ひびレビ

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仮面ライダー剣 第17話

2020-07-27 07:44:09 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダー剣 第17話

 剣崎と始の前に現れた第4のライダー・レンゲル。レンゲルは剣崎たちがカードに封印したアンデッドたちを「リモート」で解放し、自らの手で封印しなおすことで戦力の増強を図っていた。だが1体封印した直後、頭痛にさいなまれて剣崎の前から姿を消し・・・
 一方、街には犯罪者を自らの手で罰する男・桐生が現われていた。彼こそギャレンの初代適合者であり・・・

感想
 あぁ、これがかの有名な・・・って、剣はどんだけ有名なセリフがあるんですかね(汗。

 さて今回はレンゲルの力が明らかに。素の力だけでもブレイドやカリスに勝っていましたが、更にアンデッドを解放できる「リモート」のカード持ち。
 様々なアンデッドを封印し、その力を使うことで以後のアンデッド戦を有利に進めていくという剣崎たちライダーの戦い方を、ライダーでありながら真っ向から否定するという凶悪な能力を持っているとなれば、実力差を埋めるのは至難の業。伊坂が最強のライダーとして製作を進めていたのも納得の強さでした。しかも放っておけばレンゲルが再度封印して自分の手札にしてしまい、ますます対応できなくなるのが厄介極まりないですね。

 そんなレンゲルに変身しているのは心優しい高校生・上条睦月でした。変身中の記憶は無いっぽいですが、恐らくスパイダーアンデッドか「レンゲル」という人格に乗っ取られているのでしょう。他人との無益な争いを好まず、スーパーのレジ打ちで夕食時の一家団欒を想像し、剣崎のようなライダーになりたいと憧れる彼が無暗やたらとアンデッドを解放するとは到底思えません。

 睦月の命の恩人でもある剣崎はといえば、あらぬ疑いをかけられて晴らせぬまま物語が進み、オムライス大盛で調査中の内容を一般人である睦月に話したりと、ちょっと情けない部分も描かれていました。いや、最後に颯爽と手すりを飛び越えながら変身する様とかめちゃくちゃカッコよかったんですけどね・・・あの冤罪は晴れないままなんでしょうか・・・防犯カメラとか、見てくれませんかね・・・


 橘さんは戦うことはまだできませんが、それでもレンゲルのバックルの持ち主である睦月探しに尽力してくれたりと、アンデッドとの戦いに間接的ながら関わってくれていました。小夜子のような被害者を出さないためにも、戦えないながらも今の自分にできる精いっぱいのことをしていてくれる感じがとても好き。
 そんな橘さんの知り合いで、ギャレンの初代適合者である桐生さんも今回初登場。犯罪者を前にしても一歩もひかず、腰に巻いた装置のスイッチを入れると、手のひらを伝って相手を感電・気絶させるというとんでもない初登場となりました(汗。レンゲルの能力にも驚かされましたが、いきなり出てきてこのぶっ飛びっぷりにも驚かされますね・・・

 レンゲルと桐生さん参戦でどうなることか、気になるところでまた次回。
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