東京アイランド

OCNブログ人サービス終了に伴い、ここに引っ越ししました!

【完】平成最後の旅最終回(平成31年3月23日)

2020-08-14 00:33:54 | 2019_春_改元の旅

 栃木県の東武宇都宮から東京都の亀戸まで1200円区間(平成31年3月当時)。JRだったら、100キロ超えていれば1900円くらいかかるのに、関東大手民鉄の運賃はかなリーズナブル。

 普通電車で栃木まで行って、栃木から東京までひとっ飛び。

 ここでもJR両毛線と交差しており、2020(令和2)年2月の水戸線、両毛線、八高線全線旅でどちらも完乗。

 車両は東武鉄道のスペーシアそのものだけど、塗装が黄金色なら東武とJR相互乗り入れを行っており、新宿行き。栃木から乗換無しで日本の首都、新宿まで行けてしまう。東北本線の栗橋駅で東武鉄道線とJR線のポイント切替操作により、東武からJRへ、JRから東武へ。

 今回は特急で北千住までなので、

 ノーマル塗装のスペーシアが入線。わずか1時間で東京に行ってしまいます。

 北千住の時刻表を確認すると、数分おきに発車。東武線から地下鉄半蔵門線経由東急線直通。曳舟で東武亀戸線に乗換なので、この電車でも曳舟に停車することを確認。曳舟で東武亀戸線に乗り換えて、亀戸へ。亀戸から東京までJR線、八重洲口から出ている房総半島行きの高速バスで帰途につきました。
 
 これで・・・平成時代最後の旅行となりました。1週間後の4月1日に「令和」発表。
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烏山からの帰りは東武鉄道

2020-08-09 00:01:47 | 2019_春_改元の旅
 終点烏山から真岡鐵道の市塙駅行きの那須烏山市営バスが1日5便出ている。このバスがないと、那須烏山市から茂木町まで出かけるのに烏山線で宇都宮まで行って、東北本線で小山、水戸線に乗り換えて下館へ。真岡鐵道で茂木町。茨城県を通るため、100キロ以上の遠回りになる。それで1日5便の路線バスでショートカット。
 帰りは真岡鐵道、関東鉄道常総線で取手へ。取手といっても、茨城県ですが目前の利根川を渡ってしまえば千葉県。このルートを検討したものの、路線バスとの接続が悪く、このまま行きと同じJRで戻るよりも別ルートの東武線で戻ることを友人が考えてくれたとおり、実行。

 連続2は東京までではなく、宇都宮まで。

 都道府県、市町村名が入る国鉄様式の駅名票。物心ついた頃、長門二見駅の駅名票に(山口県豊浦郡豊北町(※当時。現在は下関市))の表示。全国の市町村名や地理に強くなった原点。青ヶ島村の存在も中学のときからず~っと。とんでもない秘境、そこで暮らす人々達ってどうしているのだろうって興味を持ったのは確か。インターネット黎明期の1999(平成11)年に初上陸、カルチャーショックを受けっぱなしの連続。あれからもう20年以上経過、ただ不便なのは船の就航率。間もなく光ファーバーの整備が始まるし、内地と全く変わらなくなっています。

 烏山駅出発!(宇都宮までは行きとレポートと同じなので、割愛)

 JR宇都宮駅と東武宇都宮駅。駅名は同じなのに、遠く離れているため、路線バスで東武宇都宮駅へ。池袋だったら、東口側に西武鉄道、真ん中あたりはJR線、西口側は東武鉄道。どちらも百貨店があり、東は西武、西は東武といったような紛らわしい配置。

 宇都宮はJRより東武線のほうが栄えているようです。

 東武宇都宮駅に東武百貨店。

 栃木県なのに、なんと九州物産展開催中~!!

