【とーさんとかーさんと黒はんぺんフライ】

【とーさんとかーさんと黒はんぺんフライ】

スーパーサカマルで半調理黒はんぺんフライを買って帰る道すがらに、袖師ふるさとの路41番「八幡大神社(八幡様)」の祠があり
現在は公民館兼老人憩いの家になっているらしい。

祠脇に南無妙法蓮華経の立派な石碑があるので、実家近くの八幡様同様、ここでもかつては大勢のとーさんかーさんが集まって拍子木を打ち鳴らし
「南無妙法蓮華経南無妙法蓮華経……」
と唱える声が聞こえていたのではないだろうか。

撮影日: 07.10.14 11:19:06 AM
Canon IXY DIGITAL L2

かつて清水に南無妙法蓮華経を唱える人々が最も多かった時代、南無妙法蓮華経の人々は毎朝欠かさず仏壇に香花を供えるので
香花を栽培していた清水の農家は高収入が得られ立派な家を建てると「香花御殿が建った」などと陰口をきく人も多かったという。

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▼トプカのキーマカレー

久しぶりに在京の週末。

住んでいるマンションにBフレッツ導入のキャンペーンがあり、
現在使用中のXDSL(伊藤忠)とNTTのVDSL(Bフレッツはこれ)が
同じメタル線を使って干渉しないのかと
話しを聞きに行ったらその気になって
現在使っていないADSL(8階)をBフレッツに契約変更して
親(9階)の介護でほぼ無人となっている自宅(5階)にひいて貰う契約をした。
ついでにほとんど使っていない電話も基本料の安いひかり電話にした。

返す刀で秋葉原に行き現在使っている携帯電話機を解約し
ソフトバンクモバイルに乗り換えた。
なんと清水の庵原でアンテナが立たないことがわかり、
白村江(はくすきのえ)の戦いに出兵までした
いほはらの人々をばかにしてるのかと腹が立ったので
新しい機種を選んで再びボーダフォンに復帰してみた。


    撮影日: 07.10.21 0:35:24 AM
    SONY DSC-T20

あれこれ手続きをしたらお腹が減ったので自分を甘やかして一日三食の日とし
閉館した交通博物館前を通りちょっと淡路町方向に歩いたら
「トプカ」というカレーの店があったので入ってみた。
キーマカレーを頼んでみたら大当たり。

大好きなカレー屋が次々に閉店して意気消沈していたのだけれど
何年ぶりかで「これは美味い!」と叫びたくなるようなカレーを食べた。

   ■トプカ淡路町本店
    千代田区神田須田町1-11
    Tel:03-3255-0707 

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【芝栄の時代】

【芝栄の時代】

清水市街地の神社巡りが好きな人はさまざまな神社で寄進者として芝野栄七の名前を見ることが多いはずである。

撮影日: 07.10.13 4:33:19 PM
Canon PowerShot TX1

神社で魚商「芝栄」こと芝野栄七の名前を探すより、山岡鉄舟の意志を継いで鉄舟寺を完成させた人と言った方が世間的には通りがよいかもしれない。

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▼十月桜

東京都北区田端5丁目。

JR田端駅で下車して田端銀座の「栄屋食品」でとびきり美味しい
自家製糠味噌漬けを買って帰るのが好きだ。

田端銀座に向かう坂道に昨年同様、今年も十月桜が咲いていた。

今年は台風の影響で、葉をむしり取られたソメイヨシノが
各地で狂い咲きしているという話を聞くが
十月桜はこうして毎年この季節に花をつける。


    撮影日: 07.10.19 1:46:31 AM
    SONY DSC-T20

年が明けて春がめぐってくるとまた花が咲くと言うので
二度咲きの十月桜を春になったらもう一度見に来よう…
…と思いつつ毎年忘れているのだけれど
桜は春になれば忘れずにもう一度咲いているのだろう。

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【芝野栄七】

【芝野栄七】
 
 

(『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2007年 10 月 19 日の日記再掲

10 月 13 日、原の砥鹿神社で行われるお日待ちに、車を運転して連れて行ってくれるという友人を待つために旧久能街道に出たらちょっと早すぎたので、入江岡跨線橋たもとにある虚空蔵(こくぞう)さんこと淡島神社の境内のベンチに腰を下ろして時間つぶしをした。

