東京アイランド

OCNブログ人サービス終了に伴い、ここに引っ越ししました!

道内だけではなく全国に向けて・・・

2018-11-16 00:27:18 | 2017_夏_日本最東端から鉄路旅

 11月12日(月)の道内新聞に掲載された記事なんですが、全国に向けて発信したいので、掲載しました。

 最東端の根室に行きたくなり、情報を収集するために検索してヒットしたサイトはJR花咲線を応援する会。毎日出勤前に朝5時31分発の汽車を撮影するため170円の入場券を購入。1年間にすると、6万円!?の入場料を根室駅に貢ぎ、なんとか存続させようという努力もあってか、最近は花咲線利用者が増えているそうです。
 日本最東端、根室駅のみどりの窓口の営業時間は5時20分から17時まで。1日6本でも12時間近く営業。1人の駅員さんが朝5時から12時間ぶっ通しで仕事をしているわけではなく、8時間勤務になっていると思います。朝5時に出勤した駅員さんは昼の14時には退勤になるんじゃないかな。窓口を開ける前にマルス端末に電源を入れ、スタンパーの日付を確認。5時31分発の汽車が発車する10分前に「みどりの窓口」オープン。改札口の扉も開放し、改札も始まる。5時31分の汽車を見送ると、次は8時1分、釧路を5時35分に発車した快速「はなさき」号が到着。集札業務とともに、8時22分釧路行きの切符発売。5時から8時まで3時間もありますが、それでも勤務時間なので、気持ちよくお客様を迎え入れるためにお掃除、駅事務室の中でもビシッと整理整頓。実際、去年、根室駅に行ったとき、窓口周辺がとてもきれいに整理整頓されていました。

 ・夢空間 JR花咲線の会
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

番組史上初!?3日待っても利用者現れず

2018-06-24 00:00:00 | 2017_夏_日本最東端から鉄路旅
 他の秘境駅はここであまり紹介しないのに、JR花咲線が出るとおよそ1ヶ月前に知り、録画予約までしてしまうのは・・・昨夏、ずーっと念願だった、JR花咲線完乗を果たせたので、思い入れのある路線だからでしょうか。
 北海道へは何度か行っているのに、最北端(旭川-稚内)や最東端(釧路-根室)に訪ねる機会が滅多にない。今年のゴールデンウイークみたいに「最南端から最北端を目指します!」とか、昨夏の「日本最東端から北海道新幹線H5系で東京」といったような行く目的がない限り、なかなか行けないエリア。

 今回の秘境駅は初田牛(はったうし)駅でーす!根室駅から6駅目で37.8キロ。それでも根室市内にあります。どうも北海道だと、どれくらい遠いなのか、あまりピンと来ない。「函館から札幌までなんて大した距離ではないでしょう」ととんでもない勘違いをする内地の人が多い。たとえば、函館駅でタクシーを捕まえ、近距離の感覚で「札幌までお願いします」(実際は300キロ以上)とか、「札幌から旭川までなんておよそ3、40キロくらいでしょう」とか。(実際は約130キロ)
 日本地図を見ても、北海道と本州は同じ尺度のはずなのに、北海道が小さく見え、距離感覚が狂うのは何ででしょうかね・・。
 根室から初田牛までの距離を中央線に当てはまると、ちょうど新宿から八王子までと同じになります。「新宿から八王子までなんて遠いじゃん!」と思っていると同じように、遠い。テレビで根室から6駅目で40分、と出ていましたが、中央特快も新宿から7駅目で八王子なので同じくらい。花咲線のキハ54も、特快並みにかっ飛ばしている計算。

 去年の7月に行きました!!あれからもう1年近く。

 1日目の調査。安田団長さんのみ下車。

 JR花咲線の歴史はとても古いのに、駅舎は比較的新しい。


 掃除していますね・・・と褒めていますが、その後、思いがけないことが起きてしまいますね。

 うわー、すごいな。駅前の秘境っぷり。

 8時22分発の汽車で一緒だったサラリーマンが釧路へ出張し、最終列車で根室へ帰るときにお弁当を差し入れ。その日のうちに生活利用者が現れてきたら、安田さんはもう帰ってしまうはずなのに、「この日は1日もいないから絶対に待っているはずだ」と見込んでいたとおり。サンマが釧路のご当地弁当だということは初耳でした。

 2日目の調査で初田牛駅近くの住宅へお邪魔したときは昔の様子を知るご高齢者の方でした。
 ええええーっ!昔は立派な駅舎だったんですね。

 駅前の原っぱは、小学校跡地。

 ええええーっ!昔は貨物列車に乗り込んで!?今のJR貨物は旅客を絶対に乗せてはならぬ、なのに国鉄時代は甘かった。ジローさんが子供のころも、戦前の話。山陽本線の厚狭(あさ)駅から歩いて数時間という辺鄙な学校宿舎に親元から離れて生活していた。こういう環境に置かれても我慢していたが、同級生がしょっちゅう脱走していた。蒸気機関車のけん引する客車だと切符がいるからと、貨物列車に忍ばせ無賃乗車・・・と聞いたことはあるので、もしかしたら、これ?と思ったら、違うみたい。この映像では便宜的に学生を車掌車に乗せていますね。ジローさんの話を聞く限り、見つからないようにもっと奥の人を乗せるものではない車両に忍ばせたかも知れない。