 乗車券は東武宇都宮から亀戸まで。100キロ以上あるのに、信じられないほど安すぎる。調べてみたら、114.2キロ、1220円なり(令和元年10月から10%の運賃)。

 烏山駅も終点。こちらも東武宇都宮線の終点。

 栃木行き。いちおう、栃木駅は栃木市の中心地ではありますが、県庁所在地ではないです。他にも、中央線も新宿から山梨県の県庁所在地、甲府駅に向かう途中も山梨市駅があって、市町村名は山梨市。沖縄県の沖縄市も。もともとはコザ市だったんですが、1974(昭和49)年から今の沖縄市に改名。コザ付近をドライブしていて、まるでアメリカに来てしまったような風景。7月の4連休中、GOTOキャンペーンでオキナワに内地から大勢の人が押しかけたため、「感染者数は人口当たり最多」になってしまいました。

 東急車輌だけど、ワンマン改造は日立製作所。
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那須烏山市の烏山駅

2020-08-04 00:39:39 | 2019_春_改元の旅
 平成の大合併で那須郡烏山町および南那須町が合併し、新設の「那須烏山市」。2つの町を合併し、どちらも旧名を名乗れるように一緒に表示したケースは他にも山口県の山陽小野田市。

 烏山駅はかつてはみどりの窓口がある有人駅だと知っていましたが、今は無人駅かと思ったら、受託を受けた駅員さんが駐在する業務委託駅。

 いきなり「大金 → 烏山」の切符を差し出して、乗車記念印をもらおうと思っても、私たちはどう見ても旅人。実際は遠くから乗ってきて、この切符でキセルだなって思われてはまずい。

 これも一緒に。
 
 しかしな・・・真っ黒なインクで切符の印字面が見えなくなるんでしょ!?活字が見えるように、インクを緑色か、水色にすればいいのに!!と思ったら・・・・

 ここは・・・・

 真っ黒なカラスが市の鳥なので、スタンプのインクも真っ黒なのかね。

 ちなみに、那須烏山市の花、木、魚、鳥。

 終着駅らしい雰囲気。


 ここでも歴史がとても古く、1923(大正12)年開業。

 今の新しい姿。

 みどりの窓口がない代わりに、指定席券売機のMV35。(感熱タイプ)操作がわからないときは駐在する駅員さんに声をかければ代わりに操作してもらえそうです。
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滝駅に停車。次は終点、烏山。

2020-07-29 22:18:17 | 2019_春_改元の旅

 最新型のハイブリッドなので、非電化区間は充電した畜電池でモーターを動かす。

 まもなく、滝。
 
 関東に移住してからもう長くなってしまいましたが、「滝」と聞いただけで、つい山口県のことを思い出す。
 平成2(1990)年8月20日からJR西日本管内全域で改札鋏を廃止し、スタンパー導入。3日目なので、真新しい印影がくっきり。
 もう30年になります!!
 平成2年の新聞に、30年後の2020年。世界的に病疫が流行ると載っていた記事が現実になっていると話題に。
 下はPOS端末(乗車券発行機)導入に伴い、硬券の販売は終了しますとのことなので記念購入。

 経由欄は「南小倉」。端末の機種により、「南小倉」や「日豊」のいずれかになる。日立製作所製は分岐して最初の駅名、OKI電気工業は線名で印字。特に千葉県の房総半島、内房線と外房線。どちら回りなのかあいまいなので、「浜野」または「鎌取」で区別するとよいかも。
 例えば【名】名古屋市内 → 木更津 経由:名古屋・新幹線・東京・総武・外房・内房 よりも「総武・浜野」のほうがわかりやすい。外房・内房だと安房鴨川で途中下車も可能だと間違われそう。
 「C制」や「東C」、「クレジット」表示もなく、現金払いなので、何も表示なし。1993(平成5)年といえば、まだクレジットカード持っていなかった。就職して最初に申し込んだのは、やはりJR東日本のビューカード。当時はJR東日本管内みどりの窓口専用の「ハウスカード」。しばらく経過した頃、VISA付に移行。もう1枚は、勤務先の関係で三井住友カード。この2枚だけはなが~いおつきあい。国鉄時代からJRに引き継ぎ、6社どこでも統一のJRカードは今年(2020)年4月から「クレジット」表示はやめ、「C制」に変更。他のカードでもサイン不要になり、暗証番号はJRカードと同じくテンキー入力になるので、区別が難しくなっている理由。

