICAエリアに入ります。北側の飯田線は辰野あたりなんですけど、辰野を出るとJR東海の宮木駅。もちろんエリア外です。キセラー高校生の渾身のごまかし方。宮木駅に停車したとたん、2人の機動改札隊が出口に駆けつけ、乗車券回収。無賃乗車を企んだ高校生がまさかと面食らった表情。お財布の中からペンギン絵柄のスイカ(JR東日本)を取り出し。もちろん、機動改札隊は容赦なく携行乗車券発行機を取り出し、操作。出てくるレシート型の乗車券はまるで赤切符のようなもの。それを交付し、現金収受。その一部始終を見た私はJR東海エリアの簡易改札のない無人駅なのに東のスイカでごまかし通せるわけじゃないんでしょ!?

 その時の記事は こちら(機動改札隊のお仕事を拝見)。

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豊橋に近づくと秘境っぽい風景はなくなります

2021-12-30 00:25:50 | 2021_夏_JR東海・飯田線


 湯谷温泉を出ると、次の停車駅は本長篠駅。無人駅化にする計画があったそうですが、新城市が簡易委託を受けて、マルス端末が置かれています。発券できるのは乗車券類、指定席券で現金のみ取り扱い。エクスプレス予約の発券やクレジットカードの取り扱いはありませんので、時刻表の路線図では「みどり」のマークがありません。正社員が配置されている一般の「JR全線きっぷ売り場」と全く同じ内容を取り扱えるわけではなく、さまざまな制約があります。

 豊橋に近づいているので、秘境っぽい雰囲気は薄らいできたような気がします。

 大海(おおみ)駅通過。「原」も付けていたら、広々とした海を意味する「大海原(おおうなばら)」。

 三河東郷駅通過。福岡県内の鹿児島本線でも東郷駅があります。

 茶臼山(ちゃうすやま)駅通過~!!
 

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大正時代に建設された旅館併設の湯谷温泉駅が・・・

2021-12-27 00:00:02 | 2021_夏_JR東海・飯田線


 飯田線はこのような風景が続くので、なんだか心が洗われていくような感じです。

 この先も秘境駅があるかと言いますと・・・柿平駅。

 下川合駅通過。なかなか読めない難読駅の「出馬(いずんま)」までは長野県。県境を超えて、愛知県に入ります。

 夏の風景だから、深い緑色になっているかも知れませんが、今の季節は山の葉も散り、モノクロな風景になっているかも。

 この駅も通過します。

 三河川合駅でした。次は秘境駅の柿平駅。カメラを構えておきましたが、シャッターチャンスを逃してしまいました。

 次は湯谷温泉駅です。無人駅ですが、特急は停まります。無人駅からの指定席はあらかじめ用意しておくか、車掌さんに申告するかのどちらか。

 湯谷温泉駅のことを調べてみると・・・・飯田線の前身になる私鉄の「鳳来寺(ほうらいじ)鉄道」が1923(大正12)年、立派な2階建ての木造駅舎を建立。1943(昭和18)年、国鉄が鳳来寺鉄道を買収。当時の飯田線は各区間ごといろんな会社が敷設したものを、全国の私鉄を官営鉄道一元化にする鉄道国有法に則り、国鉄が全線買い取って現在はJR東海に引き継ぎ。
 国鉄時代、旅館として経営されていた建物を職員寮として転用されていたこともあり、建物の老朽化により、旅館や寮として使われていた建物は閉鎖。窓のところをすべて板で打ちつけ、長年も使われない状態でした。大正(3年)、昭和(62年)、平成(30年)・・・3世代合わせると95年の歳月が流れ、2019(令和)元年。ついに築96年の木造駅舎が取り壊されてしまいました。
 使われなくなった部分を大正時代っぽい内装に新しくリフォームし、再び駅直結の温泉旅館として営業を始めればいいかなと思うんですけど、この立地条件だとちょっと厳しいかな。

 駅前に湯谷温泉の旅館があり、ネットで検索してみたら、今の時代にふさわしくネットで予約が可能です。レトロっぽくて趣のある旅館ばかりなので、どの宿にするか迷ってしまいそうですが・・・。

 駅の出入口。人影が見えますが、特急利用者の方ではありません。

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中部天竜駅まで進みました

2021-12-24 00:00:17 | 2021_夏_JR東海・飯田線


 真夏の飯田線、城西から相月の風景。

 国道152号線。起点は長野県上田市、終点は静岡県浜松市。飯田線とほぼ並行し、途中から飯田線は豊橋方面へ、道路は浜松方面へ。

 秘境駅のひとつ、相月駅通過~!!

