二見の海

ここは東京から南へ1000キロの小笠原の二見湾内ですと言えばウソっぱちですが、西へ1000キロの二見はこのような風景。
入道雲も出ていてまるで夏のようだけど北風が非常に強く、気温は0度。
この写真を撮るのに手がしびれるほど冷たかったです。
ここは先祖代々の霊園。墓碑はすべて眼下に海を見下ろせるようになっています。

12月31日AM8 時頃の風景

あっという間に2009年も残り1日。
朝、外を見たらびっくり。「暴風雪」、横殴りの雪でした。(>_<)

海老ステーキ

今夜もまたごちそうが出ました。
なんと海老ステーキ。 伯母いわく海老フライにしようと思っていたけど、ステーキのほうがスピーディーに作れるからね、とのこと。
ポテトも伯母の畑で作った「北あかり」。
北あかりは北海道ではお馴染みなのに山口でも作れるのは驚き。土壌が似ているからでしょうか。

ごちそうさまでした。

二見郵便局

これも懐かしいです。私が子供の頃、記念切手発売日の都度、少ないお小遣いから10枚くらい購入。(当時62円なので620円くらいかな？) 。
二見郵便局に風景印を置いて欲しいとリクエストしたのは小学生だった私。 当時の局長さんが風景印入りましたよ！さっそく押してみますか？はがきに押してもらったこと、まるで昨日のように思い出します。
風景印図案は夫婦岩と名産のウニ、北浦街道。
東京方面に転居、しばらく二見郵便局に顔を出すと子どもの頃からずっと顔見知りだったSさんに「記念切手いっぱいありますよ～買って行かれますか？」とカウンターに記念切手を並べてくれました。あれからもう１０年以上経過、郵便局も民営化、Sさんも異動してしまったのか姿は見えず。
小笠原郵便局のYさんも10年ぶりだというのに私の名前や顔まで覚えていらっしゃったのは嬉しい。(笑)

カマスの干し開き

漁村ならでの風景。
空気も冷たく澄んでいるので、好きなときにさっと取り出せ、焼き上がると美味しい。
朝ごはんの定番、酒の肴でも。

田舎の味、朝食

朝はとても寒く、曇っていたため朝が来たことすら気づかず。
9時過ぎに目覚めてしまいました。
伯母も日頃からスローライフを楽しんでいるので朝早くからパッパッと作らず、遅い時間帯に出してくれました。
味噌汁の中に畑で収穫した里芋がたっぷり。
まさしく田舎の「おふくろ」の味です(^^)
写真には写っていませんがカマスの開きも出ました。ご飯が進みます。

4年ぶりの故郷

山陽本線から伯備線で山陰本線、山口線で再び山陽本線、レンタカーで山陰側へ。あちこち中国山地を縦断する、ゆったり汽車旅。 自宅を出たのは18時45分、目的地の二見に到着したのは18時過ぎ。

ちょうど、東京から小笠原二見港行きの船旅と同じくらいです。

小郡インターから高速に乗り、美祢市の「美東サービスエリア」でしばし休憩。西日本の高速道路サービスエリアは最近グルメに変わったらしい。 ここの名物は「美東チャンポン」、野菜や海の幸たっぷりの超大盛りでした。 チャンポンより海の幸が恋しいので、一路故郷へ。　
西日本なので夕方の5時になってもまだ明るい。もう4時頃かなと思い、時計見たら5時でした。
沖縄だったら日没時刻はもっと遅いだろう。
滝部という小さな町もほとんどシャッターが閉まっていて、かつてのような賑わいは見られず。
小笠原の二見は暖かくて快適なところだと思うのですが、山口の二見は日本海側、しかも北風も強いので猛烈に寒い。
伯母はこんな寒さでも慣れているのかへっちゃらのよう。

写真はヒラメの刺身。釣れた翌日に千葉の家まで送ってくれたときと全く同じだが、故郷の空気を吸いながらいただくととても美味しい。

青ヶ島、小笠原はリピーターの場所、ここもそれらの島に帰っているかようで懐かしい。しかし、日本海側の寒さに堪えてしまいますが…(笑)

特急も終点

ここは山口駅。
結局、車内販売もなかった。車内の自動販売機もない。浜田駅でパンとか簡単なもの買っておけばよかった(>_<)
でも今夜は豪勢な海の幸が出るかも…と楽しみにしています。

益田駅これから山口線へ乗り入れ

懐かしい汽車見っけ！ 山口県が近づいてきました。津和野駅はまだ島根県内ですが、津和野を出れば我が故郷の山口県。
飛行機だと1時間半ひとっ飛びなのに、今回みたいに変な経路だと山口県遠し。

浜田で特急スーパーおきに乗り換え

スーパーおき3号は鳥取発新山口行き。
出雲市で乗り換えることも出来るが、待ち時間1時間なので、各駅停車で浜田へ。
浜田発にすると特急料金も少し節約できるし、待ち時間も解消。
大きな駅なので駅弁はあるかも？と思いきや…ない。
駅舎は新しく二階建てに建て替えたものだが、二階は有人改札口とみどりの窓口だけ。一階は駅コンビニだが、コンビニ弁当。
駅弁とはその土地の特産品を盛り合わせたものなので思っていたイメージとはかけ離れているので断念。 東京から田舎に帰るのにサンライズ出雲、各駅停車、特急スーパーおきという、旅を楽しむ人は私だけみたいなので駅弁はないみたい。国鉄時代は主要駅に駅弁が必ず置かれていたのに時代が変わったのか、キヨスク(駅売店)が自動販売機、駅弁もなくなってしまいました。

これも珍しい読み

温泉津温泉と書いて、ゆのつおんせん。
のどかな田舎風景が続きます。

馬路(まじ)駅

馬路駅付近の海。
海の色が白波と混じっているので少しエメラルドグリーンになっています。

五十猛～仁万間

山陰本線に難読駅！？
五十猛と書いて「いそたけ」。
仁万は「にま」。
少しピンぼけになりましたが日本海が見えます。
冬はいつも白波が際たっています。
北風がすごく冷たい。
今夜は鮮魚の刺身が出るかな？

山陰側は晴れ

中国山地縦断中は雪景色だったのに山陰側は晴れ。 まもなく宍道(しんじ)駅。
ずっと冬の日本海を眺めながら田舎へ…。

中国山地は雪国

目覚めたのは8時10分。 いつの間にか伯備線に入り、瀬戸内海から日本海へ縦断中。
雪国の景色はまるで北海道に来ているかような気分です。
終点出雲市まであと1時間半くらい。