 裏面は磁化券だけど、なーにもない田舎だし、自動改札機なんてないところ。なぜかラミネートでパウチ処理。発券100年経ってもこの状態のまま、永年保存が利く。
 30年前なのに裏の磁気面はたぶん、キャンセルするときの座席を戻すときも、手入力だと誤って他の正式な指定席を控除してしまう恐れがあるので、裏面の磁気で自動的に座席を戻す仕組みだと憶測。現金売上の突き合わせに払い戻しのときも磁気面で控除し、帳簿を合わせるというケースもある。30年前、自動改札機がないのに裏面が真っ黒なのはそういう使い方をしていたかも知れない。

 栃木県の「滝」駅は、ご覧のとおり。

 次は、終点。烏山駅。

 パンタグラフを上げて、充電中。


 こちらの駅は「毘沙門天(びしゃもんてん)」でした。青森県の津軽鉄道でも「毘沙門」駅があります。
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鴻野山ー大金ー小塙

2020-07-25 00:39:55 | 2019_春_改元の旅

 烏山線の歴史はとても古く、1923(大正12)年開業、あと3年で100年を迎えます。古くて国鉄のキハ40が走っていた頃はほとんど懐かしい木造の駅舎だったのに、今はほとんど新しい駅舎に建て替えられています。

 鴻野山駅。

 宝積寺駅や大金駅など縁起のいい駅の因み、数年前から「七福神プロジェクト」. というプロジェクトが始まり、始発の宝積寺駅を除く烏山までちょうど7駅なので、各駅に七福神をモチーフにした駅名票が表示されています。

 右から恵比寿、大黒天、福禄寿、毘沙門天、布袋、寿老人、弁財天。その中で唯一、JRの駅名になっているのは、山手線にある恵比寿。毘沙門(びしゃもん)なら、青森県の津軽鉄道。


 大金駅です。佐賀県の山本駅から大金駅行きの乗車券はここで終了。

 ここでも新型の省エネタイプのLED駅名票。光源が蛍光灯より長寿命なので、交換する手間もかなり半減。

 大金らしく、神様は「大黒天」。明治時代、当時にとって最高額紙幣の1円札の図案は大黒天になっています。1885(明治18)年発行の日本銀行券だけど、現在も1円として有効。
 大金からの乗車券は・・・・

 佐賀駅で購入したものを行使。

 次は小塙駅。ここの神様は「恵比寿」。

 ウィキペディアによると、「周辺に小学校がないため、一駅ながらも大金 - 小塙を通学する小学生がとても多い。」とのことです。
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烏山線初乗車!

2020-07-20 00:00:15 | 2019_春_改元の旅
 烏山線(からすやません)は、東北本線の宝積寺駅から烏山駅の20.4キロを結ぶ地方交通線。

 この画像は友人からお借りしたものです。2017(平成29)年のダイヤ改正まではこのキハ40が活躍していました。現在は今の時代にふさわしく、ハイブリッド車両を導入。引退後は山口県の錦川鉄道やミャンマー国鉄に譲ったそうです。只見線で活躍していた2両が小湊鐵道の車庫にいますが、いつになったら、定期運用に入るんでしょうか。

 烏山線は宝積寺が起点だけど、すべて宇都宮まで乗り入れています。東北本線の電化区間は走行しながら充電し、非電化区間の烏山線に入ると充電した電力で走行。

 沿線は「宝積寺」や「大金」とか縁起の良さそうな駅名があります。

 烏山線のキハ40が引退したのは2017(平成29)年なので、同じ年にこのハイブリッド車両に引き継ぎ。

 宝積寺駅。電化区間はここまで。パンタグラフを収納し、畜電池に切り替え。

 下野花岡駅。

 仁井田駅。キハ40が走っていた頃の2012(平成24)年頃まで大金から烏山間はスタフ閉塞式(単線の衝突を避けるためタブレットという通票を受け取って出発)なので、大金駅に「みどりの窓口」があった.。現在は自動化されているので、ずっと無人駅。
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昭和→平成、平成→山本、山本→大金