 ちょっと見づらいですけど、「あいづき」駅名票。

 ちょっと開けたような町が見えたら、まもなく佐久間駅。

 もともとは静岡県磐田郡佐久間町だったんですけど、平成の大合併により、静岡県浜松市天竜区になりました。佐久間町だったころ、駅舎そのものを佐久間町立図書館に改築。現在は浜松市と合併しているので、市立図書館です。郷土資料コーナーでは昔の飯田線とか所蔵していそうなので、ここに降りて過去の資料を調べてみたいんですけど、また今度の機会に・・・。

 他にも長野県の小海線しかも北陸新幹線の「佐久平」駅や、北海道の宗谷本線にも「佐久」駅があります。佐久間は千葉市から房総エリアにかけて多い姓名のひとつでもあります。千葉が発祥だというのに、静岡にあるとはちょっと謎。

 まだまだ校風明媚な風景が続き・・・・

 次は特急停車駅の中部天竜駅。

 みどりの窓口があります。いや、JR東海はJR東日本を連想する「みどりの窓口」を避け、「JR全線きっぷ売り場」という表現で貫いています。JR東海はオレンジ色がコーポレートカラーなのになんで「みどり」と言わなきゃあかんのだとか。JR東海以外の他社はすべて「みどりの窓口」で統一しているけれど、東海だけは「JR全線きっぷ売り場」と表示し、「みどりの窓口」のロゴは全く使われていません。
 「みどりの窓口」と名付けたのは1965(昭和40)年に日立製作所がマルスを開発し、全国の主要駅に配備。コンピュータを操作して出てくる切符の色が「みどり」なので、そのように名付けたとのこと。「みどり」から薄い「水色」に変わったのは1998(平成10)年頃から。でも、昔からもうすっかり定着してしまっているので、きっぷの色が変わっても「みどりの窓口」のままです。

 特急は止まってすぐ発車するはずなのに、3分後発車。飯田線は「特急」と銘打っても、最高速度はおおよそ50キロ前後なので、「遅い特急」と揶揄されているそうです。

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伊那路2号で豊橋へ

2021-12-19 00:46:39 | 2021_夏_JR東海・飯田線


 特急の発車時刻が近づいてきたので、水窪駅ホームで待機。ホームからの眺めです。

 飯田線は行き違いができない単線なので、11時2分、特急待ちのため天竜峡行きの普通電車がしばらく停車。国鉄時代末期にデビューした211系なんですが、この先まだまだ使えそうなのに、淘汰される予定。山口県内の山陽本線はもっと古い115系や117系なので、この電車を廃車にするなら、JR西日本広島支社の山口エリアに譲って欲しいんですけど・・・。
 来年の2022(令和4)年3月のダイヤ改正でやっと、広島都市圏で活躍中の新型227系が新山口(旧小郡)駅まで定期運用が始まります。新山口から下関まではまだまだ国鉄王国です。広島から新山口までは新しい電車でこの先は古くってボロ電車なんてあり得ないので、下関までにすればよかったのに。227系を運用しない変わりにこの211系を譲ってもらいたいものです。JR九州の415系1500番台もこのデザインと全く同じなんですけど、JR九州が新山口まで乗り入れているのに、JR西日本がJR九州に乗り入れる車両は山陰本線のキハ40や47しかなく、相互貸し借りの精算が成り立っていない。それで、2005(平成17)年からJR西日本とJR九州との線引きが行われ、415系1500番台が山陽本線に来ることはなくなりました。

