東京アイランド

OCNブログ人サービス終了に伴い、ここに引っ越ししました!

DD51 1100が・・・・

2016-07-10 00:26:58 | 2015五能線&道央&カシオペア


 DD51 1100。1ケ月前の10:00、いつもお世話になっている駅のみどりの窓口係員に渾身の10時打ちを託し、やっと取れました!!1回目の上野から札幌は秒殺で瞬時に売り切れ。2回目のリベンジは札幌から上野行き。窓口は混んでいたが、時計を気にして9時58分になったころでスタンバイに入る準備。時報サービスの117にかけ、10時00分0秒をお知らせします。ピッ(57秒)、ピッ(58秒)、ピッ(59秒)、ピーン!(00秒)のタイミングに合わせ、「発信」ボタン連打!!やっと取れました!!!ピーン!と同時に、全国のマルス端末から殺到し、押した順番から席が売り出され、即売。それでもフリーズしない強靭なシステムを作ったのは日立製作所。
7月4日にナンバープレートが外された状態でDD51の廃車回送があったと報じられたばかり、外されたナンバープレートはどうしているんだろ?と追跡してみたら・・・

 やはり、ヤフオクに出品。このナンバープレートだけで512,100円ですよ!???側面2枚と、前面と後ろに2枚、1台で4枚のプレート。200万円!?私?1枚100万円に達しても、買いませんよ。

 北斗星のエンブレムマークだけでも30万円!?狂気の沙汰としか言いようがない。それにしても、出品者は何者だ!?どのように入手して、出品したのか経緯を細かく分析しないと。(笑)
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長ーい間の活躍、お疲れさまでした。そして、ありがとうDD51

2016-07-06 00:00:06 | 2015五能線&道央&カシオペア

 「北斗星」や「カシオペア」をけん引した機関車
 【室蘭】JRの寝台特急「北斗星」や「カシオペア」などをけん引したDD51形ディーゼル機関車が4日、8両連なって室蘭港崎守埠頭(ふとう)に到着した。機関車が8重連するのは珍しく、全国から鉄道ファンが駆けつけた。
 
「重量感と迫力すごい」
 JR貨物によると、8両の機関車は3日午前11時に函館を出発し、夕方に東室蘭駅に到着。4日午前に同駅から崎守埠頭の鉄道貨物用引き込み線に運び込まれた。輸出を取り扱う商社によると、8両は年末にもミャンマーに向けて船積みされ、再利用される見込み。
 崎守埠頭近くの陸橋や線路沿いにはカメラを手にしたファン50人以上が詰めかけた。東京都大田区の自営業中村聡さん(28)は「8両も連なると重量感と迫力がすごい。寝台特急を引いてきたDD51には特別な思いがあり、感動しました」と話していた。

 北海道新聞 2016年7月5日 11時10分 配信


 ユーチューブ動画の出所は こちら

 子どものころ、山陰本線の古めかしい、手で開けて乗る旧型客車(オハ33やスハ42とか)のけん引機はDD51。小学生になると、自動扉付きのレッドトレインのオハ50。山口県のお隣の北九州も、石炭産業で栄えていた北海道と同じく網の目のように鉄路が敷かれてあった。石炭が取れなくなり、働き手が次々と出てしまい、急激に人口減。福岡県山田市(現在は嘉麻市)も、昔は4万人もいたのに、1万人に減少。北海道歌志内市に次いで2番目に人口が少ない市として有名でした。石炭輸送目的で敷設された、上山田線(筑豊本線の飯塚~日田彦山線の豊前川崎まで25.9キロ)もJR九州発足後わずか1年5ケ月で廃線。(1988年9月1日廃線)ちょうど夏休みだからと、いきなりの思いつきで朝5時台の汽車で「長門二見 → 西小倉 経由:山陰・山陽・鹿児島線・筑豊・上山田線・日田彦山・南小倉」当時の車内補充券は手書きなので、下関駅窓口で購入。複雑な変な経路はいつも途中の「みどりの窓口」で発券。上山田線も1回だけ最初で最後の乗車、赤いオリジナルのDD51 1080番だったと記憶。
 2015(平成27)年9月・・・最後のDD51は札幌から上野行きのカシオペア、先頭はDD51 1100番、後ろの2両目は1140番。
 この回送に含まれているか、動画を確認してみましたが、ナンバープレートがはがされていて、どれが最後に乗った機関車なのか、不明。
 子どものころ飽きるほど何度もDD51に乗ったのに、今はもう乗れなくなってしまいました。DD51が恋しくなったら、ミャンマーに行くしかないです。
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久しぶりに小湊鉄道

