東京アイランド

OCNブログ人サービス終了に伴い、ここに引っ越ししました!

【完結】2015能登&黒部&白川郷

2016-03-24 00:37:45 | 2015能登&黒部&白川郷
 2015年11月に出かけた旅行記はおよそ4ケ月かけて完結。9月に出かけた「カシオペア」はまだまだ。奥多摩の話もあるし、あまりにも長すぎる。シリーズでもっとも長かったのは2014年の青ヶ島。2014年7月下旬からアップし続け、完結を迎えたのは2015年5月。たった3泊4日(うち1泊は「たちばな丸」)なのに、長~い。1年近くかけて書き続けるのは、日本一何もない秘境の青ヶ島に愛着があるからでしょう・・・(笑)

 白川郷集落で見つけた郵便車。しかし、白川郷に郵便局は1軒もありません。白川村役場付近の「鳩谷(はとがや)郵便局」まで1.5~2キロ離れています。歩いていくとしても、遠いです。風景印はもちろん、合掌造りですが・・・「はとがや」と言われると、埼玉の「鳩ケ谷」と混同してしまう。せめて「白川郷郵便局」にすればよろしいのでは。埼玉県鳩ケ谷市は残念ながら川口市と合併し、消滅。市の鳥はキジバトちゃま。鳩ケ谷郵便局の風景印も、もちろんキジバトちゃまの図案になっています。
 
 全国の混同しがちな地名・・・青梅(おうめ)駅(奥多摩に近い)と青海(あおみ)駅(江東区・ゆりかもめ)、新潟県の青海(おうみ)駅。
               目黒(めぐろ)駅と、目白(めじろ)駅。どちらも山手線の駅。
               小幌(こぼろ)駅と、小諸(こもろ)駅。小幌は北海道、日本一秘境駅、小諸は長野県。
               伊賀(いが)駅と、伊賀屋(いがや)駅。どちらもJR九州。
        郵便局も・・・鳩谷(はとがや)は岐阜県の白川郷。鳩ケ谷(はとがや)は埼玉県川口市の旧鳩ケ谷市内。


 世界遺産に登録されているところなので、古くからの合掌造りを喫茶店にリニューアル。

 全席予約制の金沢駅行き高速バス。もう1つの世界遺産地、富山県の険しい山岳地帯の五箇山(ごかやま)合掌の里も停車。北陸新幹線が金沢まで開通したことにより、アクセスしやすくなりました。脚光を浴びているところです。
 あっという間に席が全部埋まってしまいました。早いうちに予約が取れてよかった。白川郷や五箇山は日本の原風景が見られる世界遺産なので、たぶん、バスの車内はいろんな外国語で飛び交っていたに違いない。

 バスは高速道路を走行し、16時50分頃、定刻とおり金沢駅到着。万が一遅れそうになるときは、バス車内からスマホをいじって新幹線の予約し直そうと思っていましたが、そのままでも大丈夫でした。
 JR西日本のネット予約e5489は、切符を発券するまで、何度も変更OK。しかも無料。発券してしまうと、変更は1回限り。間に合わなかった場合は、救済措置として後続する自由席には乗れます。

 金沢駅にいられるのはわずか20分しかないっ!「みどりの券売機」へ駆けつけ、予約したきっぷを発券。西日本のe5489を使った理由は、上越妙高から東京間はJR東日本なのに、全区間西日本の割引適用。例えば、東京から長野までJR東日本なのに、e5489予約を通して発券すると、西日本の割引適用。しかも、23区内の各駅、新幹線停車駅なら発券可能。東日本のえきねっとで買うと損して、西日本のe5489は得するというおかしな現象です。

 普通に変な区間ではなく、最短距離。

 東京行き「かがやき532号」はWなので、JR西日本の車両でした。東日本のE7系も全く同じですが、わが故郷の山口県は西日本なので、W7系のほうに愛着があるのは確か。「のぞみ」に乗るときも、ドア下のJRマークはどんな色なのかつい確認してしまいます。青なら、西。オレンジは東海。青だったら、嬉しくなってしまいます(笑)。

 東京まで途中で停車するのはわずか4駅っ!!富山、長野、大宮、上野。厳密に言うと、新潟県の上越妙高駅は東と西の境界。わざわざ停車して、ここで交代すると、時間のロスになってしまいます。JR西日本が越境乗務し、長野で全列車交代。上越妙高、飯山駅の駅名はJR東日本の「緑」なのに、新幹線の運転士、車掌はJR西日本。


 わずか20分しかないので、夕食の駅弁はどれにしようかと迷った挙句・・・これ1個しか残っていなかった。

 カニがついている似たような弁当はこれでしょう!?

