雨の音


D800E + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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那須に来ている。
午前中は仕事に出て、午後から雨の中、東北道を走った。

大した事ないと思っていたが、記録的な大雨になっているようだ。
瞬間の量もさることながら、長時間降り続いていることが問題である。
連休でなければ、外出するのは控える天気であろう。
何度か、直進するのが難しいほど深い水溜りの上を通過した。

今も絶え間なく、外から雨の音が入ってくる。
時折その音がひときわ大きくなり不安を煽る。
太い水の柱が地面を刺しているようだ。
那須町の一部に避難勧告が出ていると、テレビのテロップで流れた。



今日の時計ベルト。
ユリス・ナルダンのアンティークにバンビの「さとり」のブラックをつけた。

ベルトとの相性をチェックするために、黒い文字盤のアンティーク、それもカン幅18mmの時計をひとつ必要としていた。
最初はグラスヒュッテを狙っていたのだが、オークションでついナルダンを落札してしまった。
黒い文字盤の時計は、黒いベルトしか合わないのでつまらない・・という意見を聞いたことがある。
しかし他の色のベルトもいくつか試してみて、これはと思うものをここに載せていきたいと思っている。

時計自体は大したものではない。
内部メカはナルダンのオリジナルだが、文字盤は当然リフィニッシュされており、外装ケースも後から他のものに移植したものと思われる。
ケースが妙に新しくてアンティークっぽさが少ない。
写真映りはなかなかいいのだが、実物は少し安っぽい印象を受ける。

まずは順当に黒いベルトをつけてみた。
黒いベルトならばすべて合うかといえば、決してそんなことはない。
例によって、実際に付けてみないとわからないのが辛いところだ。

松坂牛の革で作られた「さとり」は、内部より染み出してくる油により、表面に独特の強い艶がある。
他のベルトでは得られない魅力を持つ製品である。
リフィニッシュされたナルダンの文字盤と質感がよく似ており、ドンピシャリの組み合わせになっている。

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