東京アイランド

OCNブログ人サービス終了に伴い、ここに引っ越ししました!

日本一の秘境、小幌駅が有名になり過ぎてしまいました

2016-10-20 00:00:00 | 2016JR北海道H5系旅
 2016(平成28)年3月26日。1961(昭和36)年、青函トンネル着工から1964(昭和39)年の東京オリンピックに向けまだまだ工事中だった東海道新幹線の延長として、新幹線を青函トンネルを潜らせる構想を練ってから55年目にして、実現に。しかし、新青森でJR東日本とJR北海道でスパッと区切られているので、在来線でさえ経営が厳しいのに新幹線も走らせるとなると毎年48億円の赤字が出る。JR東日本や全国新幹線鉄道整備法に基づき、国の交通整備事業補助で成り立っているようです。
 JR北海道内における、列車インターネット予約もJR東日本の「えきねっと」システム採択。(利用開始は、2016年12月1日からを予定)えきねっとで変な駅から変な駅まで、といったように自由自在にパソコンで入力し、北海道の「みどりの窓口」や指定席券発売機で発券可能。JR東日本は全国6社に比べてみると、かなり寛容。旅客鉄道営業規則第20条の「駅において発売する乗車券類は、その駅から有効なものに限って発売する。」を徹しているのは西日本と東海。両社の指定席券発売機をいじってみても、乗車駅は当駅から有効のもの。JR九州の指定券売機は小幌から礼文まで買えるが、乗車日の選択はできず、購入した当日から有効。乗車日を選べない理由は、自分の乗る日にあらかじめ下車駅付近の区間を指定しておき、薩摩守を防ぐ目的もあるかも知れない。薩摩守は「さつまのかみ」と言い、平家物語に出てくる「薩摩守平忠度(たいらのただのり)」をもじって、タダ乗り。JRにとってサツマノカミは最も嫌う存在であり、検挙して相手の気持ちを察しながら徴収する対応もかなり大変。仕事とはいえ、かなり面倒。私?もし、車掌さんになったとしたら、乗客がどんな切符を持っているか拝見するため積極的に検札するかも知れない(笑)でも、お客さんからにすると、検札が来るとわざわざ乗車券を提示しなければならず、どうして客を信用してくれないんだ!?と反発したくなる気持ちもあるので、そこが難しいところ。
 JR各社どこでもそうだけど、対面販売の「みどりの窓口」なら、どんな区間の駅でも購入できます。いきなり遠方にある駅を発駅とする乗車券を申告すると、駅により対応は異なりますが、遠方にある駅までのアクセス方法を聞かれます。その駅までは飛行機で行きますと答えれば、発券。JR四国はJR西日本の兄弟。数年前、琴平駅で高知から奈半利まで、甲浦から徳島まで、大阪市内から東京都区内までを申請したとき「徳島から大阪までつながっていないんですけど??」「徳島から和歌山まで南海フェリー、和歌山から大阪まで南海線で行きます」と説明すると、すんなり発券。
 小幌の話をするつもりなのに、全く別の話に脱線。JR北海道としては新幹線の維持や延伸工事に集中投資したいので、あまり利用の見込みはない路線や駅を複数廃止したい方針。小幌駅は廃駅候補にあがっていないので、存続する予定なんですが・・・

 最近になって、小幌駅が有名になりすぎてしまいました!! 
 小幌駅を抱える豊浦町役場のホームページに行ってみたら・・・・豊浦町役場の小幌駅コーナー

【鉄道の日 児童絵画展で銀賞受賞】
 平成28年10月18日(火)
 JR北海道主催の「鉄道の日」児童絵画展で、礼文華小学校の傳法蓮(でんぽう れん)くん(2年生)の小幌駅の作品が、低学年の部で銀賞に輝きました。
 10月18日(火)、礼文華小学校で表彰式が行われ、長万部駅長から表彰状と記念品が贈られました。
 作品は、昨年9月に小幌駅を訪れたときの写真を写生し、さびたレールや砂利などを忠実に再現しており、どんなところに注意して作品を描いたかと尋ねると「トンネルの中の色使いを特に頑張った」と笑顔で話してくれました。
 受賞おめでとうございます。

 あらら・・!?小学2年生といえば、年齢は7~8歳くらいでしょう。小学1年生のとき、小幌駅に訪ねたときの感銘が忘れられず、作品にしたとのことです。小さなお子さんだというのに、秘境に興味を持つなんて稀なことなんです。同じ秘境ファンとして褒めたたえたいです。
 
 確かに小幌駅は複線のため、長いトンネルの合間の排煙施設として設けられ、トンネルとトンネルの間にぽつりとある駅なんです。その力作を銀賞に選ばれ、おめでとうございますっ!!傳法という名字は読めなかったけど、調べてみたら、北海道に多い名字で「でんぽう」だそうです・・。
コメント (2)
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小幌駅のトイレがリニューアル!!