2020-07-12 00:04:56 | 2019_春_改元の旅

 平成最後の3月15日から4日間は昭和から平成、そして、私は烏山線が未乗区間なので、片付けるため【区】東京都区内で完了することはなく、縁起のいい栃木県の烏山線にある「大金」まで。有効期限が長いので、いったん自宅に戻り、しばらく出勤。その1週間後、烏山線ということに。

 時間に余裕があるときは、東京駅行きのアクアライン高速バス。乗り場は新幹線の八重洲側なので、窓口はJR東海が陣取っています。国鉄から民営化に変わった直後は八重洲口でもオレンジ色と緑色の窓口が隣り合っているような配置だったけれど、現在は八重洲側はJR東海、丸の内側はJR東日本。八重洲口にJR東日本の窓口があるのは控えめに北口の一角のみ。
 JR東日本を利用するのにJR東海の窓口でグリーン券を購入。

 東北本線は首都圏のありきたりな風景なので、割愛。いきなり、宇都宮から連載。

 12時34分発。時間はたっぷりあるので、ランチは餃子の街と言われている宇都宮餃子。

似たようなお店がひしめいています。

 ここは宇都宮駅弁を製造しているところですかね・・・。

 日帰りで車を運転する予定があるので、ノンアルコールビール。

 友人はレモンサワー。

 ぱっと見た目ではわかりませんが、中身の具材はいろいろ。

 水餃子もいただいて・・・

 烏山線旅のはじまり!

 ここは栃木県だけど、静岡県までの路線案内図。

 熱海までおよそ200分。1時間60分なので、3時間半くらい。214.1キロ。JR東日本のグリーン料金は50キロまでの580円、50キロ以上の800円、2種類のみ。宇都宮から熱海までホリデーの料金で800円(事前購入)。

 烏山線の本数が少ないので、大金で降りず終点烏山までなので、別途乗車券を購入。相変わらず、とんでもないところの佐賀駅ーR発行。まだ令和が発表される前なのに、JR九州のマルス端末は日立のMR52型で統一し、発行駅の後ろに「R」が付く。まるで次の元号は令和を暗示しているかよう。
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これから帰京・・・

2020-07-05 00:12:38 | 2019_春_改元の旅

 門司港駅の近距離乗車券券売機。窓口も2代目開業当時の姿に戻すのはさすがに無理があるようで周りに雰囲気に溶け込むように自動券売機設置。

 発売範囲は当然ながらこのエリアだけど、

 関門トンネルを潜ったあとのJR西日本エリアも発売。なーにもない漁村に住んでいた頃の駅名を見つけては懐かしんでいます。

 そろそろ出発!

 折尾行きは国鉄車両が担当。JR九州は派手で鮮やかなものばかりだけど、近距離や関門トンネルは国鉄車両を割り振り。

 日立製作所 昭和53(1978)年製造。計算してみたら、もう40年近く経っても現役。

 門司港を出ると、次は小森江。昔からあったものではなく、周辺の人口増加に伴い、新しく駅を設けた。当時はみどりの窓口がなかったのに、現在は、簡易スゴカからフル規格の自動改札機設置、みどりの窓口もあります。

 「(かえり)門司港 → 小倉」の乗車券に門司港駅の駅員さんが誤って「使用済」のハンコを捺印されてしまったという事情を説明。「あっ、そうですか。そのままでいいですね、どうぞ!」
 昔の新幹線側と小倉城側は通路をはさんで遠く離れているため、新幹線側はJR西日本、小倉城側はJR九州が陣取っていたが、現在は駅構内をリニューアルし、在来線と新幹線の改札口は隣り合っている状態。みどりの窓口も両社仲良く隣り合っている。

 この特急券と・・・相変わらず、あべこべな買い方。山陽新幹線区間はJR東海、東海道新幹線はJR西日本のカードで決済。

 一緒に自動改札機に挿入。瞬時に扉が開いたので、新幹線ホームへ。

 小倉はすべての「のぞみ」が停まる。

 「東京」の表示がひっきりなく発着。子どもの頃、日本の首都、トーキョーに憧れ続け・・・その通りになれたのはよかったけれど、都会は性に合わなかったのか、田舎暮らしに逆戻り。
 なーにもない秘境でのんびり、ゆったりできているのなら、それで良しという考えに転換。もはや「東京に行きたい」情熱はぷっつりと途切れている状態。

