世の中のうまい話

魚のウンチク、旬、漁師だけが食べている浜料理の紹介などなど・・・食べ歩きは八王子中心!都心も地方もたま~に

皮剥(かわはぎ)

2019年11月03日 07時27分24秒 | Weblog

     皮剥(かわはぎ)

 

【語源】

 カワハギの名は文字通り皮がきれいにむけるところからきている。

 「バクチウチ」の別名もあるが、皮をはがれるのが、身ぐるみはがれる博打に 通じるから。 

関西地方では「ハゲ」とも呼ばれる。

 

 

 

   

         本カワハギの煮付け

【旬】 産卵期は春~初夏。その為、旬は秋である。しかし、肝が最も大きくなるのは冬。

 

 

 

    カワハギのお刺身、肝ポン酢で・・・

【うんちく】

 第2背びれ(頭に近い方の背びれ)が糸状になが~く伸びているのが雄。

 カワハギは水深200m以浅、岩礁わまりの砂地に群れます。小甲殻類、貝類などを 食べます。

カワハギは動きが非常に鈍い。しかし、その動きは自由自在、上下、 左右、前後ろ、どの方向にも動けます。

ヘリコプターみたいな魚ですね。 また、繁殖力が非常に強いため、機敏な動作で逃げる必要がない。

少々大型魚に 食われても種が絶える事がない。

カワハギの身はシコシコ、フグに匹敵する美味さです。しかし、それ以上に美味い のが「肝(きも)」。

「海のフォアグラ」と呼ばれるほど。

 

また、皮はやすりの様にザラザラし、鮫皮の代用として山葵おろしに使われる。

 

   

        かわはぎのにぎり寿司胆のせ

 

 

 

      カワハギの肝包みお刺身

 

【ブランド・産地】

 ブランド化はされていない。また、北海道南部から本州・四国・九州・南シナ海 まで分布する。

特別な産地は指定しがたい。関西地方で多く消費されている様だ。

 

【産地ならではの漁師料理】

 何といっても刺身。醤油に肝をといて食べます。

身の歯ごたえ、肝の濃厚な味わい 、最高。

日本酒ですかね~!肝は生のままでも、一度さっと湯がいた物を使っても よし。

そして捨てがたいのが煮付け、肝を腹に残したまま醤油で甘辛く煮ます。

肝の まったりとした味が強烈なアクセントとなります。

   

     カワハギの蒸し物

 

        カワハギの刺身

 

【栄養と効果・健康】

 高たんぱく、超低脂肪の白身魚。脂肪分は限りなくゼロに近い。

脂肪が少ないにも かかわらず、脂溶性のビタミンDが非常に多い。

ビタミンDは骨を丈夫にするため に必要なカルシュームとリンの吸収率を高める働きがある。

 

       カワハギの肝ポン酢

   

      カワハギの姿造り

カワハギの情報ドシドシお待ちしています。

 

 

       肝和え刺身

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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