 しばらく待つと特急伊那路2号が入線。

 乗車したとたん、車掌さんの検札。東京都区内行きの乗車券とこの券の2枚を差し出し。検札チケッターを入鋏してくれると思ったら、省略。
 券面にe5489と印字されているとおり、JR西日本の予約システムを通しての発券。JR東海管内におけるe5489はさまざまな制約が付き、かなり不便。

 不便その1:JR西日本のe5489で予約した指定席券はJR西日本のほか、JR九州、JR東日本の23区内および北陸新幹線停車駅なら受け取り可能だが、JR東海管内完結のものは、JR東海の窓口または指定席券売機で受け取り。
 
 不便その2:水窪はJR東海管内なので、JR東海の指定席券曝気で発券可能なはずなのにカードを入れても弾かれてしまう。窓口へお越し下さいと。
 
 不便その3:みどりの窓口で受け取るのに、予約番号の申し出が必要。スマホのメールに予約番号の記載があるので、窓口で言われ、スマホをいじったところ予約番号が出たのは助かったんですけど、パソコンでしか見られない環境だったらどうするんでしょうか。
 
 JR東日本の指定席券売機で「お取り扱いはできません。窓口へお越しください」と表示が出たので、近くのJR東日本窓口へ。マルス端末の画面に予約内容が表示されるも、発券は不可。ベテランの先輩を呼んで発券できない理由を確認。「水窪から豊橋までですね、東海管内で完結しており、ここでは発券できません。あちらのJR東海の窓口へお願いします」とのこと。
 JR東海の指定席券売機に挿入しても弾かれたので、今度はみどりの窓口へ。「予約番号をお伺いします」と言われ、予約番号なんて控えていないんですよと言おうと思ったものの、スマホに着信があったのを思い出したので、そのメールを駅員さんに提示し、予約番号を入力、そうしたら、無事に発券。
 こんな面倒になるなら、JR東日本のえきねっとで予約し、あらかじめ東日本管内で受け取ったほうが賢明です。

 飯田線沿線の絶景をながめながら・・・

 川の色もグラデーションになっていて美しい。

 木造駅舎が見えたので、撮影。

 ここはどこなんだ?と駅名票が通過するタイミングで撮影。城西(しろにし)駅でした。

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水窪駅周辺を散策

2021-12-15 00:00:31 | 2021_夏_JR東海・飯田線

 中部天竜行きの電車が水窪駅10時23分到着。終点から普通電車に乗り継ぐのも待ち時間が長く、後から来る特急伊那路2号に乗りかえたほうが先に豊橋に着ける。その特急は11時5分発なので、およそ30分の待ち時間。

 あそこが気になるので、降りて周辺を散策することに。

 まず、階段を降りて・・・

 後ろを振り向いたら、かなり急勾配。

 橋のたもと。橋へ渡れる人数は20名まで。定員を超えての通行は出来ませんとのことです。

 対岸まで歩く途中・・・

 眼下にきれいな水が流れています。

 川の名前は「水窪川」。水がきれいなところなので、上流あたりかな。

 橋を渡ったところで市街地。道路は国道152号線でした。

 市街地といっても、特に見所がなかったので、駅へ戻ります。

 駅舎の出口から見た眺め。さっき渡った橋は歩行者専用の市街地への近道。車の場合はおよそ300m先に車でも通れる橋がかかっています。

 今度はホームにあがって、特急待ち。

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水窪駅で途中下車

2021-12-11 00:02:20 | 2021_夏_JR東海・飯田線


 小和田を出ると、次は大嵐駅。住所は「静岡県浜松市天竜区」になっていますが、駅前の橋を渡ってしまえば、愛知県北設楽郡(きたしたらぐん)豊根村。もともと2005(平成17)年頃までは人口200名前後の富山(とみやま)村だったので、ちょうどその頃の青ヶ島村も200名前後。当時、1位や2位を競うようなこともありました。富山村が豊根村に編入してから日本一の座は青ヶ島村で不動のままです。(2021年11月現在の人口169名)

