仮面ライダー剣 第14話
アンデッドの反応が検知された場所に向かった剣崎は、谷底で負傷していた始を発見、彼に手当てを施す。事も無げに「倒れている人を放ってはおけない」と助けた理由を答える剣崎に、始の態度にも少しずつ変化が表れる。
一方橘は小夜子から藻の危険性について直に教えられるも、生き方が違うと言って彼女の前から走り去り、カテゴリーAを追う。それが最悪の選択だとも知らずに・・・
感想
バイクに乗る機会が多めなので当然ではありますが、剣崎が移動時や変身時に手袋をしているのが「ライダー」っぽくて好き。
さて今回は剣崎と始の関係性の変化、そして橘さんと小夜子さんの関係に終わりが訪れることとなりました。
始がアンデッドであり、これまでに何度も戦ってきた相手であるにも関わらず、目の前で倒れている「人」を放っておけないという、ただそれだけの理由で始を助けた剣崎。虎太郎に対しては天音ちゃんを救ってくれたからという理由を伝えていましたが、天音ちゃんを助けていなくても剣崎だったら助けそうな気がしますね。
そして「人間の食事で大丈夫か」「人間の薬が効くのか」と、剣崎が始はアンデッドであると認識したうえで心底心配してくれている様子は始にも伝わった様子。剣崎が戻ってきた際には「人間の薬が効いた」と先の剣崎の言葉を意識した返答をしたり、カテゴリーAの習性についてあっさり教えてくれたり、別れ際には「君のおかげで助かった。ありがとう」と少し前まで険悪なムードだったとは思えないくらい、良い感じのやり取りが繰り広げられていました。
これまで基本的に会話するのはアンデッドとの戦闘あるいは事件現場でしたから、こうして比較的落ち着いた場で話すことは無かったように思えます。加えて始が「(助けてくれと)俺が頼んだわけじゃない」というのに対して「なんだよその態度は。わかったよ。今度倒れてるの見つけたら放っとくよ」と剣崎がやんわりと答えるのも功を奏したのかなーと。最初の頃の、余裕のない剣崎だったらキレてそう(汗。
今はまだ共に戦う道は歩めないようですが、それでも始が元気になってくれたことに対して満足げな剣崎の笑顔が印象的でした。
一方で橘さんは小夜子さんにプロポーズめいた発言をされたわけですが、それを無視してカテゴリーA、スパイダーアンデッドの封印に向かってしまうことに。そしてまさかの封印!これまで散々アンデッドに煮え湯を飲まされてきた橘さんですが、藻の効果は確かなものだったようで、やる時はやる男だということが証明されました。
そして小夜子さんの言葉はちゃんと心に響いていたらしく、伊坂にカテゴリーAのカードを渡すわけには行かないと伊坂に反発。が、伊坂から「藻の効果には制限時間がある」と告げられると焦ったためか敗北し、カードは奪われ、そして伊坂によって小夜子さんが・・・という最悪の展開を迎えてしまうことに。
元々恐怖心を抱えていた橘さんに対して「藻の効果が切れる=前の自分に戻る」というのは十分な不安要素ですから、動揺させるのはもって来いでした。更に小夜子さんが・・・となれば、橘さんの精神状況はボロボロ・・・かと思いきや、次回は漢を見せてくれるようです。
しかし、小夜子さんってこんなにも早く退場していたんですね・・・いや、まぁあの技の流れ的に「亡くなったのかなぁ」とは思っていましたが、思っていたよりも早いなと。最期の最期まで橘さんの身を案じ、彼とのやり取りを思い出して微笑み、最期の言葉は「ごめんね、橘くん・・・」かぁ・・・
状況的には小夜子さんの制止をちゃんと聞いておかなかった橘さんに非があるようにも思えます。それでも小夜子さんんは、もっと早くに藻の効果に気づいていれば、もっとちゃんと橘さんを止めていれば、藻以外に彼の心から恐怖心を拭い去れるようなアドバイスが出来ていれば・・・と、もっと橘さんに対して色々と出来ただろうに、それを成し得なかったことに対する「ごめんね」なのかな。
またも天音ちゃん親子がアンデッドに襲われそうになっていたり、橘さんが哀しみに暮れていたりと色々あったラストから次回、伊坂との決戦!