2016-04-25 00:04:41 | 2015五能線&道央&カシオペア
 カシオペアが上野に到着したのは9時25分。すたこらさっさと山手線にお乗り換え・・・っというわけではなく、13番線に到着したカシオペアの姿が見えなくなるまでお見送り。先頭のEF510がバック運転。尾久車両センターに回送され、シーツや枕カバー、寝巻をお取替え。今夜の出発に備え、各客室の清掃。タオルなどのアメニティーグッズ配備。食堂車も、材料調達。札幌発の場合は、苗穂車両所で出発の準備。
 今、北海道行きの寝台車に乗りたいと思っても、もう1本も走っていません。昭和63(1988)年3月13日青函トンネル開通。当初、上下2本ずつ。多客時は臨時して上下1本追加。札幌行きは北斗星1・3・5号、上野行きは2・4・6号もあったのに・・・。
 青函トンネルは新幹線用のレールと、在来線用のレール、3本が敷かれてあって、JR貨物は交流2万5千ボルトに対応するEH800機関車が在来線用のレールで牽引、E5系やH5系の新幹線は新幹線用レールで交流2万5千ボルト。そのため、はやぶさと、JR貨物とのすれ違いは可能になり、新幹線が280キロで飛ばすと、風圧により貨物列車とすれ違うと転倒してしまう。青函トンネルは140キロに減速しているので、スーパー白鳥時代とほぼ同じくらい。
 1954年(昭和29年)、台風が接近しているのに、誤った気象判断によって出航し、洞爺丸他4隻の事故(洞爺丸事故)など次いで発生。津軽海峡に鉄道のトンネルを通すことが最大の課題だとその頃から持ち掛け、1964(昭和39)年に東京~新大阪間の東海道新幹線開通。北海道にも新幹線を通すことの構想があり、青函トンネルでも新幹線を通すような仕様で1963(昭和38)年、青函トンネル着工。
 1988(昭和63)年開通時は、東北新幹線の終点は盛岡。盛岡から先は在来線しかないので、青函トンネルも在来線として開業。
 2002(平成14)年、盛岡から八戸開通。並行在来線の東北本線盛岡 - 目時間がIGRいわて銀河鉄道、目時 - 八戸間が青い森鉄道にそれぞれ移管。
 2011(平成23)年、八戸から新青森まで開通。3月5日、E5系による「はやぶさ」号運行。ところが・・・6日後、東日本大震災。
 2016(平成28)年3月26日、北海道新幹線開業。青函トンネルに新幹線を通す構造を練っていたのは53年前。それが現実に。
 昭和38年、「丸い鼻が特徴の東海道新幹線の0系が、北海道にも走らせる」というのが当時の道民の夢でした。0系はもう完璧に廃車になりましたが、姿を変えて最新鋭のH5系。

 奇しくも、帰りの汽車は昭和36(1961)年製造の、キハ201。小湊鉄道は首都圏にありながら半世紀前の汽車が現役で活躍中。今年は2016年なので、1961年はもう55年前。

 車両はとても古いのに、運転士さんは平成生まれ(?)の若い人が乗務。

 昭和36年製造、その20年後に改造を受けたので、「昭和56年改」の銘板付き。

 小湊鉄道は昭和30年代で止まったままなので、消毒済の管理表も手書き。

 小湊鉄道でICカードが使えるのは路線バスと、高速バスのみ。鐵道利用にスイカやパスモが使えないのは本末転倒。JRの券売機にキタカ(JR北海道のICカード)を差し込み、小湊鉄道の切符に引き換え。小湊鉄道各駅の自動券売機に全国の交通系ICカードが使えるように改造してくれれば利便性もあがるのに~。
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上野駅・・・

2016-04-24 00:20:23 | 2015五能線&道央&カシオペア

 鉄路が行き止まりになっている上野駅13番線ホーム。あけぼの(上野~秋田経由~青森)や北斗星に乗りに出かけたのも、同じくここから発車。昔の記憶はありませんが、今は壁がカシオペア色に染まっていました。

 青森からの牽引機はEF510-515。北斗星色になっていました。北斗星はもうなくなっているので、カシオペアに引き継いだと思います。


 寝台特急の発着がなくなった13番ホームは現在も、上野始発の東北本線、高崎線の電車が入線。

 1列車1室しかない展望スイート。運よく取れた人は非常にラッキー。

 今年の6月になれば、再び、北海道にこのようなロゴは見られるでしょう。しかし、団体列車に生まれ変わるので、マルス端末から発券できなくなるのは確かです。

 EF510-515は 三菱と川崎共同、2010年製造。比較的新しいです。

 JR東日本管内で電気機関車が牽引する、定期列車はもうなくなっています。JR貨物が買い取ったでしょうか。

 長かった、2015年五能線&カシオペアはこれで最終回。今度はJR北海道H5系の話題になりそうです・・・。
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定刻通り9時25分、上野

2016-04-22 00:19:25 | 2015五能線&道央&カシオペア

 昨日の16時12分、札幌駅発車。翌朝9時25分、上野。17時間の旅ですが・・・本当に短かった。小笠原海運の「おがさわら丸」も、7月から真新しい船デビュー!!従来の25時間半から24時間に短縮。小笠原へは、「カシオペア」の運行時間にプラス7時間。日本一秘境のアオガシマは、2010年、2014年に行っているのに、小笠原は2009年が最後。東京の島々のなかで、青ヶ島と小笠原が1番お気に入り。どちらも言えるのは中途半端ではなく、「極端な島」。しかも、山口県下関市で造られた三菱重工業の船でライフラインが結ばれています。

 1ケ月前の10時00分00秒、熾烈な競争を勝ち抜いたのは8号車。時報を聞いて、押すタイミングがよかったのか、席取りゲームに着席成功!!あぶれた方々は、キャンセル待ちが出ないか、何度も足しげく窓口へ通うとか大変。飛行機はキャンセル待ちを申し込めば、空席が出た順番になりますが、JRのマルスシステムにキャンセル待ちはありません。空席照会で運よく空席を見つけていれば、勝ち。JR東海の品川駅。ある駅員さんがカシオペアの空席は出ないかとマルスをいじったら、奇しくも1号車1番(展望スイート)に空席があった。魔が差して、思わず「発信」ボタン押下。発券したのはよかったけど、自分は乗らずに自宅へ持ち帰った。1号車1番は「予約済」状態になり、誰も乗らないまま上野を出発。罪悪感がして、上司に相談して、発覚。乗らなくても、自分のポケットマネーから売上金に入れるとか、自分のクレジットカードで決済しておけば、バレなかったはず。よく考えてみれば、九州豪遊グリーン乗り放題みたいに、指定席はすべて金額は ¥***。座席だけ抑えておいて、金額を徴収しない仕組みはある。(業界では「指ノミ券」)カシオペアに「指ノミ券」で発券できる機能はあるかどうか不明ですが・・・。

