二回目


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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朝早い時間に2回目のワクチン接種を受けてきた。
1回目の接種からちょうど3週間経つ。(2021年7月18日の日記

今回の会場も、家から少し離れた場所にある小学校だ。
行きは自宅からタクシーで行った。
予約時間より30分ほど前に到着したが、けっこう混んでいて、すぐに接種という訳にはいかなかった。
最初は外に並んで待ったが、予約時間の15分前には、列の先頭から受け入れてくれた。

今回もお年寄りが多く、会場のスタッフの人たちは、見ていて気の毒になるほど対応が大変そうだった。
来場者は前回より少し若い世代(と言っても40代くらいまで)も混ざっていたが、その世代は指示通り書類を揃えて、上履きも確実に持って来ている。
しかし高齢の人たちは、上履きはもちろん、書類もまったく書いていない人が多かった。
中には肝心の接種券を持ってきていない人がいて、さすがにそれでは接種できないので、家に取りに行って戻るまでスタッフが荷物を預かったりと、とにかく大変そうだった。
国民を対象に一律何かをやるとなると、様々な年代の人が混ざるので、間でクッションになる人たちがどうしても必要になるのが分かる。

会場は違うが、接種の工程は前回とまったく同じであった。
針を刺す時は痛みをほとんど感じないが、ワクチンを注入する時は少し違和感がある。
「指先が痺れませんか」と先生に聞かれるのも一緒。

そして15分待つ間は、やはり何となく眩暈のようなものを感じた。
前回は気のせいかと思ったが、今回も同じだったので、やはり多少ふらつきが出ているのかもしれない。
口の中では、例によって何か薬のような味がした。
体内に異物が注入されたため、いろいろと反応が起きているようだ。
「最近の学校の体育館はエアコンがあるんだな・・」などと考えながら、黙って15分間座って待った。

途中女性が一人容態がおかしくなり、体育館の隅に用意された救護設備に連れて行かれた。
衝立の向こうにあるベッドに横になって休んでいるようだ。
係員の人が付きっきりで面倒を見ていた。



朝行った時はよく晴れており、日差しがじりじりと焼けるように強かった。(上の画像)
しかし約40分間の滞在中に天気が急変した。
体育館を出る頃には、黒い雲が空を覆い暗くなっていた。
予報通り、台風の影響が始まったようだ。
下は帰りに同じ場所で撮った画像。(ともにiPhoneで撮影)



まだ天気は持ちそうだったので、家まで歩いて帰ることにした。
徒歩だと30分以上かかるが、ゆっくり歩けば禁止事項の「激しい運動」には当たらないだろう。
それに歩きながら自分の体調を確認することも出来る。

風が出てきて、だいぶ涼しくなってきた。
あの強烈な日差しが無くなったお陰で、歩いていても楽であった。
スポーツドリンクを飲むのを忘れていたのに気付き、自動販売機で買って1本飲み干した。

この辺りを歩くのは本当に10数年ぶりだが、その間に街の様子がけっこう変わっている。
思いもしない場所に大きなスーパーが出来たりしていた。
古いお店も残っているが、緊急事態宣言で店を閉めているところが多い。

それらを観察しながら歩いた。
途中僅かに雨らしきものが顔に当たったのを感じたが、本格的に降り出す前に何とか家に帰りついた。
その後天気は大きく崩れて、局地的に強い雨も降っているようだ。

時折横になったりしながら、家の中でゆっくり過ごしている。
副反応が出るのは恐らくこれからである。
さて、どうなることであろう。
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