 石川県も日本海側なので、カニやイクラ。ごちそうさまでした~!!気が付けば・・・あっという間に大宮駅。平行する京浜東北線、埼京線の通勤電車を追い越しながら、しばらくすると山手線も平行し、新幹線は地下へ。上野駅。上野を出ると、終点、東京。長かった、能登&黒部&白川郷はこれで完了します。友人は時刻表博士なので、効率よく回れたことに感謝。
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白川郷の国指定重要文化財/築300年の和田家

2016-03-12 00:13:01 | 2015能登&黒部&白川郷

 白川郷はほとんど合掌造りの建物、宿泊せず今日のうちに帰京なので、散策だけではなく、内部だけは見ておいたほうが良いという友人の勧めもあり、「和田家」に行ってみました。
 間口14間、奥行き7間の建坪は、白川村に残された合掌造りの家屋としては最も規模が大きい。とのことです。

 築300年ということは、西暦1700年あたりに建設。1603年~慶応4年の1867年は江戸時代とされています。(1868年は明治元年。)江戸時代の中期に建てられたものでしょう。

 現在も、和田家は住居として使われており、部分公開されています。

 囲炉裏。

 昔のぜんまい式振り子時計も現役。今の時代、電波時計だけど、この時計も正確に時を刻んでいます。

 ドアの向こうはプライベートエリアなので、立ち入りはご遠慮くださいとのこと。2階に上がってみます。

 築300年と思えないほど頑丈な造り。

 昔、実際に使われていたものを展示。

 2階からの眺め。

 岐阜県大野郡白川村。日本の原風景。金沢駅行きの高速バスの発車時刻まであと30分。白川郷にいられるのも残り数分。今度、白川郷に訪ねるチャンスがあったら、貫禄のある古い合掌造りに宿泊し、郷土料理を味わってみたいです。北陸新幹線が金沢まで開通した恩恵もあり、首都圏から白川郷までのアクセスがぐーんと近くなりました。
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展望台からの眺め

2016-03-09 00:11:24 | 2015能登&黒部&白川郷

 2015(平成27)年11月24日。雨はやみ、曇りの状態で撮影。

 ポストカードの、お写真を引用。夏だったら、あたり一面「緑」が映えていて美しい。

 もう春になってしまいましたが、冬の間はこのような風景。

 真冬の夕方、合掌造りの建物に明かり。


 「さるぼぼ」は飛騨高山のお土産屋さんによく見かける定番商品だというのに、白川郷も!?説明文を要約すると、「さるぼぼ」は持っているその人の身代わりになって災難から守ってくれると言い伝えがあります。表情が固定される顔は入れていません。「嬉しいとき、悲しいときに、自分と同じ気持ちになってくれているように見えてくる」とも言い伝わっています。

赤…縁結び・安産・子供の成長祈願・夫婦円満・家内安全・決断と勝負運
青…勉強運・仕事運・集中力・合格祈願・出世祈願・心を落ち着かせる・幸運
黄…金運・ギャンブル運・財運アップ・宝くじ当選祈願
ピンク…恋愛運・素敵な出会い・幸せな結婚・豊かな人間関係
緑…健康運・平穏・病気を寄付けない・健康祈願
オレンジ…子宝・新たな自分の発見・友人関係の充実・旅行運の向上
紫…出世運・健やかな長寿祈願・トップを目指す・魔除け
○白…財産運・心を清める・優しい心・浄化
●黒…厄除け・魔除け・気品高く格を引き上げる・身を守る・勝運
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白川郷の風景