 原券は代金決済。同じ列車の席替えなので指ノミ券。金額は¥***になっているので、売上金の集計には入らないもの。


 上の原券を窓口に提示すると、下のような特急グリーン券、特急券も¥***(0円)で出せます。
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カシオペアの旅は長かったようで短かった。ついに上野。

2016-04-21 00:33:48 | 2015五能線&道央&カシオペア

 食堂車で朝食後、最後尾の12号車に移動。どなたでも利用できるラウンジカー。

 展望台から眺める景色は抜群!!1号車の展望スイートは、窓一杯けん引機のEF510電気機関車なので、展望の妨げになっているかも知れない。
 上野から札幌行きは、1号車展望スイートは開けていて、逆に札幌から上野行きの展望はDD51(札幌~函館)、やっと開けたかと思ったら、函館から青森の青函トンネルだけ。ED79は12号車ラウンジカーに連結。青森で再び眼前にEF510連結なので、上りは思うように展望を楽しめないかも知れない。

 上野に近づいているせいか、ラウンジカーにいた乗客たちは自分の部屋に戻り、下車準備。

 直流区間の東北本線(黒磯~上野間)は東海道本線と同じ湘南色帯のE231系、E233系が主流。昨日は北海道にいたばかりだというのに、この風景を見ると、普段の日常に引き戻されたという感じに・・・。

 上野・・・がっくり。上野に向かう途中に何かの天災が起きて、カシオペアに乗れる時間をもっと長くしたいのがホンネだけど、それが叶えず。本当にカシオペアは快適な空間、長旅でもさすがに疲れを感じさせない豪華な列車。今年の6月、カシオペアは復活し、再び青函トンネルを潜る予定ですが、けん引機はどう変わるか、気になるところ。

 青函トンネルはJR貨物の新幹線仕様機関車、木古内~函館間のいさりび鉄道に乗り入れ、函館からはディーゼル機関車だけど、もしも、国鉄型DD51だったら、奇跡の復活。JR貨物のDF200だったら、魅力さは半減。JR貨物の運転士が牽引できるものは、貨物のみ。カシオペアは旅客なので、JR貨物の車両をJR北海道が借り入れ、JR北海道の社員が運転するのが決まりだそうです。JR貨物といえば、機関車が貨車を牽引しているところが多く、かつて全国を走っていた、ブルートレインのけん引もJR貨物に委託??と思いましたが、ブルートレインの機関士さんは、各旅客鉄道会社の制服に制帽を着用。貨物は貨物。ブルートレインは人命を預かる旅客を乗せているので、各旅客鉄道会社が職責を果たすためハンドルを操作。鉄道の動力車操縦者運転免許に細かい規定があり、自動車の運転免許証と同じく免許に載っている要件以外の車両を運転してはならないとか・・。まだまだカシオペアの話は続きます。
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さよなら急行列車

2016-04-20 00:17:01 | 2015五能線&道央&カシオペア

 やっと図書館で借りられました!!2016年1月15日発行なので、およそ3ケ月後。
 表紙は2015年10月、函館駅。急行「はまなす」のけん引機はDD51 1100。


 札幌から函館まで331.5キロ。豪華なE26系カシオペアを担当したり、ときには古めかしい国鉄客車14系。
 DD51の定期列車はもう消滅してしまいましたが、再び乗れる日はあるでしょうか・・・。
 この本を読んでいると、北海道から九州まで全国で活躍していた懐かしい急行列車の写真や一部、時刻表も掲載。
 昭和39(1964)年9月。東海道新幹線が開業する前月の東海道本線の時刻表を見ていると・・・

(すべて東京駅始発)
 19:30 急行第2宮島 広島    
 19:33 普通     小田原
 19:46 普通     熱海
 19:50 急行出雲   浜田(一部、B2寝台連結)
 20:00 急行伊勢 那智  鳥羽 新宮
 20:03 普通     小田原
 20:10 急行はりま  姫路
 20:17 普通     沼津
 20:20 急行 能登  金沢(一部、寝台連結)東海道・北陸経由
 20:30 急行 安芸  広島
 20:40 急行 銀河  神戸
 20:47 普通     伊東
 20:50 急行 すばる 大阪
  (省略)
 21:30 急行 築紫 ぶんご 博多 大分

 なんと昔は夕方になると10分おきに東海道本線の下り列車の急行列車発車。朝の時間帯は、西日本各地から相次いで急行が東京到着する時刻がずらり。今の時代、飛行機さえあれば、全国各地へはあっという間に到着してしまう。昔は夜を徹して目的地を目指す急行列車がたくさんあった。昔のほうが旅情があって、とてもよかった。
 国鉄時代、ディーゼルの特急キハ80「にちりん」宮崎までおよそ7時間と過去の記事に書きました。あれほど急行がたくさん出ているので、急行「にちりん」の誤りではと思い、本書でよく調べてみたら・・・

