きき 駅。同じ文字が2文字なんて珍しい。そういえば、山口県の山陰本線も「飯井(いい)」駅あり。ローマ字にすると「ii」。日本一短い駅はここだけだろう。
きき を漢字にしたら、木岐。ここから飯井までの乗車券を買うとしたら・・・
「木 岐 → 飯 井 経由:牟岐線・高徳・予讃・本四備讃・宇野線・山陽・美祢線・山陰 5日間有効(601.9km) ¥9,550」でした。
ここも珍しい。「ゆき」の駅名を見ただけで、女性の名前を連想。しかし、漢字にすると名前とはかけ離れています。
珍しい駅ばかり続きますな。阿波福井駅。本家は福井なので、こちらは阿波を冠しています。
「阿波福井 → 福 井 経由:牟岐線・高徳・予讃・本四備讃・宇野線・岡山・新幹線・新大阪・東海道・湖西・北陸 4日間有効(552.6キロ) ¥9,010」
あなん 駅。徳島県阿南市の中心駅です。それでも「みどりの窓口」撤去。
そのあたりから徳島都市圏に入ったのか、車内はにぎやかになりました。
阿波中島駅。
いきなり文化の森駅。撮り忘れてしまいましたが、途中に「中田駅」がありました。さて、読み方は・・・??
答えは「ちゅうでん」。最初は「なかだ」かと思い、漢字の上に「ちゅうでん」と書かれてあり、難読駅だなと思いました。
終点、徳島駅。16:06に到着して、車で10分程度のフェリ―乗り場で16:30発和歌山行きに乗船しなければならない。
県庁所在地の駅はほとんど自動改札機。県庁所在地駅で自動改札機がないのは・・・四国の徳島駅、松山駅。高松や高知は設置。九州は・・・宮のみ。(2015年秋以降、宮崎都市圏にも設置予定)。山口駅、松江駅、鳥取駅、福井駅。(金沢駅、富山駅は北陸新幹線開通に伴い設置)
「あのー、すいません。切符を記念にもらいたいですが・・・」
「佐古までだけど、ここで降りられると使用済のスタンプを押させていただきます。よろしいでしょうか」
「はい」
フェリーの出発時刻がせまっているので、タクシー乗り場へ。
「5キロ先の、和歌山行きフェリー乗り場までお願いしますっ!!16時30分発なので、よろしく」と運ちゃんに伝えました。
わざわざ5キロ先と伝えたのは、ちゃんと距離を測ったんだからな!とボッタクリ防止のため。(笑)ほとんどは善良なドライバーだけど、旅人は地理に疎いからと遠回りを目論む運ちゃんが少なからずいる。JR四国の旅は完了。南海フェリー、今度はJR西日本エリアに入ります。