2016-03-06 00:12:44 | 2015能登&黒部&白川郷

 展望台行きのバス乗り場は、バスターミナル兼観光案内所から徒歩10分くらい。わかりづらい場所だと思います。友人は事前にリサーチしているのか、おおまかな場所は把握。バス停に向かう途中にあった建物。左側は、「御宿」の文字が見えるので、観光客も泊まれるようになっています。

 ここでも「御宿」になっていました。1度は泊まってみたいところ。

 豪雪地帯なので1階が雪で埋まっていて出られないときは、2階、3階からも出入りできるように扉がつけられています。白川郷どこでも似たような構造でした。

 消防団が使う備品の倉庫兼用公衆便所。

 酒屋。軒先にあるものは「杉玉」。真っ緑なら、「新酒はじめました」という合図のようです。今の時代、そのような習慣はなくなり、熟れ過ぎて落ちてしまいそうな感じ。今では酒屋の看板代わりいや、そのような杉玉が吊るされていれば酒屋だという目印になっているかも知れません。

 展望台行きの有料バス。かなり坂道なので、バスに乗っていったほうが便利です。片道200円でした。
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白川郷でランチ

2016-03-04 00:27:15 | 2015能登&黒部&白川郷

 13時10分頃白川郷到着、金沢駅行きのバスが出るのは15時20分。バスターミナル横の観光案内所に予約番号を伝え、バス指定席を発券とともに運賃を支払い。ここにいられるのはわずか2時間なので、ぱぱぱっと観光。バスは15時20分に出て、金沢駅に着くのは16時45分。東京行きの新幹線は17時9分発。バスが遅れる可能性もあるので、JR西日本のe5489で予約したものは発券せず保留。間に合わないときは、バス車内でスマホをいじって、次の列車に予約しなおすのも可能。発券前なら、手数料なしで何度も変更が効くので、便利なものです。(通常のeきっぷの発券後は変更1回のみ。e早特などの変更に制限が付く商品は発券後の変更不可)
 旅客営業規則は全国共通ですが、インターネットを通して予約するときに割引になるきっぷやルールは各社マチマチ。北陸新幹線はJR西日本とJR東日本の共同運行ですが、東日本会社線内の東京~上越妙高間で完結する特急券は西日本のe5489で予約したほうが割引になります。東日本のえきねっとで予約すると割引はつかない代わりにポイントがもらえます。e5489で予約したものは東京都区内の各駅、北陸新幹線の停車駅で発券可能なので、首都圏在住の方でも、e5489の恩恵を受けられます。
 西日本の本社は大阪。ポイントをためるよりその場で割引することが好まれ、東日本はポイントをためて、あとでsuicaなどに還元できればお得という国民性の違いによるかも。
 適当に見つけた、「そば屋」さん。中に入ってみると、ものすごく混んでいました。今日は11月24日、火曜日。勤勉な日本人なら出勤しているはず。見かけは日本人とあまり変わらないけど、外国人観光客なのかなぁ?と私は音声で判別できないので、スマホにチラ見。文字が中国語やハングル・・・だったら、その方は外国人。(Wi-Fiさえあれば、iPhoneはもちろん、外国製でも通信可能)

 とろろごはん、えび天そばをオーダー。美味しくてあっという間に平らげてしまいました。ごちそうさまです。

 ここでも温暖化が進んでいるのか、11月24日でもご覧のような風景です。

 雨がやみました。わざわざ傘を持ち歩かなくてよかった。すると、友人が「ものすごーく気になる絶景の場所へ行きましょう!!」と案内してくれました。続く。
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今度は世界遺産の白川郷へ

2016-03-02 00:31:24 | 2015能登&黒部&白川郷

 始発は高岡駅、北陸新幹線の新高岡駅、城端駅のお客さんを拾って、白川郷に向かう高速・路線バスもあります。高岡駅から乗ればいいですが、今回は城端線に乗ってみたいので、城端駅前から加越能(かえつのう)バスに乗車。こちらは予約不要、自由席。金沢から白川郷は北陸鉄道バスなので、要予約、チケットに引き換えるときに券面に指定席の番号記載。平日とはいえ、海外からお越しの旅行者などでなかなか予約が取りにくくなりますので、思い立ったらお早目に。1ケ月前に予約したときは空きがありましたが、当日は満席でした。
 城端駅前を11時55分に出発し、白川郷に13時10分到着。およそ1時間15分のバス旅。