  1964(昭和39)年10月1日、日豊本線に急行「にちりん」デビュー。急行型のキハ58系。
  1968(昭和43)年10月1日、急行から特急に格上げ。キハ80系。となっていました。
 
 キハ80は昭和30年代に製造された、初代のディーゼル特急。主に北海道の特急オホーツク号はキハ80の新性能型としてキハ181に継承。車齢40年経っても北海道では現役。北見から札幌まで321.5キロ、4時間半は本当に遠かった。小倉から宮崎まで339.9キロなのに、昔は7時間かかったのは、大分県の佐伯(さいき)から宮崎県の延岡間に宗太郎峠の急こう配の鉄路。ディーゼル特急は思うようにスピードは出なかったかも知れない。

 山口県の故郷、滝部駅発行の急行券。平成4年あたりからPOS端末導入。端末に入力するだけで印字された乗車券が出てくるので、この日にどんな切符が売れたか、券種ごとに記入する手書き帳簿は廃止。POSが売上を記録し、1日に発売した金額と、窓口下の引き出しに入っている現金との突き合せで間違いがなければ、この日の業務は完了。
 自動的に売上金を集計してくれるPOSが入る前は、硬券。1日の売上集計が終わると赤鉛筆で印をつけた跡があります。次の日に1番最初に急行券を購入したのは私、ということになります。印の線が何本も引かれていたら、連続して何日も売れなかったということがわかります。3本の線が引かれていたら、3日も売れず、4日目で最初の購入者になります。20年以上昔の話になるのに、今でも覚えているのは子供の時からずっと駅員さんを細かく観察。帳簿を見ながら電卓(そろばんを使う駅員さんも)を弾き、硬券の裏に赤鉛筆で印をつけるのを見たので、売上を集計しているんだなと。(笑)
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カシオペア朝食

2016-04-19 00:06:05 | 2015五能線&道央&カシオペア

 昨日の16時12分に札幌を出発したばかりなのに、今はもう見慣れた、首都圏の駅を通過。途中で第三セクターの青い森鉄道やいわて銀河鉄道を通過しましたが、熟睡中で気づかず。両社に北斗星やカシオペアを通過するので、JR東日本から線路の使用料を支払っていたが、現在は打ち切っています。JRの使用料で賄っていたので、寝台特急が通らなくなり、今後の見通しが懸念されているようです。

 今度はメインディッシュが運ばれてきました。北斗星の朝食にいただいたものと全く同じでした!!

 これも懐かしいです。北斗星の食堂車で出されたものと同じ。


 焼きたてホカホカのパン。

 友人がパチパチ撮影していたので、何を撮ったの?と聞いたら、ディーゼル機関車。
 DD51は、凸、ボンネットの比率は、前後同じ。真ん中は運転席。このタイプはDE10。ボンネットが前後同じ長さではなく、どちらか短い。
 パワーが強いのは、もちろん、DD51。北斗星やカシオペアのけん引機にDD51重連を採択している。DE10はボンネットが片方だけ半分なので、短区間での入換用途を主目的として開発されたもの。
 しかし・・・平成の初めころのJR九州。当時、JRに変わってから最初に製造された特急はとても斬新なデザインのハイパーサルーン、783系。豊肥本線の水前寺(すいぜんじ)までの5.8キロはハイパーサルーン乗り入れ。非電化区間なので、DE10が牽引ということもあった。今はなき、上山田線の50系客車牽引にDE10。山陰本線はDD51がメインだけど、九州に行けばDE10に遭遇する時期もあったので、これも懐かしい機関車。
 ハイパーサルーン DE10 (1番下の写真です)
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カシオペア朝食セット

2016-04-12 00:02:34 | 2015五能線&道央&カシオペア
 7時に並んで、やっと席に座れたのは7時30分頃。終点上野まであと2時間あまり・・・。東北本線の黒磯駅は交流から直流に切り替えるセクション。ここからは首都圏でお馴染みのE233系。東京近郊区間エリアに突入~!!しかし・・・

 9月8日はあいにくの雨。開放的な窓ガラスは露に濡れていました。ヘルメットをかぶった自転車通学生や、通過する駅ホームで並ぶサラリーマンの姿。E233系もすれ違い、北海道から東京に戻ってしまったと実感。

 カシオペアは目まぐるしく上野と札幌を往復しているので、取り替えなくてもよいように・・・生け花ではありませんでした。

 和食セットと洋食セットの2種類。車内のインテリアは洋風っぽいなので、洋食セットをオーダー。

 アルコール入りのワインではありません。ジュース。

 サラダ。

 フルーツ類。メインディッシュはあとなんですね・・・。
 宝積寺(ほうしゃくじ)駅通過~!!ここでも「宝」を積む駅として、縁起のよい駅。非電化ディーゼルカーが走行する、烏山(からすやま)線の始発駅でもあります。途中に「大金」駅があるので、「宝積寺から大金」の切符も有名です。私はカネに執着しないほうので、年賀状の縁起切符には採択せず・・・。カネより、「幸福」「幸せ」が1番。宝積寺を過ぎると、次は栃木県の県都、宇都宮。7時50分停車。ここで新幹線に乗り換えても、8時10分発、上野8時58分着。カシオペアは9時25分に着くので、そんなに変わらない。大宮を過ぎると、過密地帯を走行するので、速度を落としているからでしょう。
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【新刊】北海道の大地から消えた鉄道風景 江差線増補版