2016-09-19 00:03:20 | 2016JR北海道H5系旅



 小幌駅は道南地方の虻田郡豊浦町にあり、函館と札幌を結ぶ幹線の室蘭本線沿いにあります。かつては北斗星やカシオペア、急行はまなすなど夜行寝台列車が行き交っていましたが、現在は北海道新幹線開通に伴い、全滅。線路が一部複線なので、本州からの貨物列車もひっきりなく通るさなか、誰も寄せ付かない日本一秘境駅とランキングされている小幌駅があります。
 秘境駅訪問家の牛山さんが小幌駅に1999(平成11)年に来訪。当時、待合室を自宅代わりに使っていた小幌仙人さんに遭遇。待合室の中では、たき火で暖をとっていたり、雪の中を歩くのに欠かせない長靴や焼酎の空き瓶などが散乱。生活感あふれるお部屋だったと言う。氷点下11度でも逞しくそこで暮らす人がいたとは!!駅に通じる道路もないし、この駅に行くには鉄道しかない。日本一の秘境駅は小幌駅だと「秘境駅へ行こう!」という出版物や自らのホームページに1位は小幌とランキング。
 鉄道ファンの間では有名になり、小幌駅に下車する方が増えてきましたが・・・
 JR北海道は「鉄道ファンのための駅ではない。小幌駅を廃止にしたい」と表明。
 豊浦町長さんも鉄道ファンなので、豊浦町内に日本一があることを着目し、これから活性化していこうと考えているところだったと待った!をかけ、JR北海道さんと協議した結果、駅のメンテナンスは光熱費も含め、豊浦町が負担するものとし、平成29年3月31日まで存続させることと契約を交わしたそうです。 
 なんと!!豊浦町が自然環境によい、バイオトイレを新しく設置!!
 今年の5月に行ったときは、汲み取りのボットン式トイレ。臭気も激しく、用を足すのにかなり勇気がいる。トイレの電線がついているので、夜間の照明は付く。昔ながらの白熱電球だけど、2個のうち1個は切れていたからと小幌駅ノート管理者がわざわざ電球を取り替えたほど。 
 2016年8月から小幌駅にバイオトイレ設置~!!!
 バイオトイレを使わないと微生物が死んでしまうので、多くの方々がこのトイレを使っていただきますように・・・。
 2017年3月31日までではなく、このバイオトイレを設置しているので、更新契約を永遠に続けることになりそうです。

 新しいトイレの写真は こちら (小幌駅ノート管理者のホームページ)にあります。
 管理者のお名前は「まさみ」さん。まさみ、といえば男性の方もいらっしゃるし、女性の名前もある。どちらなのか、前からすごーく気になるところですが、ホームページに「あたし」という言葉が使われているので、きっと女性でしょう。足繁く通い、駅ノートを管理したり、水浸しにならないように除湿剤を自腹で購入して設置したり、観光客向けに大きな小幌駅入場券を作成したり、近況報告したりしているところが本当にすごいです。小幌といえば、男性並みの体力を使うのは確かなんですが・・・。
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【最終回】5月のJR北海道H5系の旅

2016-07-27 00:00:00 | 2016JR北海道H5系旅

 保有車両が多い、JR東日本のE5系。はやぶさは鳥類なので、スピード感あふれた鳥のデザイン。

 来ましたよ!北海道のH5系!!

