集客



D800E + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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日中、人と会う約束があり、日本橋に行った。
銀座から日本橋にかけては、いつもの休日に比べて、人出が少なかったように思う。
連休が長いために、海外脱出組が多いのだろうか?

その後、これも仕事で渋谷まで出た。
ついでに新しくオープンしたヒカリエを見ようかと思ったが、こちらは逆に人が多くて、入場制限をする始末であった。
見ただけで嫌になり、外から覘いただけであきらめた。

渋谷が若者に占領されて、街が薄汚くなるのと、お金を落としていかないので、もう少し購買力のある層をターゲットにすべく作ったのだという。
たしかに渋谷にはギトギトとした強烈な空気が流れており、歩いている人の顔も妙に脂っぽく見える。
日本というより、東南アジアの一都市に来たような雰囲気だ。
この空気は多分土地が発しているもので、その中を歩いている僕の顔もそう見えるのだろうと思う。

しかしこの手の商業施設は日本中に溢れており、最初こそ集客はするのだが、時間が経ち落ち着くと閑古鳥が鳴くようになる。
するとたまらず店舗が出て行ってしまう・・というパターンの繰り返しになるのだという。
ブランドもほぼ共通しており、お客も開店の度に我先にと押しかけるのには飽きてきた。
そろそろ限界ではないかという意見も多い。
まあ店舗の方も、そんなに長いスパンでは考えていないのであろうが・・・

そういう点は、秋葉原などは立派である。
特殊な客層ではあるが(笑)、何年にも渡り休日のたびに人で溢れている。
しかも歩く人たちの顔が嬉々としているのだ。
強い仲間意識があり、それでいて人を受け入れる間口が広いのか、様々な人たちが集まっている。
お店も万人向けではなく、専門店の集合体で、しかも時代に合わせてどんどん変化している。
本当に世界に通用するのはこっちかもしれない(笑)
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