![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/9b/f3f81c5ed1a71e04dbc3a7572adad898.jpg)
宮崎駿のコミック『風の谷のナウシカ』を読みました。
以前、図書館常連の生徒と「ジブリ作品の何が好きか?」を話題に、
いろいろ話していたことがありました。
その時、私は「風の谷のナウシカ」が一番好きと言いました。
見るたびに新しい発見があるし、深くいろいろ考えさせられる作品だと思います。
するとその生徒が「原作を読んだことありますか?」と聞くのです。
私は映画は何度も見ましたが、その原作があることを知りませんでした。
早速大事な本を貸してくれました。
『風の谷のナウシカ』は徳間書店のアニメ情報誌『アニメージュ』に
1982年~1994年の12年間も連載された長編漫画です。
それがA4ワイド版全7巻のコミックになっています。
映画で使われたのはこの第2巻の途中までで、
破壊された自然と人間との共存、
その橋渡しをナウシカが自己犠牲によって実現するということがテーマと思われます。
映画の感動的なシーンはこんな風に描かれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/03/884cadd0e23e9754776a1f0b951e09e9.jpg)
でも、その後7巻にわたって語られたテーマはもっと深遠なものがありました。
少ない資源の奪い合いや宗教上の違いによって繰り返される戦争、
見た目や生まれ、種の違いによるいわれなき差別、
文明によって破壊された地球再生の秘密、
最後には人間というものの業の深さ。
神話・宗教・文明・哲学・自然・科学・長大な時間の流れが複雑に絡み合い、
最後まで一気に読ませます。
コミックとはいえ内容が複雑で語られていることも難しく、
かなり時間をかけて読みました。
ナウシカの言葉にうなずいたり、首を傾げたり涙ぐんだりしながら。
映画しか知らなかった私は物語の奥深さに驚きました。
最後はハッピーエンドではありませんが、
ナウシカの「生きるのです!」の言葉に力をもらえます。
この原作を教えてくれた生徒に感謝します。
読んでよかった!!
以前、図書館常連の生徒と「ジブリ作品の何が好きか?」を話題に、
いろいろ話していたことがありました。
その時、私は「風の谷のナウシカ」が一番好きと言いました。
見るたびに新しい発見があるし、深くいろいろ考えさせられる作品だと思います。
するとその生徒が「原作を読んだことありますか?」と聞くのです。
私は映画は何度も見ましたが、その原作があることを知りませんでした。
早速大事な本を貸してくれました。
『風の谷のナウシカ』は徳間書店のアニメ情報誌『アニメージュ』に
1982年~1994年の12年間も連載された長編漫画です。
それがA4ワイド版全7巻のコミックになっています。
映画で使われたのはこの第2巻の途中までで、
破壊された自然と人間との共存、
その橋渡しをナウシカが自己犠牲によって実現するということがテーマと思われます。
映画の感動的なシーンはこんな風に描かれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/03/884cadd0e23e9754776a1f0b951e09e9.jpg)
でも、その後7巻にわたって語られたテーマはもっと深遠なものがありました。
少ない資源の奪い合いや宗教上の違いによって繰り返される戦争、
見た目や生まれ、種の違いによるいわれなき差別、
文明によって破壊された地球再生の秘密、
最後には人間というものの業の深さ。
神話・宗教・文明・哲学・自然・科学・長大な時間の流れが複雑に絡み合い、
最後まで一気に読ませます。
コミックとはいえ内容が複雑で語られていることも難しく、
かなり時間をかけて読みました。
ナウシカの言葉にうなずいたり、首を傾げたり涙ぐんだりしながら。
映画しか知らなかった私は物語の奥深さに驚きました。
最後はハッピーエンドではありませんが、
ナウシカの「生きるのです!」の言葉に力をもらえます。
この原作を教えてくれた生徒に感謝します。
読んでよかった!!
パソコンのブログでの出会い。すばらしい友人を通しての貴重なひと時です。たくさんの生きていく‘ちから’を頂いています。
卒論「万葉集」を取り上げられたのですね。
どのような角度から書かれた論文だったのでしょう。holyさんなら…などと、思いをめぐらしてしまいます。
多くの人に読んで欲しい作品の一つです。
ただ、内容がファンタジーしかも複雑で考えながら読みました。。。
卒論は万葉集の中で「大伴坂上郎女」を取り上げました。
編者と言われている「大伴家持」の叔母です。
今のようにインターネットで調べることなどできませんでしたので、
あちこちの図書館へ通いまくりました。
新たな本を紹介して下さりありがとうございます。
是非、手にとってみたいと思います。
原作『風の谷のナウシカ』の後半部分を設定を変えて映画化したのが「もののけ姫」だという
意見もあるみたいです。
そう言われてみると、エボシ、ヤックル、シシ神などキャラクターが似ていると思いました。
実はそんな長編の一部だったと知れば映画だけでは描き切れなかったのかな?などと自分勝手に解釈してしまいます。
入学試験、凄い人数が集まるのですね。4月にはたくさんのキラキラした瞳に会えますね。
それは汚れた空気・水・大地を自ら取り込んで清浄なものにしていたということでした。
悪を自分の中に取り込み善として放出し、自分は滅んでいく。。。
そんないろいろが映画では描ききれず、ある一人の勇敢な女の子の物語になってしまっているのがちょっと残念です。
受験者数、すごいです!!
あまりに多すぎてとても生徒全員を把握できません。
おっしゃる様にマンガ版
ナウシカは非常に示唆に富んでいて今、
読んでも非常に感じるモノがありますね。
マンガ版ナウシカから「もののけ姫」
への流れは自分のブログでも紹介
していますが『マンガを解剖する』に
詳しいので興味がありましたら是非♪