 こちらは4編成しかない、JR北海道のH5系。洗練されたシャープなデザイン。



 「HITACHI」ブランドも、山口県下松市の日立製作所笠戸事業所製造。かつて、北斗星やカシオペアを道内で走行するときのディーゼル機関車DD51も日立製。山口県で製造されたものです。
 あおがしま丸も、山口県の三菱重工業下関造船所製造。旧おがさわら丸(1997年)も、同じく三菱重工業下関造船所製造。今年の7月にデビューしたばかりの新おがさわら丸も下関造船所。ははじま丸は長崎市の渡辺造船所製造。H5系、あおがしま丸、おがさわら丸も、わが故郷で製造された、愛着のあるものです(笑)

 E5系はやぶさと区別するため、ドア部分はJR北海道のコーポレートカラー、萌黄色。

 床のところも、北海道らしく雪の結晶。

 見えづらくて申し訳ございませんが、ブラインドもアイヌ語を思わせるような文字。アイヌ語は音声のみで、文字は持たない言語だと聞いていますが、アイヌ人が何か残そうと文字にしたものもあるそうです。

 ランチは新函館北斗駅弁の函館100万ドル夜景弁当。苦手なウニも入っているのは承知のうえで購入。

 じゃーん!!すごいデザインになっていますね。カニの部分は海、輝くイクラやホタテ、ウニは陸地をイメージにして作られています。イチイチ、ウニの粒だけつまみ出して分けるのは面倒なので、全部ペロリと平らげてしまいました。

 17時04分、定刻通り、東京駅。わずか4時間20分で旅を終えてしまいました。カシオペアのときは、函館を21時に出発して上野に着いたのは翌朝の9時半。12時間かかったのを3分の1に短縮!!

 北海道・東北新幹線はここで鉄路は途切れてしまいます。東海道・山陽新幹線は60Hzなので、50Hzの架線と一緒にすることはできないのも納得。九州新幹線の800系も60Hzなので、物理的には東京まで乗り入れるのは可能。

JR東日本のE5系(左)と北海道のH5系(右)の並びだけど、東京駅で北海道のH5系と九州の800系、並びが見られるのは実現できるのか!?九州―西日本ー東海・・・3社跨っての運用になり、もし、九州で運休や遅れが発生した場合2社先の東海で運用すべき車両が入らなくなる。隣り合う2社同士なら、もしものことがあったら、お互いに工面できる利便性もあるので、九州と西日本、西日本と東海。手を組んでいるようです。
 5月の北海道旅は、これで最終回になります。長かった記事を最後までお読みいただき、ありがとうございます。(*^^)v
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【動画】JR北海道H5系運用のはやぶさ22号車窓風景

2016-07-24 00:00:28 | 2016JR北海道H5系旅

 5月14日の動画です。とてもよく晴れていて、車窓から見える風景は抜群!!

 11番ホームへのコンコース。

 エレベーターもありますが、エスカレーターで降りてみます。

 在来線から新幹線乗り換え口の自動改札機。乗車券+新函館北斗までの特急券+新函館北斗からの新幹線特急券の3枚まとめて、改札機に挿入しても、改札機のコンピュータがきっぷ裏面の磁気情報を瞬時に読み取り、当駅までの特急券は回収、新幹線特急券に赤い入場印を付けて、ピッと取り出し口に戻す。記念に持ち帰りたいときは、有人改札通路で申請。

 北海道新幹線の駅名票。ここでも隠されたサインがあります。北海道新幹線は100%JR北海道自社で賄うことはできない。北海道新幹線は整備新幹線のひとつであり、運営をすればするほど赤字を生む。財産力の強いJR東日本JR北海道に出資しているので、駅名のラインカラーもグラデーションになっていますが、JR東日本の緑色も一緒になっています。主役は北海道なので、萌黄色、下に行くほど東日本の緑色。
 そもそも、1987(昭和62)年のJR発足時に、北海道の経営が行き詰まったときはJR東日本と一緒にするつもりでコーポレートカラーを萌黄色に配色。
 JR四国も四国内での経営が行き詰まったときは西日本と一緒にしようとするつもりで水色に配色。JR九州は単独で経営ができる見込みがあるのか、南国情緒を取り入れた赤。JR東海はドル箱の東海道新幹線を抱えているので、湘南色のオレンジ配色。
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JR北海道の改札チケッター、リニューアル!