 小倉駅の停車場中心票。1013K190M。東京からの距離だと思うんですけど、時刻表に記載の営業キロは1107.7.7キロ。その差はどこから出てくるんでしょうかねぇ・・?
 新幹線はほぼ直線でレールを敷いているので、1013.190km、乗車券は在来線の距離で計算しているかも知れません。
 品川駅で下車、乗車券は大金までなので、自宅までは別途精算になります。このケースは東京付近の特定区間を通過する場合の特例が適用され、錦糸町からと知っていたので、「山本 → 大金」の乗車券ともにIC系交通カードを差し出し。経由欄を確認し、「錦糸町からですね」。この駅員さんの対応は間違っていませんでした。知識があって素晴らしい。目的地が大金までなので、改元前の「昭和から平成ゆき」の旅はまだまだ続きはあります。
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小倉へ出発!

2020-06-29 00:04:02 | 2019_春_改元の旅

 門司港駅構内にスターバックスがあります。平成時代、都会度を測る尺度のひとつとして、スターバックスの有無。例えば、山口県内。県内で人口の多い下関駅前に山口県内で初めての店舗。令和になってから、やっと山口市や山陽小野田市、周南市にオープン。市原市は田舎だから長年もスタバ空白地域だったけれど、数年前にやっとオープン。

 歴代のスターバックスロゴマークも展示されていました。昭和の古めかしい機器にSONY,令和になって製造されたソニー製のスマホにも全く同じロゴなので、調べてみたら、なんと1973(昭和48)年からロゴマークのデザインを変えず現在に至っている。

 大正3(1914)年、2代目駅舎開業時の様子。

 駅舎の2階に食堂室があったので、それを忠実に再現。

 今のグリーンに相当する1等・2等のお客さん専用なので、いかにも高級な雰囲気が・・・。今のグリーンは豪華な席のみ提供だけど、乗る前の食堂まではそんなサービスは付いていない。

 左側に自動改札機、右側は有人改札の名残なのか、現在も残されています。

 改札口の右側あたりでは、開業当時の関門連絡船通路跡。国鉄が関門トンネルを開通させようと工事が始まったのは昭和11(1936)年。開業は第二次世界大戦真っ盛り中の昭和18(1943)年。北海道の青函トンネルは昭和36(1961)年着工し、開業は昭和63(1988)年。関門トンネルは7年、青函トンネルは27年の歳月。

 昔の風景を写真で再現。
  
 関門連絡船から降りると目前は改札口。

 そろそろ小倉へ戻る時間なので、時間を確認すると13時40分、折尾行き。

 門司港に着いたとき、誤って「かえり」券を差し出し、無効印を押されてしまったけれど、正しくは「ゆき」」の券に無効印を押してもらってから、この券に「誤入鋏」のスタンプを捺印し、さくらマークの無効印に二重線で抹消する手続きがいる。あれこれ指示するのも大変なので、小倉で事情を説明すればいいと思い、無効のパンチ穴を開けられたのではなく、裏面の磁気情報は生きている。自動改札機から入って・・・

 ここに再び来るのはいつになるのやら・・・?

 折尾行きは国鉄の411系でした。

 しかも、ぞろ目。クハ411-111。
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雄信内駅と同期ですが・・門司港駅は7年かけて復原

2020-06-23 00:00:18 | 2019_春_改元の旅
 北海道の宗谷本線、雄信内駅は大正14(1925)年建築。現在も取り壊さず、開業当時のままの姿で保っています。手つかずの状態・・・というか、JR北海道の負担で修復している箇所もありますが、来年(令和3)年から幌延町が駅舎を管理することになりそうです。門司港駅も2代目は雄信内駅と同じく大正14年建築。重要文化財に指定され、7年もかけて当時の姿に戻す復原工事が行われました。

 復原工事完了直後(2019年3月)の姿です!!