■淡島神社境内の竹箒。
撮影日: 07.10.13 4:21:36 PM
Canon PowerShot TX1

狭い境内左手に手水所(ちょうずどころ)があり石の柱に「昭和七年八月吉日」と刻まれている。

その手水所の後ろに国旗掲揚塔の石柱があり、それには「昭和八年十二月二十三日」と刻まれている。

■淡島神社境内のブリキ塵取り。
撮影日: 07.10.13 4:21:42 PM
Canon PowerShot TX1

そして境内入り口の石の鳥居には「昭和九年六月吉日」と刻まれており、淡島神社には手水所(昭和七年)、国旗掲揚塔(昭和八年)、鳥居(昭和九年)の順でほぼ 1 年ごとに寄進が行われたのがわかる。

驚いたのは鳥居に芝野栄七と寄贈者の名前があること。
芝野栄七という人は清水の魚商で、元徳川家家臣で、清水次郎長の友人(隣人)でもあり、昭和九年ということは二代目だろうか。

■明日の朝、竹箒ではいてブリキ塵取りに集められる淡島神社境内のキンモクセイ。
撮影日: 07.10.13 4:20:38 PM
Canon PowerShot TX1

そんなことをぼんやり考えながらベンチに腰掛けていると、淡島神社境内にキンモクセイの香りが漂っていた。

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【西久保鹿島神社秋祭り】

【西久保鹿島神社秋祭り】

砥鹿神社お日待ちに同行してくれた友人達が帰ってしまい、最後までお祭りの一部始終を見て帰ろうと思ったのだけれど、一人になった途端に寂しくなってしまい、県道清水富士宮線を歩いて帰宅することにした。

西久保の鹿島神社前まで来たらちょうどお日待ちが終わるところで石段を登って行ったら友人の磯谷臣司氏がいた。


写真は最後の輪踊りで「袖師音頭」を踊る友人の奥さん(注:全員ではない)。


「今年初めて福引きに当たった」と見せてくれた清水エスパルス伊東輝悦選手(袖師中卒)の直筆サイン入りミニサッカーボール。

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【三度目の砥鹿神社お日待ち】

【三度目の砥鹿神社お日待ち】
 
 

(『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2007年 10 月 18 日の日記再掲

静岡県清水原。10 月 13 日、三年連続でやってきた三度目の砥鹿神社お日待ち。

■お祭りの始まりで『季刊清水』が紹介された。
Canon PowerShot TX1 で撮影したムービーより切り出し

「来週の土曜日の夜、清水に帰られて、泊まられて、何も用事がなく、お天気が雨でなかったら、原の砥鹿神社のお祭りにいらっしゃいませんか?小学生相撲、大人のしょっきり相撲、相撲甚句などが行われます。最近の少子化で小学生相撲を取る子どもが少なくなってきたので、今年から赤ちゃんの泣き相撲も行われます。その赤ちゃんの化粧まわしを、私がずっと処分しきれないでいた母の帯で友人が上手に作ってくれました。手作りの田舎のお祭りです。よろしかったらお越しください。」
 母がすい臓ガンを患い、ほとんど何も食べられなくなったとインターネット上の日記に書いたら、庵原から車を運転して県道清水富士宮線を辿って入江町の家まで母の食べられそうなものを届けてくれた女性がいた。その母が他界して無人となった実家に毎週末片付け帰省していた秋、気晴らしに地域の祭りを見に来ないかというメールが届いたのだった。手作りの田舎のお祭りと聞いて気張らずに出掛けたのだけれど、老若男女、子どもからお年寄りまで地域住民総参加で行われる素晴らしい秋祭りだった。(戸田書店発行『季刊清水』40号より)

■右が友人の初孫。
Canon PowerShot TX1 で撮影したムービーより切り出し

そうやって僕を誘ってくれた彼女もまた 52 歳の若さでこの夏に他界してしまい、寂しくなった秋祭りだけれど、この春生まれた彼女の初孫(女の子)が参加して「泣き笑い相撲」をとるという。そうやって今この時を生きる人の顔ぶれは少しずつ変わっていく。

■大泣きする初孫。
Canon PowerShot TX1 で撮影したムービーより切り出し

初孫の晴れ姿をデジカメムービーで撮影していたら土俵に上がった途端に大泣きしてしまい、ちゃんと鳴き声まで録音できていた。大泣きする赤ちゃんの目からほとばしる涙を見ていたら、初孫の顔を見て他界された彼女のうれし涙にも見えてきて、そういう意味でも泣き笑いが錯綜する土俵風景になっていた。