 昔はにぎやかな街だったのに・・・

 今はもう御覧とおり。石北本線の金華駅も然り。駅前に廃屋が多くなり、駅としての役目は終わっているとし、廃駅。

 3日目の土曜日。やっと生活利用者が現れてきたかと思い、クルマに飛びつく団長さん。

 ま、ま、まさか!?あの団長さんが来ているとは思わなかったので、突然の撮影団に顔が多少ひきつっていますね・・・。

 この方こそ、JR花咲線を盛り上げようと様々な企画を編み出してくれる会長さんです!!

 ええええーっ!東根室駅を利用する高校生のために冬季はホームの除雪作業。毎日のように根室駅の入場券を購入し、朝5時31分発の汽車を撮影など、献身的な活動をされています。休日はボランティアで根室市内の駅をお掃除や駅ノートのメンテナンス。JR花咲線をなんとか存続させようと頑張っておられます。
 根室駅へ行く前の下調べで巡り合えたブログは・・・

 ・夢空間☆花咲線の会 ←クリックするとサイトにジャンプします。 

 このブログのオーナーさん。

 キハ54 518は、根室から釧路まで通しで乗った思い入れのある車両。テレビでも出会えました!!


 うーん、結局、3日間待っても悲しいことに生活利用者は現れてきませんでした。しかし、JR花咲線のキハ54車内では多くの方々が乗っておられ、道東の末端区間であっても需要はあるということを感じられほっとしています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【完】JR北海道のH5系で帰京

2018-02-17 00:00:00 | 2017_夏_日本最東端から鉄路旅

 日本最東端の「みどりの窓口」でJR東日本のえきねっとで予約したものを発券。以前まではJR北海道独特の予約システムはありましたが、2016(平成28)年12月からJR東日本の「えきねっと」システムに移行。JR北海道のIDを持っていましたが、特急券のみが欲しいのに乗車券とセットでなければ予約ができないなど、利便性があまり良いとは言えなかった。使えない北海道独自のシステムを存続させるよりも、JR東日本のえきねっとシステムを全道でも使えるようにしたJR北海道の決断は素晴らしい。えきねっとで予約しても、北海道のどこでも発券できるので、以前のように北海道を旅行する前にあらかじめ東日本の駅で発券するなど、そのような心配は不要となりました。
 JR四国のネット予約はJR西日本のe5489と同じシステムです。東日本(グリーン)と北海道(ライトグリーン)、西日本(ブルー)と四国(ライトブルー)。JRの色が似ていて、兄弟関係。

 ライトグリーン(萌黄色)からグリーンに変わりましたが・・・・

 新青森発東京行きの、はやぶさ32号はJR北海道のH5系です。

 ピンク色のラインカラーは東日本のE5系、こちらはラベンダー色なので北海道。

 H5系は4編成のみしかなく、運用するのはわずか2編成で、残りは予備として待機なので、東北新幹線でH5系に出会える確率はとても低く、レアな新幹線。

 ドア付近も、JR北海道のコーポレートカラーを強調。

 通路の床に雪結晶模様。鉄道ファンでない方でもこの車両は北海道のものですよ、とさりげなくアピール。

 ブラインドの模様は、アイヌ語の紋様をモチーフにしたデザインになっています。

 北海道新幹線内はガラガラなのに、新青森からだとぼちぼちと。仙台から帰京するお客様でほぼ全席が埋まる。

 北海道の車両なので、夕食も新函館北斗駅で調達した駅弁。

 あっという間に東京。

 「はやぶさ」が入線した向いに金沢ゆきの「かがやき」。はやぶさ32号は21時04分着、かがやき519号も、21時04分発。同時発着。乗り換えるのに都合が悪い。10分後に発車するとか、そういった配慮が欲しい。

 W7系なので、JR西日本の車両。東海道新幹線もN700A系も、東海と西日本の共同運用なので、北海道から西日本へお乗り換えも可能になります。九州新幹線の800系も東京まで乗り入れていれば、北海道から本州3社を飛び越えて、九州にダイレクト。鹿児島中央から東京までは電気の周波数60Hzなので、物理的には乗り入れは可能。しかし、九州・西日本・東海、3社またがっての車両貸借りは清算が複雑になるので、九州と西日本、西日本と東海といったように2社以内で運用。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ついに北海道から東日本へ

2018-02-14 00:00:00 | 2017_夏_日本最東端から鉄路旅

 木古内駅。新幹線開通前の木古内駅は江差線と青函トンネルの津軽海峡線の乗換駅。江差線は函館から江差まで敷設し、青函トンネルが開通すると、木古内から函館間は電化。江差方面は非電化のまま取り残され、2014(平成26)年5月、廃止直前の本数は1日わずか6本。今の江差駅どうなっていると調べてみたら、2016(平成28)年10月、解体工事が施され、駅舎やホームはもう無くなっているとのこと。江差駅のまわりにかなりたくさんの民家が建ち並んでいたということは記憶しています。