 次は水窪駅に停車。きっぷを記念に持ち帰りたいとあらかじめ申告しておいたので、無事にお持ち帰り。

 電車が見えなくなるまでお見送り。

 夏の間、撮影なので、やはり画になります。

 水窪と書いて、「みさくぼ」。7月連休中に飯田線の旅に出かけたく、e5489で水窪発の特急券を予約。ところが・・・ふてにゃんが入院。あの頃の記事は こちら
 中国ウイルス感染者が爆発的に急増中なので、JRも緊急事態宣言が発出しているエリアでの予約はキャンセル手数料は無料。ただし、ネットでキャンセルすると従来の手数料がかかるので、お電話での対応になるとのこと。ネットでキャンセルを受け付けたほうが電話の手間も省けるのになっ!と思いながら電話リレーサービスを利用して電話。「ネットで予約してある特急や新幹線をキャンセルしたいんですけど・・・」「はい、かしこまりました。乗車日および予約番号をお知らせください」予約番号を伝えると、オペレーター側のマルス端末に「水窪 → 豊橋」と表示される。「駅名の読み方をお調べしますので、少々お待ちくださいませ」(通訳オペレーターさんのキーボードに打ち込んで表示されるので、タイムラグが出る)「みさくぼ、です」と返事はしたものの、保留の音楽。プライドを捨てて「水の付く駅名が出ていますが、どのような読み方ですか?」って私に聞けばいいのに・・・。担当者はJR西日本なので、他社の東海エリアまで把握できないのは当然なのかも知れません。
 手数料無料でキャンセルしてもらい、ふてにゃんの様子を見て問題なさそうだと8月に改めてネットで予約。JR東海エリアだけど、JR西日本のe5489でも予約可能になっています。しかし、JR東海エリア内で発着するe5489は通常の使い勝手と異なり、JR東海の窓口でしか発券出来ません。例えば、JR東海完結の特急券だとe5489であってもJR東日本の駅(23区内、北陸新幹線停車駅)で受け取れない制約があります。券売機に挿入しても「お取り扱いできません」と弾かれてしまいます。JR東海エリアも含むe5489は原則としてJR東海管内で発券になります。

 きっぷうりば跡地。水窪駅も「みどりの窓口」があったのか!?と思い、調べてみたら、みどりの窓口はなかったものの、通常のきっぷは販売していました。

 駅から見下ろせる、水窪町の眺め。

 水窪町の中心駅、しかも特急が停まる駅なのに無人駅です。

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小和田までの風景をもう1度

2021-12-07 00:00:15 | 2021_夏_JR東海・飯田線

 8月7日に乗車したときと重複しますが、もう1度。くるりと一周する切符なんですけど、逆戻りするときは区間ごとの乗車券を別途用意。

 平岡を出ると、次は鶯巣。撮影したのは8月7日なので、夏真っ盛りの風景です。4ケ月経った今はすっかり冬の風景なのかも。

 隣の伊那小沢駅までの間の風景。

 ここでも秘境駅です。鶯巣駅も駅の周りはなーにもないのに、駅と駅の真ん中なら民家が見られます。

 次は中井侍駅。ここが駅の改札口です。

 向こう側にも出入口が・・・。出口が2つあるので、切符は駅の真ん中にあるポストが設置されていますが、飯田線の車掌さんは100%検札や集札を実施しているので、もしかしたら、ポストの中にはきっぷが1枚も入っていないかも。小和田駅のきっぷ入れにスマホを突っ込み、撮影。案の定、きっぷ1枚もなく空の状態でした。駅と駅の間が短く、秘境駅かつ無人駅が続く飯田線の利用客はもちろん切符を用意することができないので、乗ってきたらすぐロックオンする理由は納得できるんですけど、全国のローカル線も飯田線を見習って欲しいと思います。