2016-04-08 00:34:26 | 2015五能線&道央&カシオペア

 北海道新幹線開業前日の3月25日に発刊されたばかりの新刊です。図書館では購入見合わせたもので、自分が気になるものは自己所蔵として購入。図書館で借りてみて、中身がとてもよくて自己所蔵にしたいときは購入。自宅の本棚がパンパン膨れ上がる一方。青ヶ島や小笠原に関する本や、「シケーはいかに執行されるのか」の本や、廃駅終着駅、郵便関係、北朝鮮・・・・非常に変わっている変な本ばっかり。特に「シケー」や「プッカン((韓国のハングル表示북한=北朝鮮)、北朝鮮では自国を朝鮮조선(チョソン)と表記 」は自分にとって関係ないことなんですが・・・当事者にとっては非常に深刻。しかし、北朝鮮に関する書物を読んでいると、日本の昭和30年代を彷彿させるものもあるので、少し懐かしい感じです。
 国鉄時代の北海道は、網の目のように鉄路が敷かれてあったのに、現在はスカスカ。さらに将来的に採算のあわない末端区間を廃止したいとかで計画が進められているようです。


 昔はあれほど路線があったのに、現在は一部なくなっています。もう2度と見られなくなった光景を1冊にまとめたものです。税込み1944円は1冊あたりの単価としては若干値が張っていますが、どのページでも見ごたえはあります。今度の北海道は航空機を使わず、新幹線かな。北斗星、カシオペア、はまなすで潜った青函トンネルを今度はJR北海道のH5系か!?しかし、H5系は4編成のうち、運用されているのは2編成なので、乗れるダイミングは難しそう・・・。
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JR北海道の話題3件

2016-04-07 00:26:53 | 2015五能線&道央&カシオペア
「旧白滝」駅舎移設を計画 3月廃止の石北線・秘境駅

04/04 07:00、04/04 07:31 更新

【遠軽】3月に廃止になったJR石北線の旧白滝駅(オホーツク管内遠軽町)の駅舎を保存しようと、地元自治会が駅舎の移設を計画している。移転後は旧白滝駅の案内板などを展示し、鉄道ファンを呼び込みたい考えだ。

 旧白滝駅と同時に廃止になった下白滝、上白滝の両駅を含め、いずれも町内の石北線3駅はファンの間で「秘境駅」として知られていた。

 移設を計画しているのは、地元の下白滝旧白滝自治会(斉藤雅俊会長)。近く町を通じ、JR北海道に駅舎の無償譲渡を申し入れる。

 駅舎は旧白滝駅近くの民有地に移す予定で、経費は寄付などで賄う。

 旧白滝駅は1947年開設。駅舎は木造平屋で、広さ約10平方メートル。これまで待合所として利用されていた。駅舎建設では、地域住民が寄付を募って建設資金として、旧国鉄に提供した経緯がある。

 町はJRから、この3駅の案内板や時刻表などの備品の寄贈を受けており、自治会側は町に働きかけ、移設後、駅舎内にこれらの備品を展示する計画。

 斉藤会長は「全国から鉄道ファンや観光客が訪れる場所にしたい」と話す。

 なんと!!旧白滝駅を民有地に移転し、使われていた駅名票などの備品を展示する計画はあるそうです。しかし、留萌本線に関する残念なニュースが同時に入りました。留萌本線の留萌から増毛間は2016(平成28)年11月30日で廃止する予定。まだ半年以上もあるのに、駅の備品を盗む心なき者が現れました。3月25日で廃止になった金華駅も盗難被害に遇いました。2014年5月に廃止の江差線(木古内から江差間)も同様。備品は公共施設の一部であり、廃止後は沿線自治体に歴史資料として寄贈されるべきものを盗んだ者の個人所有にするのはどうかと思う。
駅名標広告や運賃表 盗難相次ぐ 廃止方針のJR留萌線の無人駅

北海道新聞 4月6日(水)12時1分配信
増毛駅で2枚、舎熊駅2枚、礼受駅3枚、瀬越駅1枚

 【増毛、留萌】JR北海道が2016年度中の廃止方針を示しているJR留萌線の留萌―増毛間の無人駅で、「駅名標広告」と「きっぷ運賃表」が複数なくなっていることが5日、分かった。留萌署は窃盗事件とみて調べている。

 留萌―増毛間(9駅)は留萌駅を除き8駅が無人駅。駅名標広告(縦1メートル、横20センチ)は駅名をひらがなで表記し下に広告を掲載しているもので、増毛駅(留萌管内増毛町)で2枚、舎熊(しゃぐま)駅(同)2枚、礼受(れうけ)駅(留萌市)3枚、瀬越(せごし)駅(同)1枚の計4駅で8枚がなくなっている。

 昨年10月、留萌駅員がなくなっているのに気づき、広告を担当する子会社が今年1月、留萌署に被害届を出した。子会社によると、ホームの柱などに取り付けているステンレスベルトが切断されていたという。

増毛では駅舎内の運賃表も

 増毛駅では昨年10月、駅舎内にねじで固定されている運賃表(縦40センチ、横60センチ)がなくなっているのが見つかり、JRが被害届を提出し新たな運賃表を設置した。

 留萌駅の大野敏路駅長は「全国から訪れる鉄道ファンががっかりする。盗まないでほしい」と話している。

3月廃止の「カシオペア」 ツアー専用列車として6月に“復活”