2016-07-23 00:00:00 | 2016JR北海道H5系旅
 自動改札機を通すと、「-5.14 12:15 新函館 入場」を印字するとともに、パンチ穴。無機質な印字より、改札チケッターの印影を確認したくて、有人改札通路で乗車券と特急券提示。

 JR西日本とJR東海と同じ様式にH5系のイラストが付いていました。JR各社で1番最初に考案したのはJR西日本。1990(平成2)年8月20日から使用開始。それまで改札鋏だったのに、8月20日から「(西)下関駅 8.20 入鋏済E」の赤いチケッター。当時の回数券は、今のようなマルス券ではなく、紙で11枚綴り。友達や両親と一緒でも、3~4枚折り曲げてパチン!と1回の入鋏で済ませたのに、改札チケッターだと1枚ずつ押さなければならない。「持たせ切り」はお客さんの手で持たせておきながら、その場で切る。非常に失礼な行為は禁止されているとおり、ちゃんと受け取ってパチン、すぐ返す。改札鋏のほうが速く処理できるのに、チケッターだと若干時間がかかったような気がします。平成2年から26年経過。全国の主要都市なら、自動改札機完備。チケッターは有人通路のみ対応。

 乗車券。経由が「新函館・新幹線・新青森・新幹線・東京」となっている理由は・・・東海道・山陽新幹線の東京から博多まで東海西日本、同一路線とみなす。北陸新幹線も西、同一路線。北海道九州は島国なので、本州と運賃体制が異なる。そのため、特急料金も新青森(北海道東日本の境界)、博多(西日本九州の境界)で区切るため、そのような経由欄に印字されてしまいます。新幹線特急料金も同様、境界駅で区切るため、遠距離逓減制は適用しない。(遠距離逓減制は遠距離になるほど1キロあたりの運賃や料金が安くなる仕組み)まだまだ続きはあります。自分の好きなものは本当に長すぎる・・・。
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今年の夏はやはりおかしい

2016-07-22 00:09:44 | 2016JR北海道H5系旅
 この先1ケ月、太平洋高気圧が東日本への張り出しが弱くなっているので、この先もずっと気温が低い状態が続くと気象庁からの発表です。(東日本とは関東から東北、北海道)
 今日の青ヶ島は同じ東京都内であっても、東京から南へ380キロの絶海の孤島。都心は梅雨空模様で少し肌寒い。夏らしさもあまり感じられない。380キロ南の青ヶ島はもう梅雨が明けたらしく、夏本番、とのことです。さらに南へ1000キロの小笠原は太平洋高気圧が張り出しているので、夏本番になっているでしょう。
 もしかしたら、東京を出るころは、あんまり夏らしくさは感じなくて、24時間後、父島に着いたとたん、猛暑!?寒いのは苦手なので、本格的な暑さが欲しいところ・・・。

 5月14日、新函館北斗駅。3月26日に開業したばかりなので、およそ2ケ月後。

 明治時代、商港函館に作られた「赤レンガ」倉庫をモチーフにしています。ここだけではなく、東京駅、横浜や神戸、長崎も。

 新幹線用のMV機は3台あるのに、在来線用は1台のみ設置。快速はこだてライナーも全国のIC交通系のカードをかさすだけで乗れるようなシステムを作ればいいのに、函館エリアでは未導入。利便性を図るため、一刻も早く、新函館北斗から函館間の各駅に自動改札機を設置し、ICカードも使えるようにすればよろしい。

 函館まで17.9キロ、360円区間でした。

 よーく見たら、プリクラで作ったもの。よくできていますね・・・。

 これは函館の赤レンガ倉庫!?


 函館では4月23日、ツボミ。満開日は5月5日でした。桜の開花状況にあわせて、貼られていました。関東では4月5日あたりが満開なので、函館は1ケ月遅れ。

 近代的な新幹線駅コンコース。

 新幹線乗り場の自動改札機。在来線用は別のところにあります。在来線は有人改札ではなく、自動改札でした。ゲートの色がオレンジ色になっているところは違和感あり。オレンジ色=JR東海を連想してしまうので、北海道らしく萌黄色でないと!!

 東京からのはやぶさ5号到着!!ラインカラーはピンク色なので、JR東日本のE5系でした。
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JR北海道のMV機で気になるもの

2016-07-21 00:00:00 | 2016JR北海道H5系旅
 JR東日本のMV機は設置当初、日本全国のどの区間でも回数券購入可能でした。極端な駅同士でも簡単に発券。 
  旅客営業規則第20条の「駅において発売する乗車券類は、その駅から有効なものに限つて発売する。ただし、次の各号に掲げる場合は、他駅から有効な乗車券類を発売することがある」
  (3)駅員無配置駅から有効となる普通乗車券、定期乗車券又は普通回数乗車券を、その駅員無配置駅に隣接する駅員配置駅において発売する。に接触するという理由で、回数券はJR東日本管内に限るにプログラム改修。
  今のようにコンピュータで瞬時に運賃を計算できるマルスのなかった国鉄時代に制定された旅客営業規則。当駅発のほうが運賃の計算がしやすく、他駅からだと計算間違いなどの恐れがあるという理由なのかも知れない。
 今の時代、マルス端末なら日本全国どこからでも発券可能なので、第20条は撤廃したほうがよいのでは・・・。
 JR北海道のMV機を少しいじってみました。

 すると、気になるものが・・・。「本州エリア回数券」のボタン付き。JR東日本東海西日本の回数券が買えるのか!?と思い、押してみたら・・・

 東海道&山陽新幹線の自由席回数券 房総料金回数券 指定席・・・!?

