世の中のうまい話

魚のウンチク、旬、漁師だけが食べている浜料理の紹介などなど・・・食べ歩きは八王子中心!都心も地方もたま~に

飛魚(トビウオ)

2024年09月06日 23時21分03秒 | Weblog


飛魚(とびうお)

【語源
トビウオの語源は字のごとく「飛ぶ魚」からきている。
英名でも「フライングフィッシュ」と呼ばれる。
単に「トビ」と呼ぶ土地も多く、九州や日本海側では「アゴ」とも
呼ばれる。


【旬】
飛魚は世界に50種以上、日本近海にも30種近く生息し、春が旬の
春トビと夏が旬の夏トビの二つのグループに分けられる。
しかし、一般に多く流通しているトビウオは、夏が旬と言って良い
だろう。

 

にほんブログ村 グルメブログ いろいろなグルメへ
にほんブログ村


日本全国ランキング

 




【うんちく】
飛魚は魚類で唯一空を飛べる。尾びれで水面をたたき、胸ビレを
広げて飛翔し、そのまま滑空する。10mの高さを400m、42秒飛行し
た記録も認められている。

産卵期は初夏で、孵化(ふか)すると秋に南下し、春から夏にかけ
ては北上する。幼魚は下顎(あご)に一対のひげがある。

飛ぶ魚であることもあり、内蔵の比率が少なく、鮮度がおちにくい
魚。くさや、ダシ用の干し物、蒲鉾、ちくわなどの原料にされ、
寿司ネタの「とびっこ」は飛魚類の卵。近年、多くは台湾・インド
ネシアなどから輸入されている。

むかし、トビウオを食べると安産に効き、乳の出をよくすると
言われていたが、根拠は見つからない。さかんに産卵するトビウオ
にあやかったものかもしれない。


【ブランド・産地】
ブランド化はされていない。特別な産地としても指定しがたいが、
島根県隠岐のあご(トビウオ)は有名。5~7月、産卵の為隠岐周辺
に飛魚が回遊してくる。ダシの素に加工される。

【産地ならではの漁師料理】

         アゴの野焼き

飛魚の名産は3種類。
まず一つ目は東京新島の「くさや」。ムロアジなどもくさやに加工
されるが、この飛魚のくさやが一番と言う人は多い。

二つ目は長崎県平戸の「焼き干し」。鰹節や煮干とは一味違う上品
な風味。素麺(そうめん)のつゆ、雑煮だしとりに利用される。

三つ目は島根県大社の「アゴ野焼き」。竹の棒にすり身を巻きつけ
じっくりと焼いたもの。蒲鉾(かまぼこ)に近い。
漁師さんが浜で焼いて食べた事から始まったと言われている。
まさに漁師料理です。



【栄養と効果・健康】
赤身が多い回遊魚のはずだが、身は透き通った白。低脂肪・高たん
ぱく・低エネルギーの食材。コレステロールを減らし、心臓病など
を予防するDHAを多く含む。
骨を構成し、神経細胞機能を正常に保つ、リンも多く含んでいる。


飛魚の情報ドシドシお待ちしています。



         トビウオの刺身












       トビウオの丸干し

 

応援ありがとうござま~す!


東京ランキング




にほんブログ村




ブログ王ランキングに参加中!









      







     



プロが選んだ・・・・魚の【のれん街】


 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。