 改札口の雰囲気。駅舎の中に開業当時になかった自動改札機だと雰囲気がちょっとおかしくなってしまうので、もう少し先に改札機。

 2代目駅舎開業当時の切符売り場。こんな雰囲気だったんですか。中にいる駅員さんの顔が見えず、受け渡し口から行き先を告げて切符を出してもらう方法なんですか?当時の官営鉄道は上から目線、駅員さんも乗ってもらえるだけでありがたく思え!!そんな態度で接していたから、お客さんの顔を見ずに硬券をすっと差し出すだけ?
 今の時代、1等、2等、3等の種別はなく、普通車とグリーン車の2種しかない。どちらも「みどりの窓口」または券売機で買えるんですが・・・

 官営時代は等級ごとの切符売り場や、待合室も別々。今のグリーンに相当する1等,2等はゴージャス、3等は普通ってことですかね。まるで芸能人の格付けみたいに。

 1等待合室に「みどりの窓口」。マルス端末が見えると当時の雰囲気が壊れてしまうので、設置場所も工夫されている。

 みどりの窓口のとなりに観光案内所。ここでもパソコンはあるはずだけど、カウンターを少し高めにして遠くからパソコンが見えないようにしている。

 ここが「みどりの窓口」とは思えないような雰囲気。駅員さんも、大正時代の制服で当時を再現。

 今のような蛍光灯やLEDがない時代なので、当時の様子を再現するようにLEDの電球色で演出。日没後の門司港駅は昔と同じようにすべて電球色で照らされているかも。
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門司港名物の王様焼きカレー

2020-06-17 00:00:19 | 2019_春_改元の旅

 「世界にひとつだけの」に惹かれ、このお店に決定!ライバルのお店が多いさなか、言葉の魔力なんでしょうか。

 ここは九州なんだけど、関門トンネルを潜れば山口県下関市。

 お店の窓からは本州最西端の街が見えます。

 どれにしようかな~お勧めの「王様焼きカレ-」をオーダー。

 まずはサラダが運ばれ・・・

 ドリンクメニューの中から選んだウーロン茶。(紅茶??1年前の記憶が・・・)

 ふくの唐揚げも出ました!!「ふく」下関のはずだけど、ここでもいただけるとは思いもしなかった。久しぶりにいただきました。
 (下関では「福」にあやかり、「ふぐ」ではなく、「ふく」と発音)

 今度はメインの王様焼きカレー。たっぷりの野菜、チーズが入っています。すごく美味しい。焼きカレーは門司港でしか食べらない名物。

 デザート。ごちそうさまでした!!こう書いているとまた食べたくなりました。山口県に住んでいた頃なら、いつでも行けたはずなのに、JR九州の関門トンネルで九州入り。ほとんど小倉に向かうことが多く、門司港へ寄る機会はあんまりなかった。
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門司港駅構内見学より先にランチ!

2020-06-10 00:07:53 | 2019_春_改元の旅

 復元工事完了したばかりの門司港駅舎。「駅構内の見学はランチのあとにしましょ~まずはお店探しっ!!」

 この建物はJRの2社が同居しているのかねと思ったら、赤いのはJR九州、コンテナブルーはJR貨物。JR貨物は運べるのは原則として貨物のみ。

 旧JR九州本社ビル。あれれ?JR九州の本社は博多じゃなかったの?と思ったら、1949~87年は国鉄九州総局門司鉄道管理局、民営化後は2001年までJR九州北九州本社が置かれたとのこと。つまり、九州全土の本社ではなく、門司鉄道管理局の本拠地。大昔のピンを差し込むマルス端末の電報略号は「モシ」。小倉は「コラ」なので、「モシコラ」。ピン穴の上に駅名のシールが貼られていて、なかなか見つからないときは略号コードの冊子で調べていた。東京の端末は山陰本線のページを開いても「長門二見」とか超マイナーな駅は出てこない。広島支社の「ヒロ」に「フタ」。【区】東京都区内→長門二見の切符を買うときは「長門二見(ヒロフタ)」と書いて提示。あっという間に発券!!今の端末はそんな略号は不要。ナガトと入れるだけで長門粟野、長門大井、長門市、長門長沢、長門二見、長門古市・・・の候補一覧が出て、指でタッチするだけで選択。

 こちらは九州。関門橋の向こう側は本州。津軽海峡のように遠く離れている印象を持たれる関東の方が意外と多く、えっ!?目の前にあるものは本州なの!?と驚く方が多い。下関と門司はそんなに離れていなくて目の前なんです。

 門司はバナナたたき売りの発祥地。戦前、台湾から輸入したバナナが腐らないうちあっという間に売りさばく習慣があったそうです。

 門司港駅側面の道路に、門司名物の焼きカレーのお店が連なっています。

 どの店でも美味しそうだけど、テキトーに選んだところはここ!!

