今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

「本が好き♪図書館ブログ」からタイトル変更

19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

図書館だより 「Library news」 6月号

2016-06-01 | 司書室より
図書館だより「Library News」6月号を(オンラインデータで)配信しました。
こちらです。Google版 Yahoo版

今月号の特集は「映画・TVドラマの原作本紹介!」です。
昨年公開された『ソロモンの偽証』『グラスホッパー』『きみはいい子』『風に立つライオン』『レインツリーの国』、
公開中の『64 ロクヨン』『世界から猫が消えたなら』『残穢』『僕だけがいない街』、
これから公開予定の『植物図鑑』『怒り』『永い言い訳』『何者』『悼む人』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』、
など、映画化された原作小説を紹介しました。

また、TVドラマでも小説が原作となっているものがあります。
2016年冬クールの『わたしを離さないで』『精霊の守り人』『ナオミとカナコ』、
今期の『不機嫌な果実』『スパルタ婚活塾』『一路』『火の粉』『朝が来る』(今週から!)、
等々、紹介しました。

小説がとても気に入っていると、その映像化されたものを見るととガッカリすることがあります。
自分の頭の中で思い描いていた景色、主人公、その声、等々、違ってしまうことに戸惑うのですが、
映像化されたものは、もうそれは作家の手を離れて監督や脚本家のものになっていくので、
ある程度の差異は仕方ありません。
映画として、TVドラマとして楽しむようにしています。

今月の作家は、今年生誕300年を迎える与謝蕪村を取り上げました。
江戸時代の俳人、時間的にはかなり遠い人ですが、その俳句には心を引き寄せられます。

「菜の花や月は東に日は西に」「五月雨や大河を前に家二軒」
「名月や池をめぐりて夜もすがら」「斧入れて香におどろくや冬木立」

300年の時を経ても、自然の様子や人の心はそう大きく変わらないことを実感させられます。