産経新聞 4月6日(水)16時6分配信
 JR東日本は6日、北海道新幹線開通に伴って3月に定期運行を終了した寝台特急「カシオペア」の車両を使い、旅行会社が販売するツアー専用の臨時列車を6月から運行すると発表した。
 上野を発着して3泊4日で東北・北海道を周遊する「カシオペアクルーズ」と、週末に上野-札幌間を往復する「カシオペア紀行」の2形態で走らせる。まず子会社のびゅうトラベルサービスが催行し、4月下旬から予約を受け付ける。

 カシオペアが九州方面に走ることはなく、やはり車両の所有するエリアで活躍することに決まったそうです。もし、特急カシオペア 鹿児島中央行き(日豊本線経由)を走らせたら・・・
 東京 17:05 → 名古屋21:31 → 大阪23:52 → 岩国4:42 → 下関7:10(機関車付け替え)7:14 →門司7:23(機関車付け替え) 7:28 → 小倉7:35 → 大分 10:31 → (大分と宮崎の秘境山岳越え。宗太郎駅通過)延岡 12:34 → 宮崎 13:52 → 鹿児島中央 16:20になる計算。東京を出発してまるまる1日カシオペアに揺らされるのも楽しそう。
 ちなみに東京から鹿児島中央まで新幹線で最速6時間半。東京6:00 → 小倉10:36(のぞみ1号)/10:42 →鹿児島中央12:37(さくら407号)。距離は1463.8キロ。指定席特急料金は博多からの九州新幹線加算分も含め、14070円。しかし、北海道新幹線は少し割高感がする。
 東京6:32 → 新函館北斗10:58 (はやぶさ1号)862.5キロで指定席特急料金は新青森からの北海道新幹線加算分も含め11130円でした。単純に計算してみると、鹿児島中央行きのほうが安いです。
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あと二百数キロで上野・・・

2016-04-05 23:52:06 | 2015五能線&道央&カシオペア
 ダイニングカーの営業タイムは2回のディナータイム(予約制)と、予約なしでどなたでも利用できるパブタイム(軽食)は21時45分から。席の数が限られていて、早く並ばないとなかなか利用できるチャンスがない。上野発札幌行きの北斗星のパブタイムを利用しようと思っても、「大変申し訳ございません。22時30分がラストオーダーになっておりまして、まだまだ予約待ちのお客様がいらしております」あちゃー。今から申し込んでも無理ってことです。
 カシオペアのパブタイムは諦め、朝食だけはどうしてもダイニングカーを利用したい。今日は満席なので、朝早いうちに並ばないと・・・。

 日没後は暗くてキロポストは確認できず。今回は夜が明けているので、キロポストが見えます。上野東京ラインができる前は、東北本線といえば、上野発着。沿線に設置されているキロポストは上野からだと勘違いしてしまいそうですが、実際は東京駅から。東京から神田間でも、東北本線。有楽町から神田までのマルス券を購入すると、2.1キロ140円でも経由欄は東海・東北と印字。
 このあたりのキロポストは、210くらい。東京まであと210キロ。函館から東京まで江差線・海峡・目時・東北経由で899.6キロ(旧時刻表で調査)現在は北海道新幹線経由、経由欄は函館線・新函館北斗・新幹線・新青森・新幹線・東京ですが・・・直線区間が増えたのか880.4キロに短縮。(およそ19.2キロ短くなっています)
 東京まであと210キロというのは・・・900-210=690キロも夢の中を走行中。

 青森23:48 
 盛岡 2:19着/2:21発 (青森からの機関士交代するため、ドア開閉なし運転停車)
 仙台 4:33着/4:35発 (ドア開閉。機関士交代)
 福島 5:36着/5:38発 (ドア開閉)
 
 210キロといえば、福島県の須賀川あたり。その頃目覚めました。


 A寝台なので、新聞サービス付き。全戸のドアに朝刊が架けられていました。

 9月8日。長かった旅も、もう少しでラスト。


 モーニングコーヒーサービスは朝6時半から。ちょうど今の時間です。車内販売か、ラウンジカー、ダイニングカーで受け取れるとのこと。ラウンジカーのほうが近いので、ホットコーヒーを受け取り、自室で新聞読み。朝食サービスもその頃開始なので、今度はダイニングカーに行ってみました。案の定・・・人が並んでいました。210あったキロポストが160に。ああ・・・上野が近づいてしまう。速度を落としてゆっくり走っていいよ・・・と念じるが、無情にも「特急」らしく車窓から眺める景色は流れるのが非常に速い。来年の3月で定期運用撤退後は、東京から鹿児島中央まで、しかも大分と宮崎の険しい山岳区間を走行する日豊本線経由で・・・と頭をよぎりましたが、カシオペアの車体はJR東日本所有。九州方面に向かうとしやら、JR東日本は東京から熱海の104.6キロしかなく、熱海を過ぎると、JR東海、西日本、九州に車両を貸し出し。貸出料の精算方法とか煩わしくなるので、東京-下関はEF66(直流)、下関-門司(関門トンネル専用EF81、交直流)、門司から日豊本線経由鹿児島中央はED76(交流)といったように機関車を付け替えるなどは可能だけど、実現するのになかなか難しい。結局、カシオペアは北海道方面の臨時団体クルーズトレインとして継続運行する方針となりました。しかし、貨物の所有する機関車にJR北海道の機関士さんが操縦するので、DD51やED79とかの見慣れたものではなさそうです。

 ダイニングカーにあった、カシオペアグッズ。


 並んで待ったのは30分くらい。やっと入れました!!
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カシオペアの製造メーカー

