針魚・細魚(サヨリ)
【語源】
サヨリの語源は多く集まるという意味の「沢寄り」が転訛したと
言う説。細いという意味の「狭」と古語でサヨリを指す「よりと」
が合わさったと言う説の2つがある。
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【旬】
旬は春。銀白色に輝くサヨリが店頭に並びだすと春はすぐそこまで
来ている。「春の気品高い魚」と形容されるほど。しかし、秋も
美味しい。産卵期は4~8月。
【うんちく】
サヨリは別名「かんぬき」とも言われ、これは形が角材の閂(かん
ぬき)に似ているから。サヨリの種類は世界で80種以上、日本近海
では、「せんにんさより」、「ほしさより」、「なんようさより」
など11種生息する。英名は「半分のくちばし」と言う意味のhalf
beakと呼ばれる。
サヨリは海水から汽水域、淡水域にも侵入し、音などに非常に敏感
で、外敵に追われた時などは飛魚のように水面を数メートル飛び跳
ねたりもする。
外見は非常に美しいが、腹腔膜(ふくくうまく)が真っ黒。
この美人は腹黒いのである。鮮度もこの部分から落ち始め、劣化
が速い魚。鮮度が命の魚です。
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