アンデッドの反応が検知された場所に向かった剣崎は、谷底で負傷していた始を発見、彼に手当てを施す。事も無げに「倒れている人を放ってはおけない」と助けた理由を答える剣崎に、始の態度にも少しずつ変化が表れる。
一方橘は小夜子から藻の危険性について直に教えられるも、生き方が違うと言って彼女の前から走り去り、カテゴリーAを追う。それが最悪の選択だとも知らずに・・・
感想
バイクに乗る機会が多めなので当然ではありますが、剣崎が移動時や変身時に手袋をしているのが「ライダー」っぽくて好き。
さて今回は剣崎と始の関係性の変化、そして橘さんと小夜子さんの関係に終わりが訪れることとなりました。
始がアンデッドであり、これまでに何度も戦ってきた相手であるにも関わらず、目の前で倒れている「人」を放っておけないという、ただそれだけの理由で始を助けた剣崎。虎太郎に対しては天音ちゃんを救ってくれたからという理由を伝えていましたが、天音ちゃんを助けていなくても剣崎だったら助けそうな気がしますね。
そして「人間の食事で大丈夫か」「人間の薬が効くのか」と、剣崎が始はアンデッドであると認識したうえで心底心配してくれている様子は始にも伝わった様子。剣崎が戻ってきた際には「人間の薬が効いた」と先の剣崎の言葉を意識した返答をしたり、カテゴリーAの習性についてあっさり教えてくれたり、別れ際には「君のおかげで助かった。ありがとう」と少し前まで険悪なムードだったとは思えないくらい、良い感じのやり取りが繰り広げられていました。
これまで基本的に会話するのはアンデッドとの戦闘あるいは事件現場でしたから、こうして比較的落ち着いた場で話すことは無かったように思えます。加えて始が「(助けてくれと)俺が頼んだわけじゃない」というのに対して「なんだよその態度は。わかったよ。今度倒れてるの見つけたら放っとくよ」と剣崎がやんわりと答えるのも功を奏したのかなーと。最初の頃の、余裕のない剣崎だったらキレてそう(汗。
今はまだ共に戦う道は歩めないようですが、それでも始が元気になってくれたことに対して満足げな剣崎の笑顔が印象的でした。
一方で橘さんは小夜子さんにプロポーズめいた発言をされたわけですが、それを無視してカテゴリーA、スパイダーアンデッドの封印に向かってしまうことに。そしてまさかの封印!これまで散々アンデッドに煮え湯を飲まされてきた橘さんですが、藻の効果は確かなものだったようで、やる時はやる男だということが証明されました。
そして小夜子さんの言葉はちゃんと心に響いていたらしく、伊坂にカテゴリーAのカードを渡すわけには行かないと伊坂に反発。が、伊坂から「藻の効果には制限時間がある」と告げられると焦ったためか敗北し、カードは奪われ、そして伊坂によって小夜子さんが・・・という最悪の展開を迎えてしまうことに。
元々恐怖心を抱えていた橘さんに対して「藻の効果が切れる=前の自分に戻る」というのは十分な不安要素ですから、動揺させるのはもって来いでした。更に小夜子さんが・・・となれば、橘さんの精神状況はボロボロ・・・かと思いきや、次回は漢を見せてくれるようです。
しかし、小夜子さんってこんなにも早く退場していたんですね・・・いや、まぁあの技の流れ的に「亡くなったのかなぁ」とは思っていましたが、思っていたよりも早いなと。最期の最期まで橘さんの身を案じ、彼とのやり取りを思い出して微笑み、最期の言葉は「ごめんね、橘くん・・・」かぁ・・・
状況的には小夜子さんの制止をちゃんと聞いておかなかった橘さんに非があるようにも思えます。それでも小夜子さんんは、もっと早くに藻の効果に気づいていれば、もっとちゃんと橘さんを止めていれば、藻以外に彼の心から恐怖心を拭い去れるようなアドバイスが出来ていれば・・・と、もっと橘さんに対して色々と出来ただろうに、それを成し得なかったことに対する「ごめんね」なのかな。
またも天音ちゃん親子がアンデッドに襲われそうになっていたり、橘さんが哀しみに暮れていたりと色々あったラストから次回、伊坂との決戦!