 中央本線の特急、あずさ回数券も!?
 房総特急といっても、最近はアクアライン高速バスのほうが多く、JRの特急はかなり減少している。房総料金回数券 自由席で 東京―蘇我間を買おうと思っても、東京に行く機会が滅多にない。東京に行くとしたら、島自慢や、伊豆諸島・小笠原への出発地点の浜松町。もし、ここで買ったら、
 「房総特急回数券 東京―蘇我間 新函館北斗駅MV1発行 (1-タ)」のJR北海道発行の回数券になる。他社の回数券を売ると、他社から販売手数料が5%入るので、MV機に仕込んであるかも知れませんが・・・北海道で東海道・山陽新幹線の回数券を買う人はいないと思いますよ・・・。

 12時44分 はやぶさ22号 東京行き 11番線入線。新函館からJR北海道仕様のH5系が運用するのがこの日で最終なので、乗るしかないです!!H5系は2編成しかなく、なかなか乗れない幻の車両。

 12時22分 はやぶさ5号 12番線入線。JR北海道のH5系が入線する時刻かと勘違いしてしまいました。JR東日本のE5系でした。
 まだまだ続きはあります。
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新函館北斗駅

2016-07-20 00:25:41 | 2016JR北海道H5系旅

 数日前までは田園風景に建つ無人駅の渡島大野駅だったというのに、ものすごーい変貌ぶり。

 駅の顔と言えるべき、駅名の看板。玄関入口にありました。建物の上に大きな文字でJR北海道 新函館北斗駅 の文字はありますが、駅名をバックに記念撮影したくてもスケールがでかいので、1枚の写真に収まりきれない。この看板はファンサービスの一環として常設。

 もともとはなーにもない田舎だというのに、新幹線がここまで来てくれたので、急ピッチで都市開発。左に見えるのは、大型ショッピングモール工事中。

 右側は住宅エリア形成中。私がその土地買ったーっ!!セカンドハウスを建てたいところですが・・・一般庶民の感覚では無理ですわ。新函館北斗駅前にセカンドハウスを建ったら、新幹線で頻繁に通わなければならないし、お金も飛んでいく一方。

 帰りの切符はそこで買います。最新型のMV50型です。JR東日本では「VF機」に属する機種。マルスで発券される暗号めいた記号を見ただけで、機種を特定してしまいますが、それほどのマニアではないです。子どものころ、下関駅のパタパタマルス(緑色のピンを駅名の穴に差し込む操作)や暗号めいた線名(例えば、日豊本線はニツホ、筑豊本線はチクホとか)も打ち込む画面も脳裏にコピー。今の新しい端末は自動的に次の経路候補として出てくるので、昔みたいに暗号めいた記号は不要。昔のコンピュータは暗号だらけでした。

 JR北海道からJR九州までIDを持つネット会員ですが・・・1番恩恵があるのはJR東日本のえきねっと。えきねっと、北海道の予約サービスで購入しても同額ですが、えきねっとのほうがえきねっとポイントも貰える。

 東日本のえきねっと予約にタッチ。

 予約内容が表示されます。乗車券は別途購入済みなので、特急券のみ。

 はやぶさ22号はJR北海道のH5系で運用。

 発券中・・・しばらくお待ちください。

 出てきました!!えきねっと発券でも、(1―タ※)なので、北海道旅客鉄道株式会社が決済。クレジットカードの利用明細でも利用先は「北海道旅客鉄道」と印字されているので、JR東日本で予約を受け付けても、決済はJR北海道とするという、寛大な対応。
 北陸新幹線は、JR西日本のJ-WESTで予約したほうが割引適用。えきねっとで北陸新幹線の予約をしても割引なしですが、えきねっと発券(4-タ)と印字。東日本で予約を受け付けて、決済は西日本ということになります。
 (※ 1・・・北海道  2・・・東日本  3・・・東海  4・・・西日本  5・・・四国  6・・・九州。「タ」は自社線完結ではなく、他社も絡む乗車券を意味します)
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(旧)渡島大野駅が大きな変貌を・・・