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【ピーポーピーポー】

【ピーポーピーポー】

トラヤといえばパンツ。
パンツの「トラヤ」岡店前を足早に通過。
ピーポーピーポー。

撮影日: 07.10.14 1:29:20 PM
Canon IXY DIGITAL L2

子どもの頃、靴を買って貰い、今まで履いていた靴があまりにおぞい(清水弁でボロい)ので
「あ、はいていきますから古いの捨ててください」
などと言っていたが、パンツで
「あ、はいていきますから…」
などという人はいないんだろうな。

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【おれんじ賞】

【おれんじ賞】

新清水駅から静鉄電車新静岡駅行きに乗ったら、この車両は鉄道友の会静岡支部から1979年に「おれんじ賞」を貰ったらしい。
後でインターネット検索したら静岡鉄道1000系電車なのだという。

撮影日: 07.10.15 9:50:13 AM
Canon IXY DIGITAL L2

鉄道マニアではないのでよくわからないけれど、上にある東急車輌のプレートを見ると、製造されたのは1976(昭和51)年ということになる。
その年は何をしていたっけと思い出したら、気が遠くなって目眩がしたので思わず着席。

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▼カレー南蛮百連発



昔から別のメニューが大好きで良く訪ねる蕎麦屋で
今まで一度もカレー南蛮を食べたことがなかったので行ってみた。

この店も前日の店同様、80歳代後半と思われる
素敵なおばあちゃんがいる店。
出てきたカレー南蛮をひと目見てびっくり。
なんと蒲鉾と筍と椎茸が入っている。


    撮影日: 07.10.15 1:47:50 PM
    Canon IXY DIGITAL L2

椎茸は乾燥したものを甘じょっぱく煮含ませてあり
その甘さが荷担してかちょっと甘め。
それなのに妙に後を引くおつゆで
同じく後を引いてすべてスープを飲み干してしまう
この店のラーメンに一脈通じるものがある。

特筆すべきは値段で、もともと良心的な店だとは思っていたけれど
他店より100~200円くらい安い。

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▼カレー南蛮百連発



今まで一度も入ったことのなかった清水旧市街の蕎麦屋にて。

素敵な奥さんが注文を取ったりお茶を運んだりして働いておられ、
何と歳を聞けば85歳だという。
「熱いですから気をつけてください」
と持ってこられたカレー南蛮には珍しく水菜と蒲鉾がのっていた。


    撮影日: 07.10.14 0:52:47 PM
    Canon PowerShot TX1

今まで清水で食べたカレー南蛮で一番甘くない。
この店で良く食事をする友人に言わせるとしょっぱすぎると言うが
僕は甘口の蕎麦つゆが嫌いなのでとても好もしい。
かなりとろみの弱いカレー南蛮なのだけれど腰砕けになっていなくて絶妙だと思う。

この店の近所にあって最も好きなカレー南蛮を出す別の店の味に拮抗している。
面白いのはどちらの店もちゃんとカレー南蛮のつゆの中でお蕎麦を箸で返して
どんぶりの底で麺がだまにならないように気配りしていること。
いかにも年寄りの多い旧市街らしいさり気ない手間が嬉しい。

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【清水まちなか巡回バス+】

【清水まちなか巡回バス+】

「清水まちなか巡回バス」の試験運行が10月1日から始まった。

東京最後の路面電車が廃止の危機に瀕した際、地域住民がまず利用しなければ存続などあり得ないと、マイカーをやめてみんなで利用して存続を訴えたと、沿線の飲み屋のお母さんが誇らしげに話してくれたのを思い出す。
利用者が増えて無事に本格運行されたらいいなと思う。

撮影日: 07.10.14 11:28:25 AM
Canon IXY DIGITAL L2

「清水まちなか巡回バス」のルートマップに、幻の循環ルートを二つ描き加えてみた。
青い線はかつて存在したという駅前銀座・清水銀座循環バスルート。
緑の線は、かつて清水を走っていた路面電車清水市内線を延伸して、環状線にする計画があって国道1号線巴川橋上には既に線路も用意されていたといい、実現すればおそらくこういうルートだったのだろうという、幻の新交通システム型(?)循環ルート。

どちらも聞き取りによる想像なので間違っているかもしれない。

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【清水まちなか巡回バス】

【清水まちなか巡回バス】
 
 