 白川郷に着くころは雨が降り止みますように・・・

 やっと着きました!!ここは「岐阜県大野郡白川村」。平成の大合併で全国的に「村」が消滅しているさなか、ここだけは「村」が残っていました!!わが故郷の山口県も、いくつかの「村」(むつみ村、福栄村、川上村、旭村、佐々並村など)があったのに、萩市に合併しているので山口県の「村」は消滅。東京都は本土にある唯一の村があるのは、最果ての「檜原村」。あとは、離島の「利島」「新島」「三宅」「御蔵島」「青ヶ島」「小笠原」の各村。

 およそ60キロ先の高山郵便局から1日1回取り集めに来ているようです。世界遺産の白川郷集落内に郵便局があってもおかしくないのに、そこからすごく離れたところにありました。

 およそ500年前の建築物が現在も引き継がれています。観光客誘致のため、合掌造りの民家を旅館にしているところもあります。今夜は白川郷で宿泊し、500年前の世界にタイムスリップしてみたいですが・・・残念ながら今日中に帰らなければならない。まだまだ続きはあります。( ^^)
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城端駅舎は1898年建築

2016-02-29 01:08:00 | 2015能登&黒部&白川郷

 やってきました、終点、城端駅。この先、鉄路を設ける計画はあったのか、調べてみましたが、ありませんでした。
 今日(平成27年11月24日)は残念ながら「大雨」。

 城端駅は簡易委託駅なので、JRから受託を受けた駅員さん駐在。きっぷに「無効 城端」のはんこを押してもらい、出場。

 現金専用の近距離自動券売機もありましたが・・・「出札窓口でお求めください」と札が掛けられています。お金を入れると切符は出てくるのは確かだけど、出札窓口で対面購入とはどういう理由なんでしょうか?

 改札横の待合室。

 なんと!!明治31年10月建築の建物財産標が・・・。調べてみたら、城端駅開業日は、1897(明治30)年10月31日。つまり、開業当時は仮の駅舎で1年間は本格的な駅舎を建てたという意味なんでしょう。


 明治31年を西暦に直すと1898年。今年2016年なので、計算してみたら・・・築118年。鹿児島の山あい、肥薩線の嘉例川駅は1903(明治36)年なので、ここは嘉例川より古い。それなのに、城端駅は明治の建築物とは思えない。

 雨が降っていて、湿度が高かったため、丸いものが4個見えます。よくテレビでオーブは霊が形を変えて映る心霊現象だ!!とかよく言っていますが、これは「霊」ではございません。湿度が高いときに撮影すると、カメラのレンズを通す光加減とかで丸いものが現れるのが普通です。そんなに気にするほどではありません。明治30年代となると洋風文化を取り入れる「文明開化」。当時の袴や着物姿で行き交っていたかも知れません。

 マルスのオンライン回線が結ばれていない単独の「POS端末」。NEC(日本電気)製。オンライン回線のマルスは日立製作所、OKI電気。POSはNECが主流になっているようです。もちろん、全国のJR線収録。城端駅で変な駅から変な駅まで、と頼めば発券できそうですが、旅客営業規則第20条 駅において発売する乗車券類は、その駅から有効なものに限つて発売する。と書かれているので、難しいでしょう。JR西日本は規則に忠実。「みどりの券売機」で他駅からを入力するとエラー。(JR東海も同様)JR東日本のえきねっとで変な駅から変な駅までを入力し、JR西日本の北陸新幹線停車駅の「みどりの券売機」で発券可能。

 用済みの乗車券も徹底管理。近くに穴開けのパンチ。使用済みでも裏が黒いきっぷだと磁気情報は生きている。自動改札機を通せばごまかせるので、情報を消すためのパンチ。JR東日本も平成3(1991)年、山手線に自動改札機導入、未設置の駅は切り込みを入れるパンチ。入鋏位置によっては磁化情報が一部消えてしまい、通れなくなるケースがあった。それに代わる改札スタンパー導入(平成4年から)。
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城端線(その3)

2016-02-25 00:25:20 | 2015能登&黒部&白川郷
 城端線の路線図を見ていると、どうも日本人の名字が多いみたい。
 始発の「高岡」さん、「林」さん、「東野尻」(野尻)さん、「福野」さん、「東石黒」(石黒)さん、「福光」さん、「越中山田」(山田)さんの8つも!?