2016-07-19 00:09:10 | 2016JR北海道H5系旅
 ブログの検索で見つけた記事です。
 
 ・北海道人の独り言の「渡島大野駅」(2010年5月)

 2010(平成22)年当時の様子が載っていますが、北海道らしく、な~にもない田園風景に可愛らしくて小さな無人駅の駅舎。その頃からもうすでに「仮称 新函館駅建設予定地」と決められており、本当にここが新幹線駅に建て替えるの?と疑いたくなってしまいそうな田舎なんですが・・・まさしく、その通りになってしまいました。

 友人からいただいた画像に入っていました。まあ、前方を注視して運転するわけなので、こんな風景があるとは気づきませんでした。新函館北斗駅止まりではなく、札幌に向けての延伸工事中。

 このまま工事を進めると、道路にぶつかってしまうので、ここまでになっているようです。立体道路を壊して、新幹線の下を潜るような工事が必要になってしまいます。長万部まで開業すれば、東京から終点長万部まで新幹線、室蘭本線に乗りかえて2駅目で日本一秘境駅の小幌。小幌駅存続は平成29年3月31日までで、駅の維持代は豊浦町が負担すると取り交わしているようですが、長万部まで開業する頃はまだ小幌駅は存続しているかどうか。来年の3月までとは言わずに、永久的に継続更新できれば・・・。小幌駅のボットン式トイレの電球が切れているのに気づき、わざわざ自腹で交換したファンもいるほど。私も小幌駅は好きですが、トイレまでのメンテナンスはちょっと・・・なので失格ですね。

 ここは新函館北斗駅近くの民家です。今どき茅葺の屋敷があったとは驚き!!です。

 やっと着きました。新函館北斗駅。昔の渡島大野駅とはおおきなギャップあり!!3月25日までは無人駅。3月26日北海道新幹線開業。無人駅だった駅に多くの駅員さん配置し、みどりの窓口のMR52型マルス3台(最新型の真っ黒な端末、日立製)、新幹線-在来線の乗り換え改札内に1台、顧客が操作して発券する指定席券発売機3台設置。
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仁山駅から新函館北斗駅へ

2016-07-18 00:31:06 | 2016JR北海道H5系旅

 友人が撮ってくれた、昭和30年代風の仁山駅。

 私が撮ってきた、現代版の駅。2枚を見比べてみると、撮り方が違う。友人は構図をちゃんと計算して撮っている。私の作品はかなりダメ。

 仁山駅に汽車が来ました。山陰本線も同系列のキハ40なので、思い入れのあるディーゼルカー。山陰本線と函館本線。過酷な環境になっているのは函館本線。冬季は融雪剤とか使われているので、車両の劣化はひどくなる一方。山陰本線のキハ40はバリバリ現役、函館本線は老朽化に伴い廃車にするキハ40が続出。そのため、北海道における普通列車の本数もかなり減少。
 キハ40 1800。この番号に見覚えがある!?と調べてみたら・・・2013(平成25)年7月、江差から木古内まで乗ったキハ40は1812番でした。非電化区間の江差線(木古内-江差)も凄くよかったのに、今はもう廃線。もったいない。もともと、江差線は函館から江差間開業。1988(昭和63)年に津軽海峡線のレールが結ばれ、木古内から函館間を電化。木古内から函館間は貨物列車や青函トンネルの特急とか数本も行き交っていたのに、分類上では、「幹線」ではなく「地方交通線」。木古内から江差間は行き止まりの盲腸線ということもあり、非電化。
 北海道新幹線開業とともに、江差線は第三セクターの「いさりび鉄道」に転換。木古内~江差間はJR北海道の飛び地として営業を続けるのは難しく、2014(平成26)年5月12日廃止。

 この汽車は1日で3本目、仁山11時25分停車、29分発。支線は通らず本線で森行き。この汽車を乗り逃がすと、次は15時03分、砂原支線を通って長万部行き。長万部に着くのは17時52分。なんと各駅停車で3時間近くっ!!やはり北海道はスケールが大きい。 
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仁山駅

