水回り


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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家の水回り関連をリフォームして数ヶ月経つ。
台所、トイレ、風呂、洗面台などである。
いくつか不具合がみつかり、その修繕をしてもらったので、工事完了が遅くなった。
現在は新しい環境での生活に少しずつ慣れてきたところ。

施工に当り、古い家具を廃棄処分した。
そのため工事後は部屋が広々としていたが、新しい家具を買って入れていくと、次第に部屋が狭くなっていく。
これは止むを得ないだろう。
何も置かない広い部屋は魅力的であるが、ものを収納することができず不便で仕方が無い。

以前にも書いたが、新しく入れた各機材の質感は、正直以前より落ちる面があるようだ。(2021年6月2日の日記
手にとって使ってみると何だか安っぽい。
しかし使い勝手の面ではかなり進化しており、トータルではプラスの方が多いと感じている。

トイレは入り口がドアだったものを、施工業者の提案で引き戸にした。
最初は少し戸惑いがあったが、慣れてくるとこちらの方がいいと思うようになった。
開いたドアが邪魔にならず、狭い脱衣所が有効に使える。
トイレのユニットは業者の関係でI社のものになったが、個人的には以前のT社の方が好きかな・・・

浴室も新しいユニットバスに交換した。
以前のものは結婚した時にリフォームしたものだが、浴槽が狭くて足が伸ばせないのが不満であった。
今回こそは・・と思ったが、設置する場所自体を広げるのはやはり難しく、結局同じサイズのユニットになった。
これではリフォームする意味が無い・・とがっかりしたのだが、この数十年でユニットバスもだいぶ進化していた。

浴槽の厚みが薄くなり、形状も複雑な凹凸のあるデザインになっている。
腰を直角に曲げてお湯に浸かると、完璧とは言えないまでも、まあ何とか脚が伸ばせる。
その状態だと湯船から肩が出てしまうので、今度は足を上に出して肩をお湯につけて温めるのだが、その繰り返しでまあまあ満足できる。
浴槽の深さは以前のものより浅いのだが、身体を斜めにしやすい構造なのだ。

トータルでは以前のユニットより、かなり快適であると感じている。
洗い場は相変わらず狭いのだが、まあ広すぎても寒々しいからこれでいいかと思うようにした。
当然のことながら、換気システムが付いていて洗濯物も内部に干せる。
ただし各部の質感は以前のモデルより安っぽいのが目につく。

キッチンも完全に入れ替えた。
以前のものはマンション購入当時の40年以上も前のもので、Mrs.COLKIDからは台の高さが低くて腰をかがめるのが大変と不評であった。
当時の主婦の身長に合わせて設計してあるのだろう。

新しいものは当然現代風になり、台の高さも5センチ以上上がっている。
またガスコンロはやめてIH調理器になった。
IHはかなり強力で、ご飯を炊くにも以前のガスの倍以上早く煮立つらしい。

引き出しはいろいろついており、何やら複雑な動き方をする。
また以前のものより全体の奥行きが深いようで、それも使いやすさに繋がっている。
まあ僕は料理をするわけではないので、どこがどういいのかはよく分からないのだが・・・

便利なのは、フィルターを通した水が出る専用の蛇口があるところだ。
水を飲む時は、コップに氷を入れて、その蛇口から水を注げばいい。
飲み水ばかりでなく、調理に使用する水もそちらを使うようになった。
(まあキッチンに組み込まれていなくても、別に浄水器を買えばいいだけの話ではあるが・・・)

その結果、ミネラルウォーターを買うことが皆無になった。
これはけっこう大きくて、在庫が無くなるたびにあの重いボトルをスーパーに買いに行く必要が無くなった。
空になったペットボトルを潰してゴミとして出す労力も無くなり、環境にも優しいという、まさに一石二鳥となっている。
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