あおがしま丸は本日も通常とおり就航が決定されました。
わずか2泊3日の故郷帰省でしたが、超高齢のジローさんとふてにゃんと一緒だと2倍以上の時間がかかります。今回も早朝出発便なので、家を4時45分に出発。4時45分に発車するのを目標にしても実際に発車したのは5時05分。
介護が必要ですと航空会社の受付カウンターに申し出ると、搭乗される方の年齢を確認し、通路を歩かなくてもすぐ座席に座れるように1番前に変更。ネットで予約したときは1番前の席がすべて埋まっている状態でしたが、実際は介護が必要な方としてあらかじめ無記名で抑えてあったようです。
やれやれ・・・今回も無事に山口から帰ってきたのはよかったものの、またもや、心配ごとが発生。
今朝、ふてにゃんの指に包帯巻いているのが見えたので、それはどうしたのですか?と聞くと、指輪が圧迫していて、指先がすごくしびれていて痛いと。消防署に行きませんか?と勧めたところ、本物のふてにゃんみたいに口をへの字に尖らせ、「行きません!!」ときっぱりと拒否。昔から私の言うことは絶対に聞いてくれず、厳格なコクオウ様にLINEで通報。すると、テレビ電話がかかってきて、ふてにゃんがキーっと怒ったような表情で「余計なことするなって言ったのに!」
やはり、コクオウ様に逆らうことはできず、もう自暴自棄になり、ふてぶてしい表情で「行きます」とやっと行く気に変わったので、電話するのに、119だと生命に関わる緊急を要す通用なので、一般の番号にコール。
近くの消防署は中央ではなく、分署なので、こういったリングカッターの備え付けはありますか?取り扱いが可能な方がいらっしゃいますかと聞くと、対応は可能とのこと。
今、消防や救急の要請がありませんが、もし、向かわれている途中に出勤要請がありましたら、対応はできなくなります。ご承知いただければ思います。気をつけてお越しくださいとのこと。
受話器を置いた(というより、タッチして通話終了)とたん、ふてにゃんを連れて消防署へ連れたところ、糸や食器用洗剤、リングカッターとかいろんな道具をスタンバイ。私たちが到着した頃ではもう使える状態に。さすがに準備がいい消防署。
まずは切断しなくても外せる方法、「糸」で試してみるも、指が太くかなり難儀。リングカッターで切るしかないんですけれど、それでもよろしいんですか?と確認されました。もうしようがないんですよね、お願いします。
指輪の素材が「金」なので、簡単に切れるわけではなくなかなか難儀。丁寧に30分かけて、切断したら、やっと外れました。心配になって見にきた他の職員たちも見守っていたわけですので、外れたとたん一斉に拍手。
指先の圧迫感がしなくなり、もうすっきりしたとのこと。もう・・・そのまま放置するとうっ血による指先壊死または心臓が止まるとか、重大な事故につながるので、私の言うとおりに聞きなさいってば。
子供の頃、何度か利用していた、山口県山陰本線の滝部駅。令和4年10月28日現在の山陰本線窓口状況。
下関 みどりの窓口あり
窓口閉鎖時はリモートの話せる券売機対応
幡生 みどりの窓口撤去。リモート無しの券売機対応
綾羅木 無人駅化に伴い、POS撤去
安岡 平成17年無人駅化
福江 昭和46年無人駅
吉見 平成17年無人駅化
梅ヶ峠 最初から無人駅
黒井村 無人駅化
川棚温泉 平成23年に無人駅化
小串 令和3年無人駅化
湯玉 平成元年無人駅化
宇賀本郷 最初から無人駅化
長門二見 平成元年無人駅化
滝部 過去はJR直営駅→無人駅化→下関市役所職員による委託化→NPO法人による簡易委託駅 POS端末あり
特牛から黄波戸まで、ずーっと無人駅
長門市 みどりの窓口がありましたが、リモートの話せる券売機対応。
滝部駅は貴重な有人駅。オンラインによる、みどりの窓口はありませんが、POS端末設置駅なので、売上協力。
利用客の多い、川棚温泉か小串にPOS端末を残すべきなのに、それを撤去して無人駅。
なぜか川棚温泉や小串に比べると本数が少なくって何もない滝部駅にPOS端末を残してくれたお陰できっぷ購入。
次は伝統的な駅舎がまだ現役の「肥前浜駅」に停車します。西九州新幹線が開業する前の特急が走っていた頃は「通過」なんですけど、今乗っている観光列車は無人駅の珍しい駅を選択し、停車させるようです。
ここでも地元の名産物などの販売が行われていました。
きっぷ売り場。POS端末が置かれてるかと思ったら・・・なんと!