 もう5年前か・・・早いな。まるで昨日のように思い出しますが・・・

 5年前の様子は工事中だった。それが新幹線駅になるとは想像もできなかった。「しりうち(知内)」駅は、北海道の大地に入って最初の駅だけど、あまりにも秘境駅の様相を呈しているため、北海道新幹線開業を待たず早くも廃駅に追いやられてしまったようです。
 53キロもある青函トンネルはもちろん暗闇の世界なので、写真を載せるわけではなく・・・あっという間にトンネルを抜けて、奥津軽いまべつ駅通過。本州でただ唯一のJR北海道の駅、奥津軽いまべつ駅を設置したのに、東北新幹線と北海道新幹線の特急料金は新青森で打ち切って、別途加算なので、かなり割高。ほとんどの乗客は新青森で下車し、バスで津軽半島へ向かわれると嘆いているみたいですが・・・東京直行は1日5本だけであとは通過。利便性が悪く、もう少し停車する回数を増やせればいいのに。

 指定席はガラガラ・・・。

 H5系なら、床の模様は北海道らしく雪の結晶。今乗っている車両は東日本のE5系なので、あまりぱっとしないもの。

 新幹線も遠距離逓減だけど、境界駅で料金が打ち切ってしまうところは途中下車しても損はありません。全国で新青森駅(東北新幹線と北海道新幹線の境界駅)と、博多駅(九州新幹線と東海道山陽新幹線の境界駅)の2ヶ所。北陸新幹線はJR東日本とJR西日本の共同運行だけど、打ち切り計算になる駅は1つもない。すべて通しになっています。
 17時44分発は、新青森始発東京行きだけど、車両はJR北海道のH5系仕様になっています。

 駅舎はJR東日本だけど、制服はJR北海道。全国の境界駅で両社の制服が見られる光景。

 新青森駅も立派に出来ていて、煌々と照明は灯っているのにガラガラ・・。


 新青森駅の在来線ホーム。前に来たときに比べると、駅前に次々と住宅。東京駅に直結する駅が目の前にあるからと土地は高騰化になっているかも・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

はやぶさ30号

2018-02-08 00:00:00 | 2017_夏_日本最東端から鉄路旅
 真新しい「あおがしま丸」が出ると、新しい香りが抜けないうちに乗りに行って、北海道新幹線のH5系も、北陸新幹線のW7系も真新しい車両に乗車。真新しい「おがさわら丸」も1番乗り!!今度も中央本線の新型スーパーあずさE353系。そんなさなか、職場でも「新しい建物1番乗り!!」は考えていないのに、3連休は真新しいところへ移転。まさか・・・去年の4月に転勤してわずか1年目で違うところへ死刑執行だ!ということはないだろうな、たぶん・・。
 前の職場はテレビのお笑いバラエティー番組に出ていた、「はい論破」上司。今は、ものすご~く大人しくて無口タイプ。あんまり、あれこれ手を出さないので、私から「このようにしてもよいですか?」と聞く割合が多いような気がする。
 文書も、前の職場では付箋紙をこいのぼりのようになびかせ、ぜーんぶ間違えているから却下!!付箋紙だらけを前にうううっ、と涙が出るほどモチベーションダウン。今の上司は表記誤りの部分だけ指摘し、修正するだけで決裁完了。前のところでは決裁が進まず、もどかしい思いを何度もしたのに、今は即日決裁。そのためか、前に比べると、かなり体重が増え、ぷくぷくと太っているのに、なぜか血圧がぐーんと改善。去年3月までの血圧は信じれないほどの高い数字が出て、機械が壊れているのではと思ったほど。このままだと自覚症状がなくても突然、脳梗塞や心筋梗塞になってしまうのではと不安を抱いていたが、改善が見られたのは、昨年の夏あたり。毎日測っても110~120台を維持。血圧を測るたびに、「あれ?今日も平常値じゃん?前のは何なんだ?」と思ったこと何度も。

 北海道新幹線開業直後にも訪ねましたが・・・あの頃の駅前はな~にもないところなのに、マンションが建っているのが見えます。

 これも同じく。開業直後の駅前ホテルなんてなかったのに、次々と開発が進み、駅前の複合施設建設!!ホテルも入っているので、以前に比べるとかなり便利になりました。ということは、函館北斗駅前の土地は急高騰中だろうな、たぶん・・。

 大谷翔平君はアメリカのエンゼルスに行ってしまったので、今度は清宮幸太郎君がJR北海道の宣伝大使に選ばれそうな気がする。

 2017年3月で開業1周年記念。今の時期、まもなく2周年目。本当に早い。

 根室駅発行の新幹線特急券で改札に入ります。自動改札機に投入なので、パンチ穴で入鋏済。入場駅名や時刻が入るのは乗車券に赤いインキで刻印するが、特急券はパンチ穴のみ。

 北海道新幹線の駅名票だけど、JR東日本からの支援も入っていることから「緑」ラインも段階的にグラデーション。

 はやぶさ30号は、JR東日本のE5系。見分け方はラインカラーがピンク。

 Eは東の英文字、EASTからとったもの。

 新青森でわざと下車して、次のはやぶさ32号はJR北海道のH5系で運用。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やがて砂原支線の終点、大沼駅

2018-02-05 00:00:00 | 2017_夏_日本最東端から鉄路旅

 15時38分に着いて、10分間の停車。始発は長万部で13時23分発。ワンマンカーなので運転士さん1人で函館まで乗務なので、森駅で10分、大沼で10分休憩。長万部から112.3キロ、特急スーパー北斗なら1時間半。普通列車だと2倍以上の3時間。

 10分間停車なので、途中下車!