 次は日本で2番目の秘境駅、小和田駅。小和田駅に近づく前に車掌さんが私の所に訪ねてきたので、例のきっぷ回収かと思い、記念にお持ち帰りしたいんですとアピール。

 8月の風景なので、緑が生い茂っています。

 確かにあの場所に「長野県」「愛知県」「静岡県」の3県境の境界を示すオブジェがあったんですけど、今は無くなっています。

 青春18きっぷシーズンなので、小和田駅熱狂マニア1人くらいは下車するかと思っていましたが、乗降客はゼロのまま出発。

 昨日は思う存分探険した駅舎。ここからは【区】東京都区内→【区】東京都区内のくるりと一周するきっぷの行使。

 蒸気機関車時代、スイッチバックするために設けられたホーム跡のようです。国鉄の蒸気機関車時代は6両や8両も客車を牽引するので、上り坂だと石炭をくべても動輪になかなか伝えられないので、このようなスイッチバックでジグザグしながら動かす。
 今の時代、電動モーターおよびディーゼルエンジン。ちょっとした上り坂でも軽々と上がれるので、これは過去の遺産となってしまいました。日本で残っているスイッチバックは豊肥本線の立野駅。あの辺りだとかなり急勾配の区間が続くので、ジグザクしながら立野駅。折り返して別方向へ。肥薩線の真幸から大畑までのスイッチバックも有名です。しかし、2020(令和2)年7月の集中豪雨により、大部分の肥薩線が被災。隼人から吉松間の37.4キロは通常運行中ですが、吉松から八代までの86.8キロは鉄橋や線路が流失しているので、復旧の目処が立っていません。

 2018(平成30)年の翌年、2019(令和元)年も夏の集中豪雨により、肥薩線が被災。2020(令和2)年も80キロ以上もおよぶ線路が流失。肥薩線の復旧が難しくなる前に乗りに行けたのは奇跡かも。JR九州ネット予約と印字されていますが、JR西日本の新下関駅F2発行。

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水窪まで

2021-12-01 00:00:28 | 2021_夏_JR東海・飯田線

 田本駅で乗車すると、間もなく車掌さんが私のところに訪ねてきて、どちらまで行かれますか~?

 持参していたメモに「みさくぼまで乗ります」と書いて、

 あわせて、これも提示。「みさくぼまでですね、ありがとうございます」と一礼されてしまいました。
 まずは、都区内から都区内までのきっぷで小和田で途中下車。逆戻りができないので、別途、実際に乗車する区間ごとのきっぷまで用意しているので、この切符を見ただけで小和田駅が大好きな客だと理解してくれたらしい。

 温田駅停車。特急「伊那路」が停まる貫禄のある駅舎ですが・・・無人駅です。

 東京や千葉あたりでは台風で大雨だというのに、こちらはよいお天気。今日も暑い1日となりそうです。(8月8日撮影)

 となりの為栗までの風景。2021年も中国ウイルスのせいで全然「夏」らしいことはしていなかった。オミクロン株がついに国内に1名感染が確認され、医療機関で隔離措置をとっているとのことです。
 ギリシャ文字は24個ありまして、中国の変異株は6種類。最初に出たのはアルファ、ベータ、ガンマ、デルタ。その次は6個飛ばして、ラムダ、ミュー。そして、今回のオミクロンは15番目。中国ウイルスはかなりしぶとく、姿を変えながら変異を繰り返しているのならあと9個で記号は使い切ってしまいます。使い切ってしまったら、どう命名するのか気になるところ。

 ここでも秘境駅です。乗降客はゼロなので、車掌さんは動き出せず。

 進行方向の右側の座席に移動し、線路と並行する天竜川の風景を撮影。

 この日は水面が鏡のようになっていました。

 やがて、集落が見えたら、まもなく平岡駅。

 まるで駅舎一体のJRホテルだけど、天龍村の施設なんです。一晩お世話になりました~。

 まだまだ続きは長いです。夏の1泊旅行だというのに、来年(令和4)年になってもなかなか終わらないかも・・・。中国ウイルス、最初に発見されてからまもなく2年目を迎えます。次々と新しい変異株も出ているので、武漢の海鮮市場が単なる発生源ではないかも知れません。表沙汰にすると世界から批判が来るのは目に見えるので何か隠しているに違いない。

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本日2本目の電車

2021-11-28 00:05:54 | 2021_夏_JR東海・飯田線


 秘境駅ならどこでも備え付けられている駅ノートがあると、ちょっとした暇つぶしになれます。
管理人さんがいて、定期的にノートの補充をしているようです。小和田駅は1979(昭和54)年から記帳開始、今年で42年目。

 最近の新しいノートを開いてみると、2021年1月3日が最初の記帳。

 2021年8月3日に最後の記帳。

 2021年8月8日の田本駅は晴れていますが、同時刻の自宅周辺では台風10号の影響により雨が降っています。自宅の屋外カメラにリモートで接続し、田本駅からでもリアルタイムで確認可能。

 電車は待合室付近に停まりそうなので、乗車口はここかも?