2016-07-16 00:11:37 | 2016JR北海道H5系旅

 昔は有人駅だったという名残。改札ラッチが残っていました。昭和30、40年代の國鐵時代。自動信号機の代わりに人の手で動かす腕木信号、単線での衝突防止のためにタブレットの受け渡しをする人や、分岐器を手動で動かす人などなど・・・・全国津々浦々駅員さん配備。わが故郷の何もない小さな漁村の長門二見驛も、8人の駅員さんが駐在。朝3時から最終の23時まで改札口に駅員さんが立っていた。駅長事務室の奥に和室の宿直室もあったので、交代しながら寝泊りしていたようです。JR西日本発足時の1987年当時は、直営の駅員さんが1人で仕切り、1989(平成元)年10月24日からついに無人駅化。仁山駅の話だというのに、故郷の山口県に脱線してしまいました。おそらく、仁山駅も昔は駅員さんがたくさんいて、賑やかだったかも知れません。

 ここはたぶん、出札窓口があったところなのかも知れない。

 3月25日まで「おしまおおの」なので、その上に「しんはこだてほくと」のシール。

 近くにニヤマスキー場があるので、東京から新幹線で来て、わずか隣。スキーヤーにとって嬉しい駅。

 昔は家の中にポットントイレがあると、においがとってもきつい。このように家から離れた場所に建つのが普通だったようです。昔の人は真夜中、用を足すのにいったん外に出なければならず、大変だったかも。当時の子供たちは想像力が逞しい。ポットンで用を足していると、中からヌーッと人間の手が出てくるとか・・・。

 「しんはこだて」のままだと、新幹線駅所在地の北斗市民から「函館市と混同してしまう」と反発があったため、「しんはこだてほくと」となったそうです。

 列車の数は、新幹線10往復にあわせるように設定。そこそこある、という感じ。

 5月14日。まだ桜が咲いていました。次は・・・新函館北斗。
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大沼駅から隣の仁山駅へ移動

2016-07-15 00:04:02 | 2016JR北海道H5系旅

 大沼駅は特急通過駅、隣の大沼公園駅は停車。スーパー北斗7号札幌行きが通過中。今の時間、10時半だけど、海側の室蘭本線経由で札幌に着くのは13時48分。
 (小幌駅通過時刻は11時42分頃)

 ここは砂原支線の始発駅。隣の大沼公園は西側の本線。池田園駅は支線。

 雀ちゃま。我が家のキジバトちゃまは雀ちゃまと仲良し。「私も仲間に入れてー」と図体のでかいキジバトちゃまに臆せず、仲間に入れてもらえる。ところが、カラスはどけーどけーカラス様のお通りだ!とキジバトちゃまに体当たりするような飛び方で着陸。

 今度は仁山駅向かいの日帰り温泉施設の「ニヤマ温泉あじさいの湯」へ。

 あじさいの湯の玄関から見える、仁山駅全景。「えっ?ここからおよそ3キロ先は新函館北斗駅。近代的な新幹線駅の隣だというのに、ギャップが激しすぎる・・・」と思ったら、山口県内の新幹線駅も同様。例えば、厚狭(あさ)駅。隣の美祢線・湯ノ峠駅も大正時代に建てられた、無人駅の古い駅舎。東京からの「のぞみ」が停まる新山口駅の隣も、山陽本線の四辻(よつつじ)駅。これも古くて木造駅舎で無人。新幹線駅前後の駅は都会的で近代的な駅は続くとは限らない。


 昭和11(1936)年開業。白黒写真は当時にタイムスリップしたかような雰囲気に変わります。
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今度は大沼公園駅へ

2016-07-14 00:14:50 | 2016JR北海道H5系旅

 確かにここから見ても、駅らしきものは見えないので、矢印の方向に駅がありますと道しるべ。

 白い馬ちゃまがいました。

 なでなで・・・

 馬と戯れる私。
 今度は大沼駅に寄ってみます。
 となりの大沼公園駅は特急スーパー北斗に乗車したときの停車駅だということは記憶にあり。大沼公園駅は有人駅でみどりの窓口はありますが・・・

 ここでも、みどりの窓口ありっ!!大沼と、大沼公園。

 今まで何度か掲載した、駒ヶ岳の風景。55年前の1961(昭和36)年9月15日発行。このあたりは新函館北斗駅近くの大沼国定公園なので、利用者も多いかと思ったら・・・