 丁寧に押してもらったので、パッと見てもわかりやすいですね。

 次は仁山。この駅もレンタカーで来て、今回で2回目。駅前に日帰り温泉施設の「ニヤマ温泉 あじさいの湯」があります。

 仁山のとなりは、もともと渡島大野駅。典型的な北海道のローカル駅だったというのに、新幹線のレールを在来線と並行し、函館まで敷設するのに無理がある。函館は行き先止まりの港町なので、もし、新幹線が入るとしたら、いったんバックしなければならない。札幌まで延伸する予定もあるので、函館には寄らず、渡島大野駅を新幹線駅にすると候補があがったそうです。
 渡島大野駅は無人駅でみどりの窓口無し。ところが今は北海道新幹線の終着駅として、立派な駅ビルに生まれ変わり、駅前は何もないところだったのに、ホテルも建設したりして都市形成中。札幌方面に新幹線が延伸すると、新函館北斗の次は、長万部。新幹線のレールは最短距離コースを取るため、山線の小樽回りになる予定なので、小幌は通りませんが、新幹線駅からわずか2つ目、日本一の秘境駅小幌!として、存続しているかどうか・・・。
 本州内にある、唯一のJR北海道の駅、奥津軽いまべつ駅も、もともとは無人駅の津軽今別駅。その目の前が津軽二股駅だけど、乗車券を発券するときも、全くの別の駅。目の前にあるのに、

 奥津軽いまべつ → 津軽二股
  経由:新幹線・新青森・奥羽・津軽 ¥1,730 (93.7キロ)
 
 JR東日本津軽線・津軽二股駅の利用者が、「青森までください」と、奥津軽いまべつ駅の窓口で買えます。
 地紋が「北」マークで
 
 津軽二股 → 青 森 
  経由:津軽    ¥970
 
   奥津軽今別駅MR発行 (1-タ)  5%の販売手数料をJR東日本から徴収。

 北海道新幹線の開業日から2017年2月末までの利用状況について、1日平均乗車人員は約60人。全国の新幹線の駅で最も乗車人員が少ない。津軽二股駅の利用者も、1日1人か2人??

 ついに着いてしまいました。新函館北斗駅。新函館駅でもう充分なのに、「北斗」が付いているのは、この地域が北斗市なので、函館市内と間違われて困るという理由だそうです。2006(平成18)年の平成大合併で上磯郡上磯町と亀田郡大野町が新設合併し、北斗市となって、10年目。北斗市役所もこの周辺かと思ったら、総合分庁舎(旧大野町役場)。本庁はすごく遠く離れたところの上磯。

 「東京」の文字が目立つようになり・・・これから東京です。JR東日本のE5系で東京に帰るのは面白くないので、JR北海道のH5系で帰りたい。16:17発のはやぶさ30号はE5系。JR北海道の線路をJR東日本の車両で走行。17:20新青森で降りる。そのまま東京に乗っけて行けばいいですが・・・その24分後の17:44発のはやぶさ32号はJR北海道のH5系で東京まで。
 新青森が始発なのに、JR北海道のH5系が使われるのは、北海道と東日本の車両貸し借りによる相互清算。JR東日本のE5系で北海道に行く本数が多いので、JR北海道の車両を東北新幹線を走行することで、貸し借りは清算される仕組み。全国のJR会社を跨いで走行する区間はお金ではなく車両の相互貸し借りで清算する。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

流山温泉駅・池田園駅

2018-02-02 00:01:36 | 2017_夏_日本最東端から鉄路旅

 流山温泉駅。「温泉」とは名ばかりで駅前はなーにもない。駒ヶ岳のふもとにあり、温泉も湧き出ているので、2002年にJR北海道が温泉施設を建てたとき、周辺のリゾート開発のため駅を新設したというのに・・・毎年赤字を計上する厳しい経営が続き、2015(平成27)年2月28日をもって、JR北海道から地元の企業に経営を譲渡。温泉施設はイタリアンレストランにリフォーム。できれば、北海道新幹線でお越しになられたときは汽車で流山温泉までおいでになりたいですが・・・時刻表を見たら、なんと午前中の便は1つもなく、新函館北斗14時56分が始発で1本目。流山温泉に着くのは15時45分。この時間になっても、始発なのか!?と突っ込みたくなりますが、これが現実。次は、17時55分、19時46分が最終。汽車で訪ねるのに無理もあるかも知れませんが、新函館北斗駅でレンタカーを借りて、流山温泉駅前は牧場の真ん中にあって、広い駐車場もあるので、車で訪ねる価値はあります。
 ちなみに新函館北斗方面は、8時46分の次は私が乗っている15時26分、16時52分、18時29分が最終。

