森的なる人たち

ただ言うべきことを言っただけなのに、

「女はうるさい、わかってない、弁えてない、空気が読めない」

として、どんな正論もホモソーシャルな冷笑で片付ける。
それがもうあの「モリ的なる人たち」には骨の髄まで染みちゃってんだよね。

そして、実は女性に限らず、

「若者は、新人は、下級生は、よそ者は、外国人は」
…と何にでも置換可能なのよね。
それさえ言ってれば、威張ってられるしアタマも使わなくていい。
バカでも分かった風な顔していられる。

要はことの是非じゃない。
とにかく自分に二つ返事で従わないものはダメ。
多様性とは最も遠いところにいる、どうしようもない復古主義者。
戦前通り越えて朱子学者かよ、と言いたくなるほどだ。

今回バレちゃったのは、

「森が女性を差別的に見ている」ことだけじゃなくて、

いまだに日本社会で権力を握っている連中には、

まともに議論すらできない因循姑息で頑迷固陋なおっさんたちが多く、
彼らをのさばらせているのは、その予備軍でもある周辺の幇間たちであり、
それはまたアナクロな日本的組織と、その低迷の象徴でもあるということだよね。

つまり、こんな後進国にオリンピックなんかやる資格、ないんだよ。
何年も前からずーっと言ってますが、返上で。
こんな嘘まみれ・デタラメだらけのオリンピック、反対はんたーい！