 ひろーい駅舎にお客さんはゼロ。

 1903年(明治36年)6月28日開業のはず、1番下の標識はかなりさびていて、判読不可能。もしかしたら、明治36年の標識の上に昭和9年に改築しましたという標識が貼られているようです。下は「青函船舶鉄道管理局」上は「青函鉄道管理局」。
 大昔の電報略号は「セカオマ」。セイカンを略すると「セカ」、「オオヌマ」を2文字にすると「オマ」。今のマルス端末はひらがなを入力すると、自動的に漢字駅名の候補が出るようになっていますが、20年くらい昔だと1文字あたりの通信コストが非常に高額。4文字のカタカナ文字で通信。変な駅とか、変な経路を要求するのに、電報略号表なるものを取り出して、カタカナ文字を入力して発券。「サンイ-サンヨ-カコシ―チクホ-カヤタ-ヒタヒ-ニツホ」印字すると「山陰・山陽・鹿児島線・筑豊・上山田線・日田彦山・日豊(南小倉)」と変換。


 駅舎と駅前広場。のどかな田舎だというのに、みどりの窓口設置。もし、今も超豪華寝台特急のトワイライトエクスプレスやカシオペアが健在だったら、展望スイートでも確保できそうな雰囲気。

 明治から変わらぬの出札窓口。自動券売機は置かれていないので、近距離でもマルス端末で発券しているようです。


 大沼駅MR発行。(MR、@、F、M、Rは日立製作所の端末。A、C、D、MV、MK、VFはOKI電気)
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流山温泉駅(その2)

2016-07-13 00:22:57 | 2016JR北海道H5系旅

 流山温泉駅真正面。
 丸いものは何だか、おわかりでしょうか・・・?
 今から14年前の2002年、温泉施設オープンとともに開業、東北新幹線が北海道に延伸を願って廃車になった東北・上越新幹線の200系3両をここに持ち込まれました。
 200系は東海道新幹線開業時のときから使われていた「丸い鼻」をベースに製造されたものです。東海道・山陽新幹線は青、東北新幹線は緑。今のJR東日本のカラーが緑色になっているのは、東北新幹線が緑色なので、そのままJRに継承したのかも知れない。
 10年以上も屋外で雨ざらしとなると、車体の老朽化もかなり進んでしまったようです。新幹線の北海道延伸はもう決定されており、その役目は終えたものだと2013年に撤去。ここに200系がありましたというオブジェを残すため、新幹線の台車と、鼻だけになってしまいました。

 駅名票。

 屋根もない、青空のホーム。

 ちゃんとフレームがついているので、小幌駅よりはマシかも。

 駅前の広場。本当に何もないところですが・・・ここから歩いて5分のところに

 もともと温泉だった建物があります。ランチタイムのみのレストラン営業中。

 2013年まではホームに寄り添うような形で200系新幹線3両。
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今度は流山温泉駅へ

2016-07-11 00:34:57 | 2016JR北海道H5系旅
 池田園駅の隣は流山温泉駅。根室本線にも「池田」駅あり。 
  池田園 → 池 田
   経由:東森・函館線・植苗・石勝・根室 で計算してみたら、同じ道内でもなんと457.5キロ、7660円なり。池田駅があると思い出しだのは、北見から池田間の「北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線」があったこと。もともとは国鉄池北(ちほく)線。1987年4月1日にJR北海道に継承。わずか2年後の1989年から経営を第三セクターに移管。始発から終点まで140キロもあり、人口も減り続け、そのまま存続させるのは難しくなり、2006(平成18)年に廃線。
  千葉県内でも「流山市」があり、「流山温泉」と聞けば千葉県流山市内の温泉だと勘違いしてしまいそうな駅名。
 2002(平成14)年、温泉施設をオープンするとともに、その近くの線路沿いに「流山温泉駅」設置。

 流山温泉から見える駒ヶ岳。しかし・・・2015(平成27)年2月28日、「流山温泉」としての営業は廃業。その建物を「ランチ オン ランチ」が買収し、2016年4月29日から牧場の真ん中にある隠れ家レストランとしてオープン。駅は存続していますが・・・本数が極端に少ない。

 流山温泉駅に向かいまーす。

 5月14日といえば、新緑のシーズンなので、ものすごく映えていて美しい。
 と・・・思ったら・・・

 可愛くないカラスちゃま。

 ここから見える駒ヶ岳。すっかりお気に入りの場所になってしまいました。続きはあります。
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