ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
当ブログの記事をコピーした、怪しいサイトにご注意ください。

仮面ライダー剣 第16話

2020-07-20 07:14:22 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダー剣 第16話

 小夜子の仇である伊坂=ピーコックアンデッドを封印した橘はギャレンバックルとカードを烏丸所長に返却し、一旦戦いから身を引くこととなった。
 伊坂が目論んでいた新たなライダーを生み出す計画は潰えたかのように思えたが、カードに封印されたはずのスパイダーアンデッドの邪悪な意志は今なお適合者を見つけようと画策しており・・・

感想
 新たな戦いの序章といった感じがする第16話。

 さて前回ピーコックアンデッドを倒したことにより、烏丸所長たちの洗脳も解けることに。今後は所長も側にいて、頼れる仲間として活躍するのかなぁ・・・と思っていたら、人類基盤史の発祥となるボードストーンが発見された地・チベットへと旅立つことに。その内帰ってきて、アンデッドにまつわる更なる謎の解明に役立ってくれるのかなと思ったら、コメントに「終盤まで・・・」てなことが書かれていました。え、こっから30話ぐらい出番無いってこと?その頃ってもう粗方の謎が解かれている頃なのでは?帰ってきたとして、何かしらの役割があるんだろうか、所長・・・

 そんな所長が作った新たなライダーのベルトですが、伊坂の洗脳を超えるスパイダーアンデッドの邪悪な意志が込められており、ブレイドやギャレンのベルトとは異なるとのこと。現時点でベルトのヤバさは分かりませんが、封印されたはずのスパイダーアンデッドがカード越しに虎太郎や睦月を洗脳しているのを見ると、スパイダーアンデッドが何かしらを企んでいるのは十分に伝わってきます。ライダーに変身したら最後、スパイダーアンデッドの意志が解放されて、剣崎たちと敵対する可能性があるのかな。レンゲルも何となく「敵」のイメージがあるライダーなので、そういう考えに至るのかもしれません。


 今回の始はやや風当たりが強めではありましたが、それでもドラゴンフライアンデッドと屋上で戦っていた時には、後から参戦した剣崎を邪険にせず、連係プレーこそしなかったものの共闘という形を取っていましたから、悪くはない関係性だなと。
 ただ、その後の店内での戦闘では、周囲の被害を顧みない始に剣崎も「やっぱり・・・あいつは人間じゃない、獣だ!」と怒りを顕わにしていました。とはいえ、ドラゴンフライアンデッド封印後に殴り掛かることはせず、落ち着いて話す冷静さを保っていた分、以前よりはずっとマシな関係だなと改めて感じました。

 剣崎と始の距離感は、敵対していた頃は遠すぎるが故に全く意識していませんでした。しかし看病等の一件を経て「もしかして分かり合えるのでは」と淡い期待が芽生えて以降、2人の距離を意識するようにはなったものの、期待してしまったが故に2人の間にある隔たりをより強く意識してしまうことにもなりました。何というか、近所のスーパーまでの距離は意識するけど、沖縄にあるスーパーまでの距離は意識しないというか、そんな感じで・・・上手い例えが見つからないです(苦笑。
 にしても毎度毎度「ライダー」ということを意識させられるブレイドですが、まさか建物内の狭い階段をバイクで駆け上がるとは思わなかったんだ・・・すげぇことやるなぁ、ブレイド・・・


 戦線を離れた橘さんは、小夜子さんとの思い出の場所で一服中。たまたま見かけた睦月と彼女の一幕を微笑ましそうに見つめる心の余裕があって何よりです。
 そんな橘さんですが、睦月がベルトを拾ったことは見逃さず、それが剣崎が持っていた伊坂作のベルトであることにも気づいた様子。睦月について調査を開始するあたり、やっぱり頼れる時は頼れる人なんだな・・・

 そしてブレイドとカリスの前に現れた第4のライダー・レンゲル。果たしてその活躍や如何に!といったところで、また次回。
コメント