(『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2007年 10 月 16 日の日記再掲

10 月 13 日、東京駅 13 時 06 分発のひかり 413 号に乗車し、静岡駅で普通列車熱海行きに乗り換え、草薙駅から静鉄電車に乗り換える際、駅のホームに「清水まちなか巡回バス」という見慣れないポスターが貼られていたのでメモ替わりに撮影しておいた。

その夜メールを受信したらプログに
「清水駅東口を起点に「清水まちなか巡回バス」の試験運行が今月から始まっていて「入江南町」というバス停もできたようです」
という友人の書き込みがあってポスターの意味がやっとわかった。

■静岡鉄道草薙駅ホームにて。
Canon IXY DIGITAL L2

入江南町バス停はどこにあるのだろうと旧東海道を歩いたら、「眞内科クリニック」と「大江たばこ店」の間にあった。昼どきなので「清水まちなか巡回バス」に乗ってカレー南蛮でも食べに行こうと思い、入江南町バス停でバスを待ち、てっきり日本各地でよく見かけるミニバスが来るかと思ったら普通の乗り合いバスが来たのでびっくりした。

別の友人からもメールがあって
「日記のコメントにありましたが清水のまちなか巡回バスを数日前に見ました。島崎町から後ろに着いていた静鉄バスが踏切を渡り銀座に入ってきたので何かの間違いだとおもいました」
と書かれており、たしかにこの普通のバスが清水銀座を走るのを初めて見たらびっくりするだろうと思った。

■清水まちなか巡回バス入江南町バス停。
Canon IXY DIGITAL L2

13 日の夜、西久保鹿島神社例大祭で偶然出会った友人と辻の中華料理店で飲んだ際に、清水銀座をしずてつバスが走っているらしいと話していたら、今から三十年以上前にも駅前銀座・清水銀座を循環バスが走っていて、そちらは無料だったという話しをご主人にうかがった。

■清水まちなか巡回バス車内にて。
Canon IXY DIGITAL L2

15 日に帰京する際、駅前銀座商店主の友人を訪ねてその循環バスの話を聞いたら、清水駅前から駅前銀座を通り清水銀座を経て魚町稲荷前を右折し、小芝さん前を通り大手町交差点を右折して清水駅前に戻るというルートの無料循環バスを清水銀座商店街が自腹を切って、運行していたのだという。
「子どもを医者に連れて行くのにも重宝したっけよ」
と中華料理店の奥さんが言っていた。

■まちなか巡回のため清水駅東口ロータリーを出て行くバス。
Canon IXY DIGITAL L2

入江南町バス停から乗車したらひとりだけ乗客がおり、桜ヶ丘病院へ見舞いに行かれるようだったが、循環バスによって路線沿いの医院や病院や保健施設や介護施設をつなぐ生活ルートが確保されることは地域活性化の基礎として大切だ。商売はそれに付随する。

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【勝手に新潟交歓……7】

【勝手に新潟交歓……7】

新潟名物「イタリアン」についてはフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の「イタリアン」の項に詳しい解説がある。
ソース焼きそばを食べて三日月さん(何と苗字)が思いついたという不思議な食べ物が、さまざまな権利を独占されることもなく空気のように市民生活に浸透したことが、何ともおおらかな今の繁盛を生んだのであり、そう言う意味でもモチモチとしたイタリアンはスマイルフードなのだと思う。

■みかづきのメニュー。
撮影日: 07.10.7 0:13:34 PM
FUJIFILM FinePix Z3

同様に、他地域の人に「げげっ」と言われることもある、わが郷土清水のちょっとこげて潰れた清水きんつばとか、ちょっとぶしょったいところのある清水おでんとかもまた、地域独自のスマイルフードなのかもしれないなぁと思う。

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【勝手に新潟交歓……6】

【勝手に新潟交歓……6】

清水の友人のブログでベロタクシーの話が出ていたので慌ててアップしてみた。
自転車を漕ぎながら追い越しざまにノーファインダーで撮影。
パパラッチ(清水弁ではとーさんち)みたいだ。

撮影日: 07.10.7 3:50:36 PM
FUJIFILM FinePix Z3

ベロタクシーというものを初めて見たけれど、友人の話を読むと京都にもあるらしい。
新潟市内で走行中のものを2台見かけ、どちらも運転手は女性だった。

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