今度は桂岡駅。1つとなりの「中須田駅」は呼び捨てだったのに、入口正面にちゃんと「駅」と書かれていました。
この駅も、もと貨物列車の最後尾、車掌さんが乗務する車掌車を改造されたものです。
ホームに面したところでも桂岡と呼び捨てにされず、「駅」付き。
秘境駅にランキングされてしまいそうな、宮越駅。
古びた木造駅舎に味が出ています。
駅の中に入ってみました。ベンチがあるだけで何もありませんっ!!駅に必ずついているはずのお手洗いもありませんっ!!ダルマ駅の中須田・桂岡駅も同様。
20Wの蛍光灯2本と、奥に放送用のスピーカー。
夜になると、この明かりだけじゃ、暗すぎるだろうな~。
次は、「ゆのたい」と出ていますが、実は幻の駅があります。
本日より、恒例の東京離島の旅に出かけるので、次回アップするのは、しばらくこの先になりそうです。
レンタカーで神明駅まで各駅停車し、その駅舎を探検。断っておきますが、私たちは度を超すような熱狂マニアではございません。
駅のまわりの雰囲気はどうなっているか、調べるのが好きだけです。
これが駅舎!?貨物列車の最後尾に連結していた、車掌さんが乗る「車掌車」そのもの。
きょとんしていたら、友人が「この駅舎をダルマ駅舎と言います。ダルマ駅へ行こう!という本も出ています」と解説。
携帯電話で図書館の所蔵検索。「所蔵なし」だったので、買ってしまいました。
高速道路のトラック輸送がほとんどになり、鉄道による貨物輸送が減ってしまい、過剰となった「車掌車」。
鉄クズと化せず、この車掌車を駅舎として余生を送っているようです。
待合室内部。もともとここで貨物列車の最後尾、車掌さんが乗務するところでした。
中須田の次は桂岡。
私は未来を予言できる超能力者ではありませんが・・・26日に出した予想は、週末における台風の影響はなさそう。(想定地域は関東地方)その後、気象庁や米軍台風情報などで振り回されっぱなし。最悪のケースになるかも知れないと旅先の変更も検討したくらい。ずっと前から楽しみにしているので、キャンセルは早とちりせず、状況次第で慎重に。
一旦、九州に上陸するが、台風のエネルギー源になる水蒸気の供給がなくなり、関東まで行くことはなく途中で衰える予想。結局、26日に出した予想と同じ。旅先変更はせず、当初計画通りに。9年ぶりの東京アイランドです!!
気象庁28日 23時35分発表 31日21時の予想 温帯低気圧 存在地域 西日本 中心気圧 994hpa 中心気圧が950や960だとしたら、猛烈。1000に近い994は強風が衰えそう。
あれからもう1ケ月過ぎてしまいました。旅に出かけると、連載が終わるまで3ケ月~4ケ月先。長すぎる~!!
江差から隣の上ノ国駅に向かう道路は右側に爽快な日本海でした。
しばらくすると、上ノ国駅到着。旅館かと見違えるほど商工会館を兼ねている立派な駅舎。(上ノ国観光協会も入っていました)
駅で寝る旅人が増えたため、駅舎に入れるのは午前6時30分から午後9時45分まで。日本で2番目の秘境駅、小和田駅はそのような張り紙はしていないので、小和田駅は駅の中で寝ても構いません。しかし、夜になると消灯なので、漆黒の闇に。そこで泊まる勇気なし。温泉と宿が一緒になった龍泉閣という宿泊施設が平岡駅と一緒になっているので、飯田線秘境駅探検の拠点にしたほうがよさそう。
今は無人駅だけど、出札窓口跡がありました。
なるほど・・・ここは北海道最西端の駅でした!!
ホームへ。
7月の終わりだというのに、アジサイ。
本州も、少しずつ秋の気配が感じられました。夜になると少しひんやりします。今がちょうどよく、北海道の夏と言う感じでしょうか。汗が噴き出るような暑さではありませんでした。
週末は2ケ月前から準備していた、東京離島への旅だというのに、厄介なものが現れてきましたっ!!熱帯低気圧の存在に気付いたのは8月22日。その時点の予想は、8月の終わりになってもまだ日本列島は高気圧に覆われるので、フーフー隊は日本列島への進入を拒むように中国大陸へ・・・と予想していましたが、状況が変わってしまいました。
自分の都合が良い方向に導くように、中国大陸へと指示を出したにもかかわらずダメでしたね。
気象庁の出した進路予想。
5日後の予想円が大きくなる理由は、進路がまだはっきりしていないため、円内に入る可能性を示しているようです。
これは米軍が出した予想。28日12時(プラス9時間)=28日の21時に石垣島、30日12時(プラス9時間)=30日21時に鹿児島近海に接近し、本州を横断し、31日12時(プラス9時間)=31日21時は名古屋通過、9月1日はもう日本のはるか東へ。
気象庁発表よりも駆け足のような予想です。
気象庁と米軍の出した予想に大きなギャップあり。いったい、どっちが精度が正しいんだ!?