自動改札に対応していない昔ながらの金額式のきっぷが・・・・。
硬券だと日付を入れる機器と、改札鋏が必要だけど、こちらはあらかじめ駅名が入っていない金額式のきっぷに駅名、日付入りのチケッター。
1930(昭和5)年建築物なので、肥前浜驛と古い字体で書かれていますが、正しくは「肥前濱驛」と表現すべきだったのでは。
駅前の様子。のどかな田舎です。
駅舎のとなりに日本酒のBARがありました。ホームで日本酒いかがですかって販売されていましたが、おそらくはここのお店から提供だと思います。ふたつ星4047は「特急」と銘打っておきながら、物珍しい無人駅の停車タイムはおよそ10分前後。
愛媛県は日本の西側なので、7月は19時半になってもまだ明るいです。
複合施設っぽい雰囲気なんですけど、キスケBOXと書かれてあるだけでどんなお店なのかちょっとわかりにくい。この中に飲食店があるかどうか不明なので、わざわざ足を運んででも行ってみようとは思わない。ネットで調べてみたら、ボウリングやカラオケ、ビリヤード、ボルダリング、トランポリン、ダーツなど、1日中遊び放題!とのこと。
キスケBOXのななめ向かいにあった一軒家のレストランは美味しそう。
レストラン北斗 駅前店というお店でした。まるで北海道を連想してしまいそうなお店なんですけど、愛媛県の食材をふんだんに使われているとのこと。せっかくここに来ているので、ここに決まり!
2種類の鯛めし味わい御膳をオーダー。2種類とは愛媛県郷土料理の「鯛めし」「鯛釜めし」。
生のお刺身を口にするのは久しぶりやら・・・。
熱々揚げたての天ぷらも美味しくいただきました。こんなボリューミーな御膳なので、完食するのに1時間かかってしまいました。どれも美味しかったでした。ごちそうさま。
10月25日火曜日。昨日は穏やかなお天気だったのに一変し、今日は雨です。八丈島では暴風雨とのこと。東京からの「たちばな丸」は三宅島で折り返し、御蔵島、八丈島は欠航。接続する「あおがしま丸」も欠航です。
キハ47は片面運転台なので、2両で1ユニット。キハ40は両面運転台なので、1両で運行可能。キハ47にはさまれている車両は両面運転台のキハ40。山陰本線も朝夕のラッシュアワー時間帯に2両で1ユニットのキハ47が2連(4両)や3連(6両)のときもあります。キハ40は昼間の単行とか使われているところが多いです。
キハ40 2125を改造し、キシ140 4047に生まれ変わりました。「キ」はディーゼルの気動車、「シ」は食堂車を意味するものですが・・・・
法則に従うとしたら、国鉄時代みたいにウェイターやウェイトレスが乗務し、コックさんが作った調理を提供するはずなんですが、車内はご覧のとおり。売店から食料やドリンクを購入し、ここで飲食するとか。
ゴージャスな椅子。
これもすごい内装・・・。
九州なのに、なんでサッポロビールなんですかっ!?と思いましたが、列車の名称「ふたつ星」にあやかり、星マーク付きのビールが置かれていると思います。
これは!?九州なのに、えひめのポン・・・じゃなかった。正真正銘の九州産のみかんを用いたオレンジジュース。
これも九州のお酒です。ふらりと購入してお酒を飲みながら・・・が理想的ですが、北海道の新得駅で不思議な体験をしてからはもう真っ昼間からお酒を飲むのはやめました。
ここは連結部分。キハ40は両面運転台のはずだけど、改造に伴い、運転台は閉鎖し、前後のキハ47の運転台からの指令で動輪を動かしたりブレーキをかけて減速する装置のみ作動なのかも。
江北を出て、となりの駅にドア扱いなしの運転停車(停車して時間を調整)。
ここの駅名は肥前白石。「白石」は「しらいし」とも読めるんですけど、ここは「しろいし」でした。
大正11(1922)年、山口県下松市の日立製作所笠戸工場で製造。なぜか日本最古のSLに乗りたくて、2018(平成30)年に手配。
車両年齢が83年の2005(平成17)年、相次ぐ故障により、ディーゼル機関車と連結させるなどの措置を行いましたが、単独としての牽引は困難と判断され、いったん運用を離脱。奇しくも日立製作所に製造時に設計図を保管されているのが判明し、4億円を投じて小倉工場で設計図をもとにして部品を製造。運用離脱してから4年後の2009(平成21)年から肥薩線において、復活しました。
2018(平成30)年の夏、肥薩線全線完乗を兼ねて、ふらりとSL人吉号に乗車。
ボイラーとか残しておいた設計図を参考にして新しくしたものなので、100歳を超えても当分の間活躍できそうだと期待はしていたんですけど・・・突然の悲報です。