 そろそろ電車が来る時間。

 ホーム向かいに「でんしゃがきます」とランプがついています。

 1日最初の電車は快速7時13分、その次は普通なのに、田本のみ通過。2本目はこの電車、9時37分中部天竜峡行き。

 乗車口はあちらでした。国鉄時代末期にデビューした211系ですが、新しい315系は西側の中央本線から導入し、2023(令和5)年にはJR東海管内で315系に統一する計画があるそうです。秘境駅の小和田駅にハイテクな電車が停まる風景はちょっと違和感が・・・。

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田本駅の待合小屋は昭和10年

2021-11-25 00:04:41 | 2021_夏_JR東海・飯田線


 改札口は豊橋側の端っこ、待合小屋は辰野側の端っこにあります。断崖絶壁のふもとなので、建てられるスペースはあそこしかないからでしょう。

 この駅ができた頃は10両以上の編成が組まれたので、ホームは長いです。山口県の何もない田舎の山陰本線も今は1両ワンマンや2両編成がほとんどだけど、国鉄時代は10両など長編成が入線できるようなホームになっているところがほとんどです。

 鉄道電話ボックス。

 昭和58(1983)年製造。今から38年前になりますが、現在も使われているか不明。ドコモのスマホを確認すると、アンテナが3本立っているので、電波が届いている。昔の電話といえば、電話機の横にハンドルがついていて、それを回しながら発電。その発生した電気伝いで電話交換手につなぐ。交換手に通話先の名前を告げ、回線を通話先に手動で繋ぐやり方でした。今の時代、ドコモの見える電話や手話通訳を介する電話リレーサービスなどでろう者でも電話がかけられるようになりました。電話リレーサービスはかけ先との間に人間のオペレーターさんが繋いでくれるので、いきなり切られる、ということはないんですけど、ドコモの見える電話は難しい。相手が出たとたん、合成音声で「相手はドコモの見える電話を利用します。あなたの声を文字にして伝えます。はっきりお話してください」のアナウンスが流れると、プッツン!(通話終了)。2回、3回・・・立て続けにコールすると、聞こえない人からの電話で音声を文字に変換、または文字を音声にするものを使っているとようやく理解してくれる始末。アナウンスの「はっきりお話してください」の部分は相手に拒絶される原因かも。「耳の聞こえない方からドコモの見える電話を利用しての通話です」のほうが相手に伝わりやすい。ドコモさんよ・・・AIが通訳する便利なものが備え付けているのに、最初のアナウンス内容がダメだと宝の持ち腐れなんですよ。改善を望みます。テレビのコマーシャルで周知してくれれば、合成音声の電話がかかってきたら、見える電話だと理解も早くなるのではと思います。

 さすがにJR東海の飯田線。こんな時間帯でも電車は停まってくれます。

 7時13分は快速 豊橋行き。駅のまわりに人が住んでいない秘境駅だというのに「快速」が停まるなんてちょっと違和感がしますが・・・何でなんだろうね。この快速の始発は4時58分発の駒ヶ根駅からで天竜峡までは各駅停車。通過駅は鴬巣、中井侍、小和田、大嵐、向市場、相月・・・・豊橋に着くのは10時1分。165キロを5時間も・・・・。

 近くにある中学校まで直線で200mなのに、徒歩だと2キロ。要所時間30分。この駅でいざ避難です!と言われても、あの獣道だとどちら方向なのか絶対にわからない。

 建築物は昭和10年だけど・・・

 このランプは・・・

 LEDでした。「15年製造03.17」の文字が見えたとき、平成15(2003)年?と思いましたが、三菱のロゴマークが刷新されたのは2014(平成26)年なので、平成27年。小和田駅も同じタイプのものが使われています。

 春から夏にかけての秘境駅は虫さんたちにとっては楽園かも。

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