さて、青ヶ島の還住丸が就航するかどうか、気象庁や波高予想などで分析してみました。
8月21日(水) × 欠航 台風12号のうねりが届く
8月22日(木) × 欠航
8月23日(金) × 欠航
8月24日(土) × 欠航 秋雨前線の影響
8月25日(日) × 欠航
8月26日(月) × 欠航
8月27日(火) × 欠航
―――(ここから予想)―――
8月28日(水) ○ 就航 貨物船も入港
8月29日(木) ○ 就航
8月30日(金) × 欠航 台風15号のうねりが届く
8月31日(土) × 欠航
9月 1日(日) 日曜運休
9月 2日(月) △ 就航率30% 台風15号は日本海の東北地方で温帯低気圧になるか。米軍の出した予想ではなく、日本気象庁の予想を基にしています。
9月 3日(火) ○ 就航
市内最高峰の美味しいところの「鮨八」さん。「鮨八」の寿司を食べてしまうと、他の店に浮気できないほど。鮨八さんは、回転寿司でありながらプロの職人、オプションのサイドメニューも豊富。
寿司を食べていたら、従業員が水槽からアジを取り出すシーンを目撃っ!!
アジはバタバタ水をはねているのか、水槽回りは水しぶき。
メニューには載っていませんでしたが、「あのー、他の方が注文したもの、私も注文します!!アジの活き造り」とオーダーしてしまいました。
すると、網を持って、泳いでいるアジを掬い出し。必死に抵抗しているのか、バタバタと水しぶき。その直後、板前さんに運ばれ、入刀。私が注文したせいで罪なきアジが八つ裂きの残酷な死刑執行させられ、本当に申し訳ないです。生命を奪い取る行為は本当にいけないんですけど、人間が生きていくのに魚を犠牲にしなければならないです。本当にごめんなさいっ!!
板前さんが精神を殺していないせいか、ピクピクと動きながらもがき苦しみながらの刺身。
パカッと口が開いたままなので、食べている途中に口を閉じろうとしましたが・・・
笑っているかように開くんです。
残酷さを与えないように、板前さんの工夫なのかな??
本当にごめんなさい、でも、すごく美味しかったです。
今夜も・・山口県の伯母から戴いた、天然タイのカルパッチョ。
レシピは自分流に味を仕込み。ちょっと絞まりのない味だなと思ったら、青ヶ島の「鬼辛」でピリッと引き締まったような味に仕上げ!!
青ヶ島は本当に美味しいものたくさんだな~!
ずっとモニタリングしていた、フィリピン近海で発生した熱低気圧。26日15時頃、ついに台風15号に昇格してしまいました。8月22日に出した予想では、27日(火)に台風15号に昇格の予定ですが、1日早まってしまいました。進路状況を自分なりに分析してみました。
27日の青ヶ島は、秋雨前線が沖縄から伊豆諸島にかけているので、まだ波が高くて欠航。28日は凪いでくるので、8日ぶりに就航予定。29日もそれほど影響は出ないので、就航。30日は、海が荒れてくるのは中国大陸と九州の真ん中あたりの東シナ海。うねりが青ヶ島に届き、就航できるか五分五分。貨物船だけ就航するかどうか、予想はちょっと難しい。
8月20日(火) ○ 就航
8月21日(水) × 欠航 台風12号のうねりが届く
8月22日(木) × 欠航
8月23日(金) × 欠航
8月24日(土) × 欠航
8月25日(日) × 欠航
8月26日(月) × 欠航
―――(ここから予想)―――
8月27日(火) × 欠航 秋雨前線の影響で荒れる予想
8月28日(水) ○ 就航
8月29日(木) ○ 就航
8月30日(金) △× 就航率70% 台風15号のうねりが届いていなければ就航
8月31日(土) △× 就航率50% この日は東シナ海に接近中。2000キロ離れた青ヶ島にも影響出そう。
9月 1日(日) 日曜運休
ホテルニューえさしでは無線LAN完備。通信料はドコモを介さないので、無料で使い放題!!27日のお天気は・・・と調べてみたら、「北海道檜山地域、曇り一時雨」。朝、ホテルのカーテンを開けてみたら、ご覧とおりよいお天気っ!!