2016-04-03 00:00:00 | 2015五能線&道央&カシオペア
 当初、カシオペアは2編成製造し、上野発と札幌発を北斗星と同じく毎日運転する予定でしたが、料金も高い豪華なオールA寝台特急なので、オフシーズンだと空席が目立ってコスト的に厳しいという理由で1編成しか製造しませんでした。

 函館までのDD51 1100は日立、青森までのED79 4は東芝、上野までのEF510 515は三菱。3社とも大手電機メーカー。
 カシオペアの客車は富士重工業、東急車輛製造、新潟鐵工所の3社になります。車内のインテリアは全く同じなので、どの会社が製造されたのか全くわかりません。

 私が利用したのはスロネE27-1。(メーカーは貼られていませんが、東急車輛製造)
 「ス」は、何もモーターとか付いていない客車。「ロ」はグリーンに相当し、座席は豪華を意味します。「ネ」は「寝」を意味していますので、寝台車。「ロ」ではなく、「ハ」だったら、B寝台の「普通車」になります。今まで貧乏性なのか普通の「オハネ」や「スハネ」ばかり利用していて、「ロ」を利用したのは人生初。
 電車形式のサンライズ出雲&瀬戸(285系)も、シングルデラックスは「サロハネ」だけど、料金は高くなります。東京から出雲市まで全区間乗るなら、A寝台でも元が取れるけど、途中の岡山で翌朝6時27分、降りてしまうと勿体ない。豪華な部屋なのに8時間半しか使えない。下関まで(およそ12時間)運転してくれれば、A寝台で優雅な旅をしたいんですが・・・。

 ラウンジカーに置かれてあったノート。なんだって!?今日は9月7日。およそ1週間前だと大雨の影響でカシオペアは7時間遅れ。

 札幌から上野、8時間遅れなので、9時25分着ではなく、夕方17時頃到着かい!?札幌を16時12分に出発して、まるまる24時間以上乗れて幸せだったと書かれているうえに、本来なら営業しないランチタイムでもダイニングカーの営業もあり、カレーを戴けたのも貴重な体験でしたとか・・。
 私たちの乗っているカシオペアは明日の9時25分になれば、上野に着いてしまう。先週のドラブルみたいに到着時間を大幅に遅れてくれればいいんだけどな・・・。遅れた分、カシオペアに乗れる時間も長くなってしまう。快適な空間を少しでも乗っていたい。
 函館を21時12分発車、ここから江差線に入ります。木古内22時頃通過。青函トンネル入口には22時10分、旧吉岡海底駅は22時25分。北海道と青森の境を通過し、旧竜飛海底駅22時40分。ここから本州入り。札幌を出て、6時間半くらいかかります。「特急」と銘打っていても、北海道は広すぎ。

 ソファーの下部を引き出すと、ベッドに早変わり。シーツをピシっと敷いて、枕もセッテイング。奥の棚に積んであったお布団を引っ張り出し、完成!!カシオペア仕様のパジャマに着替えて就寝。青森駅での機関車交換を見届けようと思っていましたが、北見からの長旅で疲れも出ているのか爆睡。青森駅は23時38分着。機関車入れ替え作業は10分間。23時48分、発車。JR東日本の機関士さんだけど、レールは第三セクターに転換された「青い森鉄道」。
 函館から青森までのED79 4の機関士さんはJR北海道。札幌から乗務していたJR北海道の車掌さんも、青森でJR東日本に引き継ぎ。勤務時間は発車準備時間も含め15時(?)から23時40分。労働基準法に則り、1時間の休憩タイムも入れ、8時間勤務はちょうどよい。青森に着いた車掌さんや機関士さんは、翌朝まで休憩。どうやって北海道に戻るかそこまで調べていませんが、今は無き特急「白鳥」かな。新幹線時代幕開け、今は新青森駅で両社の交代が行われています。境界は、新幹線開通前は「中小国」でしたが、現在は「新青森」。
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【廃】鷲ノ巣(わしのす)駅は心暖まるドラマがありました

2016-04-02 00:50:29 | 2015五能線&道央&カシオペア
 2016(平成28)年3月25日廃止の前に、金華駅に掲示してあった運賃表を心なき者によって盗まれたと全国ネットワークで報道されましたが、鷲ノ巣駅は心暖まるドラマがありました。本当は見逃してしまうところを、友人から「今夜のトコロさんで北海道の廃駅になる秘境駅が出る」と知らせてくれましたので、録画予約。
 どこの駅なんだろうと思ったら、函館本線の鷲ノ巣駅でした。北斗星やカシオペアで通過したはずなんですが、その駅の存在すら気づきませんでした。鳥の巣シリーズで鷲ノ巣がなくなっても、東京都の青梅線に「鳩ノ巣(はとのす)」駅、福岡県の香椎線にも「雁ノ巣(がんのす)」駅あり。

 秘境駅でロケをするお馴染みの安田さん。待合室のドアを開けて、中に入る様子が放映されたとき、私もビックリ!!どなたか住んでいるかような生活感あふれるお部屋。毛布や枕も完備。まさか?昔の小幌駅みたいに待合室を自宅代わりに使っている?と頭をよぎりましたが・・・違っていました。


 JR北海道函館支社から、鷲ノ巣駅を気持ちよく使っていただけるように様々な美化にご協力いただいた感謝状が貼られていました。その後・・・鷲ノ巣を惜しむ鉄道ファンの方々がたくさんお見えになられましたが、ここでは割愛させていただきます。