 砂原支線は午前中動いているのは函館方面へ1本しかなく、夕方あたりに集中しては生活の足とはなかなか言い難い。いつかは廃線になってもおかしくない。

 次は池田園。実は、いつ頃でしたっけな?北海道新幹線が開通した(2016)年5月、JR北海道のH5系に乗るため友人と来たことがある。H5系にこだわったため、12時44分発しかない。ログハウス風で天井が高くて解放感たっぷりのグランヴィレッヂ大沼という宿に泊まって、翌日は流山温泉駅、池田園駅探検。この宿の最寄り駅は池田園駅ですけど、ほとんどはスーパー北斗が停車する大沼駅に下車して、クルマで送迎。駅舎は大きくて立派だけど、無人駅。民家もまばらにある程度なので、秘境駅とは言えないようです。

 当時開拓の祖「池田醇(いけだあつし)」氏が、大沼を観光地の公園にしようと周辺を開拓したこともあり、その功績を末永く残そうと「池田園」という駅名にしたそうです。池田園っていう公園はないんですが・・・大沼公園がそうです。根室本線にも「池田」という駅名あり。
 「池田」さんは、全国に散らばっている姓名ですが、ルーツは北海道!?
 「ながれやまおんせん」のシールが貼られていますが、前述とおり2002(平成14)年から15年以上もそのまま。だから、駅名標も色あせている。

 北海道の真夏。この気温なら、とても涼しくって快適。本州だと30度超えていれば、湿度も高くて蒸し暑くなるのに、ここだとからっとした爽やかな風が入る。

 次は、大沼。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鹿部駅・銚子口駅

2018-01-31 00:00:00 | 2017_夏_日本最東端から鉄路旅
 2018年カレンダーを新調したばかりだというのに、最初の1枚はもう今日で剥がれてしまいます。本当に早すぎる。
 最近になって連日のように氷点下を記録し、あと2週間は低温注意報が出るとか・・・。常夏モードの我が家では1週間で灯油40リットルも消費。青ヶ島の灯油代は、ハイオク代(148円前後)並みだけど、ここは80円前後。1週間で3200円飛んでしまいますが、青ヶ島だと6000円ですかね・・・高っ!!もともとは温暖な気候のはず、毎日気温が10度前後、1ケタ台になるときもあるし、島民たちも暖房代の出費が凄まじくなっているかもしれない。もっと大変なのは北海道。暖房手当なるものを支給する企業、日本国憲法第25条の「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」に基づいて、道内の各市町村によっては異なりますが、最低生活基準に満たしていない世帯には冬季手当も加算。
 そんな寒ーい季節とは真逆ですが、去年の夏。

 鹿部駅。この駅舎を見て、驚愕!!!砂原支線だというのに、まるでターミナルの大きな駅舎じゃないの!?と思い、調べてみたら・・・・砂原支線はもともと私鉄。遡ること戦前。駒ケ岳回りの本線は1903(明治36)年開業。日本最初の鉄道開業は1872(明治5)年、新橋から横浜間。わずか30年の間にほぼ全国に鉄路敷設。本州最西端の下関駅も1901(明治34)年開業。当時は鉄道庁ではなく、私鉄の駅として。全国の私鉄を買収し、官営にしようと鉄道国有法施行後は官営化。砂原支線も、もともとは私鉄の大沼電鉄、渡島海岸鉄道。日本国有鉄道が買収し、JR北海道に継承。幹線の函館本線に属しているので、利用客が少ない路線であっても容易く廃線にしない理由もあるかも知れない。

 近くに鹿部温泉があるので、大沼電鉄が鹿部温泉への輸送目的で敷設されましたが・・・今は利用者がかなり減少し、1日平均利用者57名。

 駅名標。
 今度は銚子口に進みます。

 うわー、すごい。ここでも大沼電鉄の名残ですかね・・・。銚子口。千葉県でも銚子駅があります。
 銚子から銚子口ゆきの乗車券を発券するとしたら・・・・

 銚  子 → 銚 子 口
  経由:総武・東京・新幹線・新青森・新幹線・新函館・函館線
  (総武,総武2,[東京],東北,北海道新幹線,函館,[大沼],函館2)
 1月31日から2月5日まで有効  ¥12,530 (998.9キロ)

 銚子口駅の駅名標。

 今度は次の駅に向かいます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

渡島沼尻駅

2018-01-27 00:02:40 | 2017_夏_日本最東端から鉄路旅

 夏の北海道は風光明媚な景色ばかり続きます。新函館北斗に向かって左側、海が見える座席。

 渡島沼尻駅。

 向こうの小屋は駅舎!?

 えーっ!これが待合室を兼ねた駅舎!?