向こうは日本海。海が見えると、血が騒ぐのは故郷が山口県日本海側の小さな漁村だから!?
朝食。食後のコーヒーはセフルサービスなので、和食をセレクト。
函館名産のイカソーメン付きっ!!
友人は洋食でした。目玉焼きにパン、生野菜たっぷり。
当初計画では、朝8時9分江差発の汽車で函館に向かい、10時21分に函館。10時45分発の汽車で大沼へ。砂原支線への接続がなく、タクシーで流山温泉駅へ。温泉でまったりしたあと、15時20分発の汽車で森へ。乗り換えて、長万部には17時28分着。ちょうどよく室蘭本線に接続しているので、17時37分発東室蘭行の汽車で憧れの日本一秘境駅、小幌駅に降りられる!!
小幌には17時55分着、しばらく探検して、19時11分長万部行の汽車で長万部へ。19時28分に着くので、予約しておいた旅館のチェックイン時間に間に合う!!
砂原支線に乗るつもりで、経由を「東北・高崎線・上越・信越・奥羽・津軽線・海峡・江差線・函館線・池田園・東森・函館線・千歳線」と書いて指示したのに、発券したのはこの切符。砂原支線経由のマルス券に分岐して最初の駅、「池田園」と森の手前になる「東森」印字されるはずなのに、見事に省略。
別途往復とし、「長万部 → 小幌 経由:室蘭線」も一緒に発券してくれたので、上の切符でも私の指示通りだと勘違い。指示された経路を読めず、みどりの窓口の係員として勤まるな~!!この発券方法だと、上の乗車券と長万部~小幌は重複区間。経由欄がそれぞれ「函館線・静狩」と「室蘭線」なので、気づかなかったかも知れません。このせいでとんだ赤っ恥を・・・。
その後、江差線惜別記念イベント、臨時のお座敷列車を運転すると発表。
友人に「江差線にイベント列車のお座敷えさし号が走るらしい」と相談。
「小幌駅探検は17時55分から19時11分の間。当然、この時間帯はかなり日が傾いており、海岸まで出るのは薄暗くて危険も伴う。小幌を探検するなら、翌日の明るいうちに」と友人の提案。
お座敷えさし1号が出るのは、江差駅14時45分発。木古内に着いたら、特急で一路長万部に行き、小幌は翌朝探検するプランに変更。
14時45分発なので、およそ6時間の空き時間があり、有効活用すべく、レンタカー。
江差町は小さな町なので、日産レンタカーやトヨタレンタカー、オリックスとか全国チェーン店はもちろんありません。
江差町観光協会にレンタカー業者を紹介してもらいました。「6時間のご利用だけど、12時間と同じ料金になりますがいいですか?」「14時45分発の汽車に乗る予定ですので・・・」
レンタカー業者いわく、「ホテルまでクルマをお持ちします。お返しはガソリンを満タンにして江差駅前の駐車場に置いて、車のキーはサンバイザー(日よけ)に差し込んでも大丈夫です」とのこと。あの~、江差町は伊豆諸島のような離島ではなく、北海道なんだけど??去年の新島旅で、レンタカーを借りた時のこと。「返車は港の駐車場に置いてください。キーは車内のどこかに置いても大丈夫です」と言われ、その通りにキーを助手席に置きっぱなしにして帰ってしまいました。離島だから、仮に盗まれても島から出ることはなく、お巡りさんが動けばすぐに検挙可能。
江差町は北海道だから盗まれたら根室でも、稚内でも逃げられるのも可能。置きっぱなしにするのはちょっと心配。レンタカー業者が来たら、対面で返車方法をもう1度確認したほうがよさそう。
「車の返車方法なんだけど、14時に江差駅に着く予定です。駅前で置きっぱなしでも大丈夫なんですか?」
「私が迎えに参りますので、大丈夫です」
レンタカーは、神明駅までの各駅巡りと、湯ノ岱温泉入浴、それから余った時間は江差観光。
まだまだ続きはあります。今日はこの辺で・・・・。
江差駅からホテルまで歩きながら飲食店を物色。大衆居酒屋はタバコの煙が充満しそうなので、パス。道民はタバコが大好きと知られていますからね・・・(笑)