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九州鉄道記念館は懐かしい車両がたくさん

2020-06-04 00:00:15 | 2019_春_改元の旅
 東京から大阪間の東海道新幹線開業前の特急「こだま」の151系に似ていますが、こちらは九州、本州の交直流どちらも使える481系。

 「にちりん」は日豊本線の特急として長年もイメージが定着してしまっているはずなのに、現在は博多を出た「ソニック」は小倉で方向転換し、大分へ。大分から宮崎・宮崎空港は「にちりん」、宮崎から鹿児島中央は「きりしま」といったように3系統に分割。

 懐かしいな・・この車内の雰囲気。小学生のときに初めての家族旅行は別府温泉。小倉から日豊本線は初めて見る風景ばかりで興味津々だったのはおぼろげな記憶があります。

 481系はなんと2001(平成13)年頃まで活躍。

 寝台特急だけど、こちらは客車ではなく電車タイプ。

 昼間、座席として使われときの風景。

 1967(昭和42)年、日立製作所製造。今年は2020年なので、もう53年前になるんですかねぇ・・・。

 座席が寝台に早変わり。現在はもう完璧に消滅してしまいました。現在の電車タイプの寝台特急はサンライズ瀬戸号、出雲号は1998(平成10)年にデビュー。あれからもう22年経ちますが、車内の劣化は見られず。個室は快適さを保っています。

 2017年の夏、長崎本線から大村線に直通するリバイバルのキハ66に乗車したときもこの同じ配色だったけれど、物足りなかったのは・・・

 赤いJRステッカーがなかったこと。物心ついたのは1987(昭和62)年の民営化後なので、当時の姿を目に焼き付いたせいかも?
 記念館の展示物はたくさんありましたが、割愛させていただきます。次回は門司港周辺散策。
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門司の九州鉄道記念館へ

2020-05-27 00:23:02 | 2019_春_改元の旅

 途中で新しく交換したものなのか不明ですが、私が物心ついたときからずーっと同じ国鉄様式の駅名票。【九】マークは特定都区市内の北九州市内。200キロ以上の乗車券は小倉が起点になります。日田彦山線の「呼野」という駅も、まわりは何も無く寂しいところなのに小倉南区内。豊肥本線の若松駅も若松区。若松駅に出かけたのは1992(平成4)年あたりかな・・・。電化されていなくて、DD51ディーゼル機関車が牽引する50系レッドトレインがまだ現役だったころ。鹿児島本線の原田(はるだ)まで乗車し、筑豊本線全線は早くもクリア。現在は折尾から桂川まで電化されており、折尾から若松までは最新型の蓄電池電車BEC819系デビュー。電化区間で充電し、非電化区間でも走れる電車ってことです。桂川から原田までは超ローカル線になり、古い国鉄のキハ40を充当。あれから30年近く経つと、筑豊本線も激変。JR九州の中で久しぶりに乗りに行きたくなる路線。
 ユーチューブなどで最近の若松駅の様子を見させてもらいましたが、1992(平成4)年よりかなり劣化。あの頃はみどりの窓口があって、改札もやっていたのに、今はみどりの窓口撤去。朝のラッシュ時(6時30分 - 8時30分)のみ駅員配置、8時半を過ぎると終電まで無人駅。

 真新しい畜電池電車はこの817系をモデルにしたもの。ぱっと見た目似ています。

 0哩(ゼロマイル)
ここは九州の鉄道の起点となったところです。
明治24年4月1日、この門司港駅(当時の門司)から玉名駅(当時の高瀬)まで鉄道が開通しました。
このとき門司港駅に0哩標が建植され九州の産業と文化はここを起点として延びる鉄路とともに栄えてまいりました。