 ちゃんと「渡島沼尻駅」と書かれていました。調べてみたら、開業は1945(昭和20)年6月1日。もともとは信号場として開設し、旅客の乗り降りが認め垂れた仮乗降場。1987(昭和62)年4月1日、JR北海道が発足するともに駅に昇格。(小幌駅も同じ)
 国鉄時代の仮乗降場だった駅が駅に昇格しているのに、30年経てば利用客がゼロの状態が続き、廃駅に追いやられたところがたくさん・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

掛澗駅・渡島砂原駅

2018-01-24 00:00:00 | 2017_夏_日本最東端から鉄路旅
 首都圏に大雪が降った日の翌朝・・・。前の職場の上司はこういう自然災害が起きるのを非常に心待ちし、前夜のうちに職場で寝泊りするほど。過剰な使命感を担い、招集命令が来ると、待ってました!と言わんばかりに防災モードのスタイルに変身。交通手段がなければ無理にして他の手段でも使ってでも出勤。私はどんなことが起きても職場にいますから。はい論破。今のところでは、「もしも、代替できる方法がなければ、無理にして出勤しなくても大丈夫です。年休を使ってもよいです」。まさしく、月とスッポン。同僚に話したら、「そりゃ、今の上司は普通ですわ!」。「小笠原ゆきに6日連続で夏季休暇を取りたいですが・・・」と申請したら、「あなたの計画していた日に〇〇があります。このように重なっていれば、たとえ、予約しておいた航空券や宿泊先をキャンセルしてでも出勤すべきです」。で、それをシカトして予定通り小笠原へ。こういうのはパワハラ。
 出勤するかどうかは自己判断でどうぞ、と言われているけれど、言われたとおりに「はい、休みます」とは大人げない。私鉄ローカル線は動いているか、ホームページでチェック。「通常通りの運行を予定していますが、遅れが出ています」と曖昧な表示。自宅から汽車が見えるので、時刻表とおり汽車が通ったかチェックするも、なかなか来ない。遅れが出ていると書かれているが、どのくらいの遅れなのか、はっきりせえ!!と、もどかしい思いをしながら、ノーマルタイヤのままでクルマを出した。危機管理がなさすぎるですが・・・。
 スリップしないように、「急」の付く運転は避け、ノロノロ運転でようやく職場到着!!事故らなくて済んだが、生きた心地がしないほどハラハラドキドキ。職場のカーマニア同僚は、自分でスタッドレスタイヤに交換できるので、楽々余裕だったとのこと。私は自分でタイヤ交換やチェーンの取り付けはしたことがないので、やり方なんてわからないし。

 大雪の話とは真逆ですが、真夏真っ盛りの北海道。


 掛澗駅。読みは、「かかりま」だけど、掛 に 間 ではなく、さんずいへんが付いている字。

 駅舎、そして駅前も舗装されていないて、砂利になっているところがすごい。

 今の季節だったら、雪に覆われていると思いますが・・・植物たちも氷点下の世界に耐えつつ、夏になると生い茂る。

 次の駅は、砂原支線の中心駅、渡島砂原駅。北海道の夏はとても短い。植物が伸び伸びとできるのは今のうち!とこのように生い茂っています。

 駅舎は中心駅らしく、貫禄がありますが・・無人駅です。この大きさからにすると、昔はたくさんの駅員さんが駐在。驚いたことに、下車客1名いました!!もし、そこに安田大サーカスの団長、安田さんがいたら、「やっと捕まえた!!あなたはこの駅の生活利用者ですか?」と突撃するに決まっている。

 駅員さんが交代で寝泊まりする当直室もあるんだろうな、たぶん・・・。

 垣間見できる、内浦湾の風景。厳冬期の北海道は苦手だけど、夏真っ盛りなら猛暑の内地からの避暑に適しています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

砂原支線出発~!

2018-01-19 00:00:00 | 2017_夏_日本最東端から鉄路旅

 砂原支線の時刻表を確認すると・・・
 5:34/6:14/8:08(ずーっと空白)/14:46/16:13/17:49/20:54 の7本しかない。
 これから乗ろうと思っている汽車の1本前は、朝の8時8分。昼間だというのに、6時間も空白。
 長万部を13時23分に出発して、森駅に14時36分停車。10分間は運転士さんの休憩タイム。14時46分に出て、新函館北斗駅には16時到着。函館には16時30分。3時間かかるけど、特急スーパー北斗なら1時間半!!

 特急スーパー北斗は札幌行きでも駒ケ岳回り。北斗星もDD51を2連なので、駒ケ岳回りで駆け上る。急行はまなす号の函館方面なら下り坂になる駒ケ岳回りだけど、札幌行きはDD51の1機だけではパワー不足なので、内浦湾経由。しかし、深夜時間帯なので、夢の中。今回はしっかり見てみようと乗車。100キロ以上の乗車券なら、運賃は最短距離で計上されますが、どちらも乗車できて、途中下車も可能です。

 東森駅。舗装されていない土地に三角形とはユニークすぎる。無人駅なので、雪かきをしなくてもいいような設計なのかも知れない。

 乗降客ゼロ、下車客ゼロでも、運転士さんはミラーに人影はいないか、規律に指差呼称で確認。信号も青になっているか、ヨシ!出発進行!ハンドルを引きながら、次の停車駅は・・・と行路表に指で時間確認。日本の鉄道は1秒でもも狂いが出ないほど正確すぎるなので、のぞみの台車に亀裂が出ていてもそのまま走行し続けて大きな社会問題になるとか裏目に出ることもある。乗客の生命を預かっているわけなので、少しでも異常が出たら必ず停車し、点検を!!