 林さんの駅です。千葉県の成田線にも「小林」駅あり。宮崎県の吉都線にも「小林」駅。JR駅に同姓同名ならぬ、同じ駅がある場合は乗車券の表示は路線名の頭文字を冠します。
 成田線の小林駅は(成)小林、吉都線は(吉)小林。
 福島駅も、大阪環状線と東北線にあり。(環)福島と、(北)福島で区別。
 根岸駅も、横浜の根岸線にあるものは(岸)根岸、只見線の根岸は(只)根岸。
 高松駅も、本家の香川県は(讃)高松、石川県の七尾線にあるものは(七)高松で区別。

 何もない田舎でした・・・。

 戸出(といで)駅。向かいに新しく建てたばかりのアパートが見えます。駅前の便利な物件。

 砺波(となみ)駅。砺波市の中心駅なので、開けているところでした。みどりの窓口あり。

 ここは無人駅。

 福光駅は「みどりの窓口」あり。城端線内でマルス端末があるのは、高岡(あいの風鉄道の社員に委託)、新高岡(北陸新幹線)、砺波、福野、福光の5駅。

 「〒」マークが見えます。最初は郵便局かと思い、グーグルマップで確認すると、福光郵便局は駅からもっと離れたところにあります。これは何だろう??山陰本線にも「福光」はありますが、そちらは旧国名の「石見」を冠して「石見福光駅」。
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城端線(その2)

2016-02-21 00:18:48 | 2015能登&黒部&白川郷

 城端行きのキハ40 2090車内。レイアウトは30年以上前の国鉄設計。キハ40、47が最初に出たのは・・1977(昭和52)年、中央線のオレンジ色201系電車は1979(昭和54)年から。2006(平成18)年の年末に、新型のE233系登場、旧201系は瞬く間に長野送りにして淘汰。(長野送りとは、JR東日本で使われなくなった車両を解体する工場がある)
 キハ40、47の車齢は古いけど、北海道から九州まで各地で大切にしているのか、ご覧通り美しく保っています。廃車になり、ミャンマーに譲ったキハ40、47は現地の好きなようにめくちゃくちゃに改造。汚れても気にならないお国柄なのか、ますますボロボロに。
 日本の鉄道は運転席横の乗務行路表に○○駅に何時何分05秒に停車して、30秒後の35秒に発車する・・とか秒刻み。車内の手入れや清掃も欠かせない。日本人は何でも規律。海外に譲ると、日本のように大切に扱われることはなく、「JR」ロゴマークや各社の塗装のままでボロボロ~に。

 城端線だけではなく、氷見線の運用に入る車両なので、ドアの上に雨晴駅から見える立山連峰の説明が付いていました。
 この眺めは、雨晴駅そのものですっ!!去年5月に行ったときは、霧で霞んで見えず・・・。

 氷見線&城端線 路線図。あいの風とやま鉄道に転換し、全国のJRに繋がっていない飛び地路線だと以前書いてしまいましたが、よく見たら、北陸新幹線の新高岡駅は城端線に接続している。
 東京から新高岡経由で氷見に行くとしたら、【区】東京都区内 → 氷 見  経由:東京・新幹線・新高岡・城端線・氷見線 というふうに印字されるので、飛び地ではありませんでした。
 唯一の飛び地は、青森県の大湊線(野辺地~大湊)ですかね・・・。

 「ハットリ君は有名だけど、猫やハットリ君の妹、右の男の子って、名前はわかる?」と友人に聞いてみました。
 「右の男の子は、ケムマキ君でしょ?」
 「猫は?」「さあ、知らんわ。キャラクターの下に名前を書けばいいのにそれがないね」
 調べてみたら、猫は「影千代」。ワンちゃんは「獅子丸」。
 赤いハットリ君は、若く見えるので「妹」かと思ったら・・・ハットリシンゾウ、弟なんです。どちらも男。
 路線図の上にある女の子は、ツバメちゃんでした。子どものころ、アニメで何度も見ているのに、名前を知らないなんてそんなのあり!?
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ICカード 来春以降 石川の北陸線 IRも導入検討