 50年前、駅に住んでいたというお方が現れ、現役最終日にいらしていました。

 昔は貫禄のある大きな駅舎でした。日本一秘境の小幌駅も、信号場として開業しているので駅員さんが駐在できるような駅舎はあったそうです。ネットで調べても、小幌駅舎の写真や、小幌から何々ゆきの硬券とかの資料は皆無。
 この方こそが、駅をきれいに掃除している方かと思いましたが、違っていました。

 ボランティアで駅をきれいにしている方を探していると噂が耳に入ったのか、「駅をきれいにしている方は、私の隣人。隣の八雲から自転車で来ているんだけど、駅を人に知れずきれいにしている方がおられるとネットで話題になり、どうしても素性を明かしたくない理由で人がわんさかになる最終日は見送りに来ない、とのことです。乗客が寒くならないように毛布や防寒服、使い捨てカイロ、テイッシュ箱、八雲郵便局のカレンダー、お花とか飾っていました。見知らぬ乗客のためにそこまで気遣う方なんて、滅多にいないことです。ほっこりするような話題でした。

 やがて・・・3月25日(金)21時51分 森行きが72年の幕を閉じる最後の汽車。降りた方は0名、乗車3名(ファンの方)。

 最後の汽車を見送って、1分後。いきなり解体作業開始っ!!

 現役だったのは21時51分まで。1分でも過ぎると、もう駅として役目は終わっているので、駅名票撤去とは早すぎる・・・。さすがに1分や1秒でも正確なJR。運転士さんの携行する鉄道時計(懐中時計)や車掌さんの腕時計は、出勤直後、秒まで時間合わせ。1秒でも狂いなく、時刻表通りに正確にやってくるのは世界で日本だけだそうです。日本人は規律正しい。

 50年前も全く同じだったホームに入るための階段も閉鎖。

 駅待合室にあった生活感あふれる備品は、丁寧に段ボール箱に移し替え、持ち主が現れるまで丁寧に保管してくれることになりました。待合室の鍵閉めは安田さんの手に委ねられ・・・封印。

 電気もOFF!!

 解体作業はわずか3時間。鷲ノ巣だけではなく、白滝シリーズ3駅(上白滝、下白滝、旧白滝)、金華、東追分、十三里(とみさと)、花咲(はなさき)、全部で8ケ所が廃駅。
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ついに函館駅到着・・・DD51から江差線専用のED79へ

2016-04-01 00:46:49 | 2015五能線&道央&カシオペア

 札幌を16時12分に発車した、カシオペアは途中、南千歳、苫小牧、登別、東室蘭(機関士さん乗務交代)、伊達紋別、洞爺、長万部、八雲、森に停車、21時6分に函館駅。DD51に引かれて5時間の旅。山陰本線で何度も乗った思い出の詰まっているDD51の旅は今回で最後なのかも知れない。山陰本線だけではなく、JR九州の筑豊本線(若松~折尾~NHK朝のドラマ、「あさが来た」の舞台になっている筑豊炭鉱が盛んだった飯塚~原田)もDD51でした。九州や沖縄では「原」を「はる」や「ばる」と呼んでいるので、原田は「はらた」ではなく、「はるだ」。原の付く駅は筑前前原(ちくぜんまえばる)、新田原(しんでんばる)、九郎原(くろうばる)などなど・・・。北海道の話なのに、九州に飛んでしまったのは九州もDD51が活躍していた時期もあったので・・・。
 21時6分に着いて、付け替え作業はわずか6分。21時12分には発車してしまいます。急行「はまなす」号は函館で停車する時間がたっぷりあるのに・・・と文句を言いたくなりますが、カシオペアは「特急」なので、のんびり駅で休憩、というわけではないでしょう。

 ここからは方向転換。最後尾だった12号車が先頭になります。赤いラインの入っている制帽は駅長や助役など管理職に相当。駅事務室でまったりするのではなく、現場に出向き、無線でED79の機関士さんにスムーズに連結ができるように細かな指示を出します。
 木古内駅は長い間、JR北海道の駅員さんが配置する最南端でしたが・・・3月26日から北海道新幹線開業。本州の奥津軽いまべつ駅にJR北海道の駅員配置し、みどりの窓口開設。新幹線開通前は「津軽今別」駅という小さな無人駅だというのに、巨大な新幹線駅に生まれ変わりました。

 ED79 4。この電気機関車も、DD51と同じく1975(昭和50)年製造。製造当初はED75。青函トンネル仕様に改造されたため、形式をED75からED79に変更。とても古くて貫禄のある機関車です。

 札幌から函館間は、日立製作所のDD51。ここから青森までは東芝のED79。青森からも、また機関車を付け替え、ずっと上野までになります。

 車内の客層を見ていると、団塊世代が多い。私みたいにマルス端末(みどりの窓口の端末)にへばりつき、10時打ちに成功~!!とは到底見えない。旅行会社があらかじめマルスから席を抜き取り、高額なカネを払ってもらえる団体ツアーのために用意されたもの??でも、ツアーに頼まなくても運よく寝台券が取れたのはラッキーなのかもしれない。
 ここから江差線に入りますが、「江差線」は3月26日から道南いさりび鉄道に転換されました。東京から函館に行くのに、経由欄は東京・新幹線・新青森・新幹線・新函館北斗・函館線。木古内に降りて、道南いさりび経由で函館なら、東京・新幹線・新青森・新幹線・木古内・道南いさりび・函館線の連絡運輸きっぷになるかな。
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