 次は「おしろない」。

 漢字にすると、どう書くんでしょうか。小白内?尾城内?と思いめぐらしていたら・・・

 「尾白内」が正解でした。駅舎は改修中のようなので、ネットで覆われていました。なーにもないところに、ポツンと駅があるような立地。JR北海道は利用客ゼロが続く駅は鐵道収入よりも駅舎の維持代がかかって赤字になるから廃駅にする方針。それなのに改修するってことはそれなりの乗客がいるってことですな・・。まだまだ続きは長いです・・・。去年の7月に行ったので、半年以上前。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南北海道は夏でも30度っ!しかし汗ばむほどではない

2018-01-16 00:00:00 | 2017_夏_日本最東端から鉄路旅

 2017年7月23日、苫小牧駅を出たときは23度。特急が南下するつれに気温があがり、30度になりましたが・・・空気がからっと乾いているせいか、内地で感じるような「蒸し暑さ」はなかったような気がします。

 お目当てのいかめし弁当がなかったので、代わりにピザで遅いランチタイム。注文を受け付けると生地にトッピングし、釜で焼いてくれるので、出来立てあつあつ。気温が30度でも、そんなに暑苦しさはなかった。さすがに北海道の夏は快適。種類はたくさんあったけど、基本のマルゲリータをオーダー。

 海に近いせいか、鉄製の枠はさびています。両隣の駅名にシールで覆われてあり、調べてみたら・・・ 
 石谷から森までの間に」「桂川(かつらがわ)駅」がありましたが、1日の利用者が平均0~1名のため、2017年3月ダイヤ改正時に廃駅。
 砂原支線の東森駅は以前から現存する駅なのに、シールで覆われていますね。変えたのは本線の「こまがたけ」。森から駒ヶ岳の間に、姫川駅、東山駅もありましたが、2017年3月ダイヤ改正で廃駅。去年は廃駅が相次いでいましたが、今年2018年3月ダイヤ改正で廃駅にする予定は根室本線の羽帯駅。根室本線は443.8キロもあり、根室本線の羽帯駅と言われても、一般の方はどの位置なのか見当がつかなくなりますが・・・わかりやすく言えば、帯広を出て札幌方面へ6駅目。なぜかJR北海道は読みが珍しい駅名ばかりなので、超マイナーな駅名を言われても、〇〇線!と即答可能。例えば宗谷本線の日進駅。埼玉県の川越線にも同じ駅名あり。

 砂原支線の汽車がやってきました!!

 長万部発函館行きだけど、本線経由と区別するため小さく「砂原経由」と書かれていますが、地元の人でなければ誤乗してしまいそう。本線は「駒ヶ岳経由」、砂原経由は「内浦湾経由」にしておかないと。駒ヶ岳は距離が短い山線、内浦湾は距離が長くなる海側だとはっきりわかりやすい表示になる。まだまだ続きは長いです。
 帯は北海道カラー。コーポレーションカラーの萌黄色に、富良野ラベンダーを表現。北海道新幹線のH5系もラベンダーのラインカラーになっています。民営化後採用されたものですが、JR九州は・・・

 国鉄時代にこのような配色を施したため、民営化後は赤いJRロゴマークを貼付。JR北海道のキハ54の帯色も、萌黄色と配色が決まる前なので、国鉄時代のデザインで赤。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

森駅

2018-01-12 00:00:00 | 2017_夏_日本最東端から鉄路旅
 2018年、犬年になったとたん、特に日本海側、九州や四国。積雪による鉄道不通の報告が相次いでツイッターに着信。
 JR四国の愛媛県予讃線で積雪による倒木。特急が2時間ストップ。JR西日本の三江線も浜原~三次間は11日と12日は運休予定。三江線は今年の3月31日で運行が終わる。三江線の駅名入りの乗車券が買えるのは3月31日まで。お父さん犬は白いから、雪を呼び込んでしまうんじゃないかな。今から12年前の2006年も大雪の当たり年でした。

 森駅に下車した理由は・・・・

 今まで北海道に上陸して、札幌方面は駒ケ岳経由の本線。急こう配しかもカーブの激しい区間でもあります。北斗星やカシオペアは「特急」のプライドに賭け、ディーゼル機関車を2両連結するので駒ケ岳回りでもゆっくりではありますが、登れる。急行「はまなす」はディーゼル機関車1機のため、駒ケ岳回りだとけん引する客車が重たすぎて登り切れずバックしてしまう恐れがあるので、下り札幌行きは緩やかな砂原支線経由。トワイライトエクスプレスの札幌行きは駒ケ岳回りの本線で駆け上るのに、大阪行きは緩やかな砂原線経由。本線では特急スーパー北斗が行き交っている時間帯なので、砂原支線に回避し、明るい内浦湾の風景を楽しもうという意図もあったかも知れません。
 札幌行き下りの「はまなす」は砂原支線であっても、熟睡する時間帯なので、今回は明るいうちに見てみようと。