2016-02-17 07:34:17 | 2015能登&黒部&白川郷
(中日新聞 2月16日より抜粋)

JR西日本は、石川県内の北陸線でICカード「ICOCA(イコカ)」を来年四月以降、順次利用できるようにする方針を固めた。城端線(富山県)の新高岡駅でも使えるようにする予定。
 北陸では二〇一七年度末までのICカード導入を目指していたが、昨年三月の北陸新幹線開業による需要の高まりなどを受け、時期を早める狙いとみられる。
 北陸では、新幹線開業で経営移管された並行在来線のあいの風とやま鉄道(富山県)がICカードを導入済み。新高岡駅で使えるようになれば、同駅で新幹線と接続する城端線と同鉄道をICカードで相互利用できるようになる。
 また石川県のIRいしかわ鉄道も導入を検討、JR西に足並みをそろえるとみられる。これにより、石川県内の北陸線と両並行在来線がICカードで相互利用できるようになる。今後、導入する各駅で自動改札など必要な整備を進める。
 北陸でのICカード導入方針は、一七年度を最終年とするJR西の中期経営計画に盛り込まれており、これまで計画期間のできるだけ早い時期に導入するとしていた。新幹線で石川を訪れた首都圏からの客などがICカードを使えず、早期導入が課題となっている。 (曽布川剛)
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城端線(その1)

2016-02-17 00:00:24 | 2015能登&黒部&白川郷

 高岡から城端まで29.9キロ、580円区間。歴史はとても古く、明治30(1897)年開業。当時は鉄道省ではなく、中越鉄道。
開業してから23年後の、1920(大正9)年、日本国有鉄道化。中越鉄道にちなみ、「中越線」。今の城端線に改称したのは1942(昭和17)年。
 2010(平成24)年、北陸新幹線開業後は赤字ローカル線の城端線を廃止してバス転換化を検討していたみたいですが、結局、氷見線とともに存続。

 高岡止まりの昔懐かしの首都圏色キハ47が停車。

 子供のころ、通学で何度も見た、風景。懐かしいです。

 山口県の山陰本線で活躍しているキハ47の製造番号はすべて頭の中にインプット。子どもの頃は頭が柔らかく、興味があれば何でも吸収。キハ40や47の番号だけ覚えていても、社会人になっても、役に立つことは全然なし。頭が柔らかいうちに、英語やお隣の韓国語とか、いろいろと覚えておくべきなのに・・・。

 キハ47 42。車体のラッピングは立山連峰。138や、42は山口で活躍しているのを見かけたことないので、配属されてからずっとこの地域で活躍。

 3両編成で最後尾は1091でした。

 城端行きはキハ40単行。

 キハ40 2090。

 ハットリ君の作者は藤子不二雄。藤本弘さんと安孫子素雄さんと共同ペンネーム。藤本さんは富山県高岡市、安孫子さんは富山県氷見市出身なので、氷見線と城端線にハットリ君のラッピング列車。ドラえもん列車もあればいいですが、なぜか配属されず。
 ゲゲゲの鬼太郎の作家、水木しげるさんの故郷は鳥取県境港市。境線にゲゲゲの鬼太郎列車を走らせるなど、著名人の出身地だとアピールするJR西日本さんのユニークな発想が素晴らしい。
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城端(じょうはな)線の話をする前に・・・

2016-02-14 00:06:44 | 2015能登&黒部&白川郷
 高岡駅はもともとJR北陸本線。新幹線開業後は、第三セクターのあいの風とやま鉄道に転換。高岡から北へ伸びる氷見線(氷見まで16.5キロ)と、南へ伸びる城端線(城端まで29.9キロ)は全国のJR線とはつながらない飛び地になっています。ここだけでなく、東北新幹線新青森延伸により、東北本線が青い森鉄道に転換、野辺地から大湊までのJR大湊線も飛び地。