「JR九州は24日、九州で唯一の蒸気機関車(SL)を使った観光列車「SL人吉」について、2023年度末で運転を終了すると発表した。蒸気機関車部分は国内で営業運転中のSLで最も古いことから修繕に必要な部品の調達や技術者の確保が難しくなり、新型コロナウイルス禍で利用者も減っているためだ。
蒸気機関車部分の「58654号機」は1922年に製造され、九州各地を走行して75年にいったん運転を終えたが、88~2005年に熊本県内を走る「SLあそBOY(ボーイ)」として復活。09年からSL人吉として熊本―人吉間で運行を始め、観光客らを受け入れていた。」
とニュースに出ていました。2018(平成30)年の夏までの肥薩線は全線運行中でしたが、2年後の2020(令和2)年7月4日の豪雨により、肥薩線の鉄橋流失など甚大な災害に見舞われました。現在も、八代から吉松間は運休中です。一部の区間は代行バスによる運行中です。険しい山岳区間のジグザグつづら折りの線路すなわち連続スイッチバックやループ線で有名な大畑駅から真幸駅も営業休止中。駅としては鉄道情報システムに登録してありますが、端末から「大畑(おこば)」を要求しても1日に1本でも走らないところは発券不可能。代行バスで運行中の駅名なら発券可となっています。
10月24日月曜日。昨日の24度から一転し、日中15度の予定です。さて、本日の船は通常とおり「就航」が決定されました。ここではちょっと11月下旬並みなんですが、八丈島は23度。向こうは夏の暖かさがまだ残っていそうです。
松山駅の「みどりの窓口」もレトロっぽさ雰囲気が漂います。もっとすごいところは、1891(明治24)年に開業した門司港駅。当時をそのまま復原しているので、硬いきっぷを手売りしていた窓口も復原されましたが、昔の小さな窓口ではマルス端末を使っての発券業務に使い勝手が悪いせいか、別の場所でオープンカウンタ。駅員さんも明治自体当時の制服を着用しているので、タイムスリップしたような感覚になります。しかし、現代の自動改札機が置かれていますので、ちょっと不釣り合い。
松山駅は1927(昭和2)年開業。地上駅なんですが、2023(令和5)年から高架化されます。
高架化になると、この風景も見納めになるかも知れません。新しく生まれ変わった松山駅に自動改札機が付くようになるかも・・・。
鉄道旅はいつも駅前のホテルをセレクト。ここでも徒歩数分でした。レビュー情報では昭和のレトロっぽさ雰囲気が漂うという内容もありましたが・・・
部屋の中はリフォームされていて、使う分は問題ありません。清掃が行き届き、清潔です。
テレビをチェック。はあ??「字幕」がついていない、ホテル仕様のリモコンじゃないですか。アナログ波から地上デジタルに移行した黎明期(2011(平成23)年)では、全国どこに行ってもこのタイプのリモコンがほとんど。今の新しいホテルはほとんど「字幕」付きのホテル仕様リモコンになりましたが、ちょっと昔まではフロントに行ってメーカー純正のリモコンを借りて対応。昭和レトロっぽい雰囲気がするとはいえ、リモコンがこれだとなあ・・・とフロントに行って純正リモコンを借りようとしましたが、フロントマンいわく「すいません、うちのホテルでは純正リモコンの「字幕」ボタンを押しても反応しないので、別のテレビをお持ちしますね」と奥のほうへ駆けつけてしまいました。別のテレビを抱えながら「わたくしがお部屋までお持ちします」と。
別のテレビを持ってきてくれたおかげさまで字幕を出せるようになりましたが・・・「ろう者」はマイノリティー(社会的少数者)とはいえ、「字幕」を必要とするお客さんが現れてきては、別のテレビを用意してわざわざお部屋まで運ぶってのはちょっと感心できません。ホテルのテレビシステムを更新する際に「字幕」対応をお願いしますよ。
今日はこの宿に滞在する時間が長いので、気になる内容の番組なのに字幕を出せないとなるともどかしい気持ちになるのは確かです。
