冷える身体


D800E + LEICA APO-MACRO-ELMARIT-R 100mmF2.8

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人間は眠ると体温が低くなるという。
たしかにちょっと居眠りした時に、体が冷えて目が覚めることも多い。
寝ている時に、エアコンをつけっぱなしにすると、朝になって体が疲労してだるくなっているのはそのせいだという。
ただでさえ体温が低くなるのに、さらにどんどん冷やしてしまうからだ。

昨夏は節電の必要性が生じ、睡眠中に体を冷やすグッズがよく売れた。
しかしそれらの製品は体に悪いという話を、海外のメーカーの人などから時折聞く。
体温をどんどん取られてしまうと、特に年寄りなどはかなりこたえるようだ。
ただ一方的に冷やすだけではなく、人間にとって一番いい温度を維持してくれる機能こそが重要なのだそうだ。



今日の時計ベルト。
ユリス・ナルダンにヒルシュのロードのブラックをつけた。

以前も紹介した、ヒルシュが特許を持つ特殊なバックルを装備したベルトである。
ジャガー・ルクルト用の定番のベルトとして普段使用しているので、それなりに痛んできている。
当初は特殊なバックルの使い勝手に馴染めなかったが、慣れてくると簡単に留める事が出来てけっこう具合がいい。

欠点は遊革が長い距離を自由にスライドするため、予定外の位置に動いてしまい、留める度に位置を直さなければならない事だ。
これは接着剤などで固定してしまうことも出来るかもしれない。
また内側に折り返した部分が、ベルトの脇から横にはみ出すことがあるのも気になる。
折り曲げた分、ベルトの厚みが増して見えるのも欠点かもしれない。

しかし極めてユニークなベルトであることは確かだ。
中央部に膨らみのある立体的な形状で、ヒルシュのいくつかある型押しカーフのベルトの中でも、もっとも格好がいい。
黒いユリス・ナルダンと組み合わせると、その膨らみが効いて男性的な外観になる。

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