 1992(平成4)年6月1日、月曜日。その頃の私は山口県の何もない漁村に住んでいました。氷見線から転属してきたキハ23だ!!ととっさに撮影。インターネットもなかった時代なのに、この車両が氷見線だとか、越美北線だとか・・・よく調べているんだな。富山県も山口県も同じJR西日本なので、融通しあえたと思います。
 金沢支社のキハ48 4+1004が山口県の山陰本線に転出。特急「花嫁のれん号」改造のため、再び金沢支社に返還。山口に住んでいた頃何度も乗った同じ車両が「花嫁のれん号」として和倉温泉~金沢間を運用。
 氷見線のキハ23は、山口県に転属し、残念ながら2000年の初め頃に廃車。今やキハ23は絶滅。

 七尾線で活躍していた急行タイプのキハ28+キハ58も、今はほぼ全滅。まだ乗れるところはJR東日本盛岡支社の「kenji」。いすみ鉄道(千葉県房総のローカル民鉄)のキハ28 2346はバリバリの現役、JR西日本からの転属。写真に出ている、2113はもう廃車。

 1992年、平成4年はいろんなバリエーションがありました。キハ45も。キハ45 57はもともと国鉄時代の旭川(北海道)配備。寒冷地帯に向いていない理由により、広島鉄道管理局に譲渡。
 氷見線や城端線も国鉄王国なので、城端線の話に入る前に、北陸で活躍していた汽車が山口の何もない山陰本線でも活躍していた証をここに載せました。
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高岡駅

2016-02-11 23:49:11 | 2015能登&黒部&白川郷

 JR西日本の交直流電車(521系)をベースにした、あいの風とやま鉄道の新型電車。車両のデザインやインテリアは京阪神の新快速225系に酷似。あいの風は交直流、新快速は直流。富山を過ぎて、あっという間に高岡駅。

 滑川から城端行きは100キロ未満、「下車前途無効」と印字されていますが、ここは「あいの風」と「JR城端線」は別会社の乗り換えなので、下車は認められています。
 県都、富山は未導入だというのに、高岡駅はいち早く自動改札機設置!!(本格的な稼働は2016年2月からだそうです)

 城端行きは10時50分っ!!と再確認。

 高岡駅も近代駅な駅舎に生まれ変わっていました。
 ところが・・・

 JR時代の「みどりの窓口」をあいの風に引き継いでいます。しかし・・・クレジットカードは使えませんっ!!とのこと。JR西日本にみどりの窓口なら、委託駅でも全国のJR各社のサービスに準していますが、ここは「あいの風」に転換し、端末を操作するのは「あいの風」の社員。委託する範囲が削られ、指定席券と乗車券発売といったように最低限の取り扱いのみ。

 例外的に、定期券購入のみクレジットカードは使える、とのこと。

 運賃表。

 JRだけではなく、IRいしかわ鉄道やJR氷見線・城端線、あいの風経由JR高山線や、IRとJR北陸線3社またがって1枚にまとめるなど、連絡乗車券も組み込んでいて、よほど詳しくなければ難しそう。

 今日は雨が降っていて、見られませんでしたが、晴天時、駅からの風景写真。
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滑川駅

2016-02-08 00:15:55 | 2015能登&黒部&白川郷

 あいの風鉄道株式会社に変わりましたが、JR時代に「みどりの窓口」があったので、利用者の利便性を図るためマルス端末は設置。ただし、JR西日本の各種サービス(えきねっとや5489予約や、クレジットカード決済、駅レンタカー、イベント券などは不可。決済は現金のみで、全国の新幹線、特急指定席券、自由席券、乗車券発売のみ)

 窓口の営業時間は7時から19時30分だけど・・・
 開いている時間は
 7:00~ 9:00 50分休憩
  9:50~11:00 30分休憩
 11:30~12:00 70分休憩
 13:10~14:00 30分休憩
 14:30~15:00 60分休憩
 16:00~17:00 30分休憩
 17:30~19:30 