この店はうーん??少しはいけそうかな?結局、目星をつけたところは、ホテル目の前のチャイニーズ「美華」さん。
ホテルのエレベーターに「この近くに天然温泉があります」とポスターが張られていました。長旅の疲れは温泉で癒そうと思い、フロントの係員に場所はどこですか?と聞いてみました。「みどりヶ丘の湯っこは、玄関を出て、左側。しばらく歩くとセブンイレブンが見えます。道が分かれていまして、ここです」と地図を見せてくれました。「歩くとどのくらいですか?」「ここからですと、15分くらい」「えっ?そんなに遠いの!?近くにある温泉はない?」「温泉ではありませんが、松の湯銭湯なら2分です。時間は21時までです」
中華料理店も営業時間21時まで。銭湯からあがって、そこに行っても「ラストオーダー過ぎてしまいました」と食べられなくなる可能性があるので、銭湯はあきらめ、お店へ直行。
左は私のカメラ、右は友人のカメラ。カメラが違うと、お料理の雰囲気が少し変わってしまいました。
この日はたくさん食べたような記憶がしますが、頼んだのは3品だけだったようです。
北海道だから、大皿にお料理を盛り付けているからでしょうか・・・。
21時過ぎても、「ラストオーダーです」と言われなかったので、「また頼んでも大丈夫ですか?」と聞くと「はい、大丈夫です」と頷き。最後に八宝菜を注文。
注文してすぐ運ばれるのではなく、かなり時間がかかる。北海道は「のんき」気質なのかな??
沖縄ルール(※)を充分知っているけど、北海道ルールを勉強しなくちゃ。
(※ ウチナーンチュは歩くのが苦手。10分かかるなら迷わずクルマ。青ヶ島人も同じ。集落から歩いていける十一屋にクルマで行く島民も。ウチナーンチュはケンタッキーが大好き。沖縄そばに突っ込む、チャンプルーに突っ込む。いろんなウチナー料理に応用。新聞は琉球新報か沖縄タイムズ。この日亡くなった方の訃報スペースがある。沖縄のファーストフードはマックよりもアメリカから上陸した「A&W(エーアンドダブリュー)」。内地では買えないルートビアも高い支持率あり。ルートビアは炭酸飲料で、まるで病院のにおいだけど)
お腹が満腹になったところで、「江差線が来年なくなるので、東京から乗りに来ました。とても美味しかったです。ごちそうさまです」と一言お礼。
お店を出たところでセイコマート(北海道に強いコンビニチェーン店)があったので、少し買い物。交通系ICカードが使えるところなので、JR九州のスゴカでチャリーン。JR北海道のキタカも持っていますが、キタカは九州で消費、スゴカは北海道で消費。
自社エリア内で自社ICカードを使われても、手数料なし。他社で使われると、5%の手数料が入ります。例えば、小倉から折尾まで360円区間。JR北海道のキタカで乗車すると、手数料20円は北海道に入り、340円は九州へ支払い。IC交通系の電子電算機が相互利用の相殺清算をしてくれます。発行枚数が日本一のJR東日本「スイカ」はほぼ全国で使われているせいか、他社利用による手数料がコロコロ入っているようです。
自宅周辺は田舎なので、夜になるとかなり真っ暗。夜、最寄りの駅から自宅まで歩くのに怖くなってしまうほど漆黒の闇。
電柱に照明らしきものはついているが、長年も灯ったことはない。この周辺だと、車を持つ人が多いので、「このあたりは夜になると真っ暗、防犯上によくないぞ!」と行政に文句は言わなかったと思います。かくいう私も、ほとんど夜間は車で帰宅するので、文句言いませんでした。
真っ暗闇に家だと、泥棒にとっては好都合。空き巣や忍び込みとか。我が家では、人が近づいたら点灯するセンサー付のライトを取り付けているので、幸いにも被害はありません。
長年も壊れたままほったらかしにした街路灯に修理の業者が来たらしく、ランプを取り付けてくれました。明るい水銀灯タイプではなく、20Wの直管蛍光灯。寿命が来ても、再びほったらかしになりそうなので、切れたら行政に通報しますから!!(笑)