新幹線を含むJR全社のネット予約システム会員(東日本と北海道は「えきねっと」、西日本と四国は「e5489」、九州は「列車予約サービス」、東海は「えきねっと」または「e5489」のシステムで東海会社線が含まれる内容の予約のみ)なので、みどりの窓口に行かなくても自由自在に好きな座席位置を選んで予約可能。本当は天下のJR東日本「えきねっと」で全国の予約が可能だけど、きっぷの受け取りはJR東日本、JR北海道またはJR西日本の北陸新幹線停車駅のみに限られ、旅先で都合を見つけては1本早い列車に変更したとしても、旅先が九州などの他社だとしたら、きっぷは受け取れないデメリットあり。もし、「えきねっと」が全国どこでも受け取り可能だとしたら、東日本以外の会員が全国どこでも受け取りが可能になり、JR東日本に販売手数料を払うことになる他社にとっては不利益を被ることになるので、そのような制約は仕方がありません。
今回の旅先はJR九州なので「えきねっと」ではなく「列車予約サービス」。座席位置に不満だからと海側の座席に変更。
うちが予約した指定席はどこだ・・・・。
げっ!!!ここか!?チッ!!と思わず舌打ち。キハ47のドア付近にドアの小袋窓があるのをすっかり忘れていた。
山陰本線の観光列車〇〇のはなし号も、ドア付近の12番D席は小袋窓。
となりの1号車12番A席のほうが1人でワイドの窓を楽しめる。D席はハーフサイズの窓。
ここで車窓を楽しめるってわけじゃないんでしょう・・・。まあ、仕方がありません。
ここはキハ47 4047。本当は製造された順番に番号が割り当てられるんですけど、改造しているので改番。オリジナルはキハ47 92。特急「はやとの風」に改造されたときはキハ47 8092。現在は2度目の改番です。92に近い、同じ仲間の山陰本線で活躍しているキハ47は 95、96、100、101、102。
10月22日土曜日。本日の青ヶ島行きの「あおがしま丸」は就航しました。いつもの「くろしお丸」は静岡県の下田から利島、新島、式根島、神津島を結ぶ「フェリーあぜりあ丸」の代船運航により、11月1日までは「あおがしま丸」が担当します。「あおがしま丸」「くろしお丸」どちらも新しく、代船運航があっても時刻表の変更はありません。
八幡浜から松山まで62.1キロ、特急で伊予大洲、内子、伊予市の3駅に停まって50分。時速を計算するとおよそ75キロ。西九州新幹線も69.6キロ、嬉野温泉、新大村、諫早の3駅に停まって30分。時速140キロなので、ディーゼルの特急にしては新幹線の半分ほど速度を出しています。かなり速い。
札幌から函館までも、東京から名古屋までの距離がほぼ同じです。特急北斗は停車駅が多く、4時間。名古屋駅から各駅停車の「こだま」で東京に向かうとしたら、2時間半。ここは伊予市駅停車。
この日は「夕焼けビールトロッコ2022」が運転。目の前が海の下灘駅で沈む夕陽を楽しみながらビールにお弁当の企画のようです。松山駅企画の観光ツアーなので、マルスには列車名や座席予約は組み込まれていません。コンピュータで椅子取りゲームの争奪戦に参加するよりも、JR四国の旅行センターまたはWebで受け付けたほうがよっぽどマジなんです。指定席券を取っておきながら高額で転売する悪質な輩を排除するのに役に立ちます。
徳島線で使われているトロッコ列車を予讃本線に貸し出し。トロッコは何も動力はついていませんが、牽引はキハ185。
伊予市を出ると、次は終点、松山です。7月なので、18時半になってもまだまだ明るいです。
同じホームに入線し、先方の特急に乗り継ぐ方法はどうやら四国だけっぽい。別のホームだと跨線橋を上がったり、降りたりするものかなり大変。アンパンマン特急はディーゼルだけど、手前の特急は電車。瀬戸大橋を渡って岡山行き。
ここに降りたのはかなり久しぶりになります。
自動化されていない、レトロっぽい改札口。
右側にある3つのラッチは特急から降りたお客さんをさばくため、進入禁止のマークが・・・。乗るときはいっせいに押しかけることはなさそうなので、改札を受けるときは左側の有人通路から。全国の47都道府県で自動化されていない県庁所在地の駅は松山、徳島、山口(山陽新幹線、下関、徳山~岩国間は有り)、鳥取(米子エリアなら有り)の4ケ所のみ。来年の2023(令和5)年から山口県内の山陽本線全駅に自動化。山口線は湯田温泉駅、山口駅に設置。やっと、山口県の県庁所在地に自動改札という感じに・・・。下関駅のみ九州方面の利用者向けにスゴカに対応したJR九州の改札機が置かれていますが、山陽本線全駅導入後はJR西日本のイコカ対応に取り替えられるか、九州と西日本を跨ぐ相互利用も可能なのか気になるところです。
10月21日金曜日。2日間の積み荷作業を終え、今日は貨物線を兼ねて定期便として就航します。朝夕の冷え込みが激しくなりましたが、本日は全国的に秋晴れとなりそうです。青ヶ島近海の海も穏やかで船も就航決定されました。