 1人で仕切っているのか、窓口が閉まっている時間帯がちょっと多い。12時間半から休憩4時間半を差し引くと、労働基準法に則り8時間勤務になります。
 それにしても、朝7時に出勤して、窓口を開ける。途中小間切れで4時間半の休憩を取りながら12時間半後の19時30分に閉めるわけだけど、拘束時間はちょっと長すぎかな。
 9時50分に窓口を開けるので、大変人気があって、なかなか予約が取れないカシオペアの10時打ちも可能。私が訪ねたときは、休憩時間中で窓口の内部は見られませんでしたので、マルスの形式名は確認できず。MR52型(最新型でフレームは黒)だったら、10時00分00秒プッシュすると、カシオペアでも出てきそうな気がする(都市伝説ですが・・・)

 窓口が閉まっていても、いつでも買える自動券売機。JRのものをそのまま流用しているようですが、オレンジカードやクレジットカード、ICカードは使えません。現金のみ。

 ここでもあったんですかっ!イコカのチャージ機。富山駅のみかと思ったら、魚津もあったし、有人駅なら設置されているようです。

 金沢エリアにイコカを導入すればいいのに、JRから第三セクターに転換された「あいの風」に設置。

 窓口が閉まっていて、無人時間帯なので、入鋏省略。あいの風の改札スタンプも欲しがったけど・・・。

 駅名票。青いJRのロゴマークが消されています。

 ホームの時計は、JRマークを消すのに手間取るのか、そのまま。

 向かい側はちてつ。どこか見かけたような、懐かしい「特急」が走り抜けていました。そう、西武鉄道の「レッドアロー」。池袋から埼玉県の山奥、西武秩父まで運転されていました。そのころは西武沿線に住んでいたので、田舎を求めに西武秩父へ。中央本線沿線に住んでいたときはしょっちゅう奥多摩や武蔵五日市(檜原方面)へ出かけていました。都心のサラリーマンなので、平日は満員電車に揺らされて都心へ通勤、休みの日は山奥へリフレッシュのパターン。あれほど真夜中でもネオンが輝く都会暮らしに憧れていたのに、いざ暮らしてみるともともとは田舎出身のせいか途中で挫折。今は田舎暮らしに逆戻り。今度は究極な田舎、青ヶ島か小笠原の母島か!?(笑)次は・・・高岡の記事になります。
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宇奈月~滑川(富山地方鉄道)

2016-02-06 00:27:59 | 2015能登&黒部&白川郷

 11月23日は青空が広がって、とても爽やかなお天気だったというのに、翌日は雨。残念。
 今日の旅程は宇奈月温泉-滑川(富山地方鉄道)、滑川-城端(あいの風とやま・高岡・城端線)同じ県内だというのに、97.2キロ。
 高岡から氷見線は車で行ったことはあるが、列車はまだ乗ったことがない。氷見線と城端線全線制覇するのに時間的に難しい。氷見線はあきらめて、未乗区間の城端線にしぼり、城端から先は世界遺産の白川郷にも行けるという友人からの提案がありました。素晴らしいプランを思いつくなんてすごい。
 このあたりは読めない漢字ばかりなんですが、ここで一覧。
 
 滑川  なめりかわ
 氷見  ひみ
 城端  じょうはな
 石動  いするぎ
 砺波  となみ
 倶利伽羅 くりから(石川県内、あいの風とIRの境界駅)


 昭和48(1973)年製造の電車でした。昨日は東京急行電鉄のおさがり、これは「かぼちゃ」みたいな色合いなので、「かぼちゃ電車」と呼ばれているようです。もともとは京阪電気鉄道。(京阪線は大阪と京都を結ぶ大手民鉄)

 ちてつは古い駅舎ばかりなので、このような昔懐かし風景がまだ残っています。

 あっという間に滑川到着~。ちてつと旧国鉄は仲が悪いのか、乗り換えもかなり離れている。魚津もそうだった。どちらも並行しているので、容易く乗り換えられたら、客の奪い合いになるので、わざと離れているような設計をしているのか!?若い人なら離れていても苦にならないが、高齢者はかなり大変です。

 11月24日は雪に備え、ちゃんと動作できるかテストしていました。雪国に欠かせない消雪パイプ。

 ここはホタルイカが名物のようです。

 もともとはJR西日本・北陸本線の駅。新幹線開通後は、第三セクター化。
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