 森駅跨線橋からの眺め。

 JR東日本に準拠した駅名票なので、都道府県名および市町村名が入っていない。森駅は、茅部(かやべ)郡森町。

 のどかな風景の改札口にみどりの窓口。マルス端末配備。2017年7月に行ったときは旧式のMR32型だけど、現在は更新済。新型のMR52型配備。
 ランチは森駅の「いかめし」と思ったら、ないんですよ!!遅い時間帯なので、午前中に売り切れたか、キタの小型木造船が排他的経済水域を超えて、イカを根こそぎ持っていかれるため、森駅弁になる「イカ」の収穫量が激減。原因はいずかになりそう。それまで650円で販売していたのに、今は130円値上げし、780円。

 いかめしがなければ、どこかでランチと思ったら・・・駅舎の中にピザ専門店があるんじゃないですか!!助かった~!!このエリアまで来ると、「ようこそ、みなみ北海道へ。(H5系の新幹線)」が目立つようになる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これがホッカイドーの夏の海!

2018-01-09 00:00:00 | 2017_夏_日本最東端から鉄路旅
 今回も小幌駅通過タイム2秒。スーパー北斗号のキハ281系は6気筒のディーゼルエンジンなので、最高速度130キロは出せる。幹線の室蘭本線は線路規格もよく、上下別の複線なので、札幌から新函館北斗まで300キロもあるのに、3時間半。北海道の地図を見ていても、札幌から函館までなんで大した距離ではないと錯覚してしまいそうだけど、東京から三河安城、そして八丈島までとほぼ同じくらい遠い。
 小幌を出ると、次は静狩。これも凄まじい速さで通過。国道と併走し、荒涼としたところを疾走。かつて、「旭浜」という駅があったが、どのあたりに痕跡があったか見つからず。旭浜が廃止する前は北斗星やカシオペアなどの札幌市内ゆきのマルス券に室蘭本線経由を意味する「旭浜」と印字していたので、秘境駅であってもブルートレイン利用者の多くの方々は目に触れた、ということになります。
 やがて、長万部停車。名物の「かにめし弁当」「もりそば」の積み込み。車内販売のお姉さんに頼めば、長万部駅を過ぎたあたりに席までお届けしてくれるサービスもありますが、前回の旅でどちらも味わっているので、今度は森駅の「いかめし」が欲しい。

 次の停車は八雲。

 石倉駅通過。きれいな夏の内浦湾が見えるので、座席を左に移動したくても指定席は満席のため、ドア付近で撮影。

 はるか向こうに駒ケ岳が見えます。

 本州では海水浴真っ盛りのシーズンですが、北海道では海で泳ぐ人すら見かけず。海で泳げるシーズンは極端に短いですしね・・・。北海道でも「海水浴場」はありますが、海で泳ぐ、というのではなく、涼しい海辺でバーベキューを楽しまれる方が多いようです。

 そこから青い海に飛び込んでみたいですけど、たぶん、水温が冷たいだろうな・・・。

 さっきから海にいる人を探しましたが、ずーっと人はいませんでした。青ヶ島の休日だったら、三宝港で小中学校主催の「浜遊び」なる行事が行われ、島民も加わって、クジラヨ塩焼きやイセエビの味噌汁、焼きそばなどがふるまわれます。(クジラヨといっても、白身のテンジクイサキ)青ヶ島を旅行したら、この日はたまたま浜遊び開催日だった、という観光客もいれば、仲間に加わってくれる可能性があります。(かくいう私もそうでした。記録によれば2002年の夏)
 北海道旅行したのは去年の7月。翌年に持ち越ししても、まだまだ先は長い。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

わずか2秒だけど、小幌駅激写

2018-01-06 00:04:45 | 2017_夏_日本最東端から鉄路旅
 日本一人口の少ない秘境村・・・東京都青ヶ島村(人口165名)
 鉄路でしか訪ねられない日本一の秘境駅・・・JR室蘭本線・小幌駅
 沖縄本島の極端な東側、北大東村も極端な秘境だけど、人口がおよそ600名。なので、青ヶ島村が日本一の秘境、ってことになります。
 青ヶ島はメディアや雑誌にも登場し、多くの外国人観光客も訪ねるほど、世界的に有名になりました。
 おなじく・・・小幌駅も豊浦町役場が頑張って宣伝しすぎたのか、小幌駅の有名度はもはや全国に!?

 小幌駅に下車したのは2回目で、函館と札幌間の大動脈ということもあって、今までに何度も通過。

 戦前の国鉄時代に遡りますが・・・長いトンネルと長いトンネルのちょっと開けた場所に小幌駅。蒸気機関車の煙を排出する場所かつ信号場だったのですが・・・当時は小幌海岸に漁師の民家が数軒。小幌仮乗降場として利用者はいた。

 こんなところに駅があるなんて、特急の乗客たちは全然気づきません。

 小幌駅熱狂マニアなら、小幌駅の位置はおおまかに把握。

 小幌駅ホームが顔を出したのはわずか2秒間。長時間の録画を3分以内に編集。通過する小幌駅も収録。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

便利ツール