 817系の前代、813系。JR九州は民営化直後新しく製造されたのは811系。交流のみなので、JR西日本につながる直流の関門トンネルを通さなかったのはJR九州のエゴイスト。島国の入り口となる、青函トンネル、瀬戸大橋、関門トンネルはそれぞれ北海道、四国、九州の所有とすると国鉄分割時に決められたのが失敗。本州3社のほうが経営基盤が強いので、それぞれ東日本、西日本の所有としたほうがよかったかも。

 駅舎見学より先に九州鉄道記念館へ。

 私が山口県の何も無い田舎で暮らしていたときからあったものだったかな?と調べてみたら、2003(平成15)年オープン。田舎に帰ることもあったんですけど、ここに来るのは全く初めて。

 今は「門司港」だけど、開業時は「門司」。昔は右から左へ。

 となりの駅は大里(現在の門司駅)。「福岡縣企救郡」。北九州都市モノレールの終点は「企救丘(きくがおか)」と何度も目にしているので、企救郡を見ただけで「きくぐん」と言えたわけですが・・・明治時代の門司は「企救郡」。それが消滅しても、モノレールの駅名に「企救」を採択しているので、ずーっと大昔から伝承。
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門司港へ急げ!!

2020-05-21 00:00:22 | 2019_春_改元の旅
 在来線列車の乱れにより、新幹線で小倉へワープ。「超光速航法」と言われていますが、在来線が乱れている状態だと、いつ門司港に着けるかわからない。新幹線は定刻通りなので、わずか数分で移動。

 新幹線から在来線への乗り換え改札口で係員に提示。原券の「山本→大金」の乗車券を確認できたら、こちらは区間外乗車になるので「入鋏済」のチケッターが入るはずなのに、なぜか省略。

 今度の発車は9時18分 門司港 8番乗り場。(今の時間は10時20分過ぎ)

 懐かしい、故郷の小倉駅。

 813系より新しい817系入線。JR九州は派手なデザインばかりです。

 小倉のとなり、門司まではかつての生活圏。下関から関門トンネルで潜って門司、小倉。門司から門司港まではあんまり乗らないので、何十年ぶりになる。

 国鉄の関門トンネルが開通したのは戦前の1942(昭和17)年。戦争の混乱期だというのに、関門海峡の地下を掘り続け貫通させる技術があるのは驚き。

 時代を遡って解説しますと、ここはもともと九州の入り口の玄関なので、「門司駅」。関門トンネルを開通させた1942(昭和17)年からトンネルの出入口に近い大里(だいり)駅が九州の玄関口となったので、「門司」に改名し、それまでの「門司」は「門司港」となりました。

 門司(現門司港)駅開業は1891(明治24)年開業。2代目の駅舎は、1914(大正3)年に竣工。2012(平成24)年から7年の歳月をかけ、2代目駅舎の開業当時の姿に大がかりな復原・耐震工事を行い、2019(平成31)年に工事完了したばかりなので、見に行きました!!
 左側の改札ラッチは当時の姿の再現しつつも、右側は自動改札機。

 駅員さんに記念持ち帰りを申し出。さくらマークの「JR九州」使用済押印。
 あとから確認してみたら、あれ?押してもらったはずのスタンプがない!!
 間違えて、かえりの券「門司港 → 小倉」を差し出した私に非はあるんですけど、駅員さんも、もう少しよく見ろーーー!!
 きっぷをよく見ない節穴の状態だとキセラーに狙い撃ちされてしまいますよ。運転士でなくても駅員さんも正しい乗車券なのか指さし呼称!!
 JR九州のコーポレートカラーは南の明るい太陽の国を連想する「赤」。南国らしく大らかなところも見受けるんですけど、JR西日本みたいにもう少し厳しくしましょう~!JR北海道はオーバー。厳しすぎる。

 門司港に来たのはいつ頃でしたっけ?と調べてみたら、なんと2003(平成15)年の12月29日。西日本、東海、東日本のきっぷを、全く関係ない九州の駅で買う。そういう、ひねくれた買い方はずっと昔から・・・。
 
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