世の中のうまい話

魚のウンチク、旬、漁師だけが食べている浜料理の紹介などなど・・・食べ歩きは八王子中心!都心も地方もたま~に

かわはぎ(皮剝)・本カワハギ

2011年09月21日 06時34分05秒 | Weblog


     カワハギ(皮剥)

【語源】
カワハギの名は文字通り皮がきれいにむけるところからきている。
「バクチウチ」の別名もあるが、皮をはがれるのが、身ぐるみはがれる博打に
通じるから。 関西地方では「ハゲ」とも呼ばれる。





【旬】
産卵期は春~初夏。その為、旬は秋である。しかし、肝が最も大きくなるのは冬。

    カワハギのお刺身、肝ポン酢で・・・

【うんちく】
第2背びれ(頭に近い方の背びれ)が糸状になが~く伸びているのが雄。

カワハギは水深200m以浅、岩礁わまりの砂地に群れます。小甲殻類、貝類などを
食べます。カワハギは動きが非常に鈍い。しかし、その動きは自由自在、上下、
左右、前後ろ、どの方向にも動けます。ヘリコプターみたいな魚ですね。
また、繁殖力が非常に強いため、機敏な動作で逃げる必要がない。少々大型魚に
食われても種が絶える事がない。

カワハギの身はシコシコ、フグに匹敵する美味さです。しかし、それ以上に美味い
のが「肝(きも)」。「海のフォアグラ」と呼ばれるほど。
また、皮はやすりの様にザラザラし、鮫皮の代用として山葵おろしに使われる。

「ニガダマを 取って肝食う 良夜かな」 嵐山 光三郎(作家)




【ブランド・産地】
ブランド化はされていない。また、北海道南部から本州・四国・九州・南シナ海
まで分布する。特別な産地は指定しがたい。関西地方で多く消費されている様だ。

【産地ならではの漁師料理】
何といっても刺身。醤油に肝をといて食べます。身の歯ごたえ、肝の濃厚な味わい
、最高。日本酒ですかね~!肝は生のままでも、一度さっと湯がいた物を使っても
よし。

そして捨てがたいのが煮付け、肝を腹に残したまま醤油で甘辛く煮ます。肝の
まったりとした味が強烈なアクセントとなります。


        カワハギの刺身


【栄養と効果・健康】
高たんぱく、超低脂肪の白身魚。脂肪分は限りなくゼロに近い。脂肪が少ないにも
かかわらず、脂溶性のビタミンDが非常に多い。ビタミンDは骨を丈夫にするため
に必要なカルシュームとリンの吸収率を高める働きがある。

       カワハギの肝ポン酢




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       カワハギの姿造り








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