つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

銀扇草

2009-02-17 | ガーデニング
 この写真はある喫茶店で撮ったものですが、その後人から頂いたギンセンソウを洋間に飾っています。合田草とも大判草ともルナリアとも言われています。赤紫か白い花が咲き、これは実になった状態。我家も前田様から一昨年種を頂き、その年に播種。葉は冬でも青々としていて、春には咲くはずです。つまり2年後というわけです。
 Lunaria は、luna(月)が語源。実の形が月に似ているため。ヨーロッパ中央部地方原産。1901年に教授の合田清(ごうだ きよし)さんがフランスから日本へ持ち帰って普及させたらしく、花名は「合田さん」に由来。
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歌集「角筈」

2009-02-16 | 短歌
 県歌人クラブの重鎮小林先生から歌集「角筈」が贈られて来ました。角筈(つのはず)は東京の地名。早大時代、その地に下宿されていました。結社が異なりますので、普段は歌人クラブ紙でしか作品は見られません。一堂に作品がまとめられますと、生きざま、人となりが分かってきます。早大生の時は文士を目指されていたこと。教育者としての歌。今の残生こそが本番の人生であり、余生とは思っておられないこと。かわいいお孫さんの歌・・・息づかいが伝わるような歌集です。

小説は書いておらねど三人に早稲田はそれぞれの道を示しき

われらみな教員なりしを教育の行政職にて寿命縮めぬ

わが過去の可も不可もみな身に積もり今のおのれを生かすべくあり

赤ちゃんはまはだかやわ肌さくら色バスタオルの中に湯気たてている

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森市長さん

2009-02-15 | 岐阜県
 東隣の15万都市各務原市市長さんに長屋門展示室を見て頂きました。多分お越しにはならないだろうと諦めていましたところ、黒塗りの乗用車が止まり、秘書を連れてお出ましになりました。市長さんは歴史にも関心がおありなのです。
 親が政治家であったということもでなく、一代で築いた人の人物の大きさを感じました。名物市長の噂通りでした。
 私はチャイコフスキーコンクールピアノ部門で一位となった上原彩子さん(各務原市出身)に興味があり、尋ねますと、「最初に祝電を打ったよ、今も親しくしています」ということでした。東京など都会にはテクニックの優れたピアニストがいっぱいいるけど、彼女の演奏にはそれ以上にハートがあるということでした。以前コンサートに行ったことを思い出しました。2007.9.23にupしています。
 2005.2.10にupしている拙歌集「領海を越えて」も謹呈。残部殆どなくなりました。
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放送大学の植物講義

2009-02-14 | 岐阜県
 放送大学で、高橋教授による「日本の植物、中部の植物」というテーマの講義を受けました。専門家のお話には目からウロコが落ちました。中部中心ですがそれには留まらず、今後も海外に旅した時、その地の植物にも目が離せなくなりそうです。地球規模の話でしたので・・・
 岐阜県には実に多くの植物が網羅されています。日本のシダ植物の1/3(200)種、裸子植物の3/4(35)種、被子植物の1/2(2000)種が見られます。これは、岐阜北部には日本海側特有の植物があり、南部には、太平洋側特有のものがあり、県全体には、中部地方固有のもの、そして岐阜固有のものもかなりあるためです。同じツバキでも、飛騨はユキツバキのような雪国のもの、美濃はヤブツバキのような暖地性のものがあり、多種多様です。写真は岐阜、長野しかみられないササユリ。葉が笹のようであり、薄いピンク色の群生は見事です。しかし、これ以外は絶滅危惧種も多くて保存が心配されています。
 さらに西日本でしか見られない植物の東限が岐阜、東日本しかない植物の西限が岐阜ということも多い理由です。
 昔、西穂高に登ったとき頂き近くにハイマツが一面に見られましたが、あれは岐阜が南限で北はカムチャツカと知りびっくり。どこにでもあると思っていたのに・・・
 
 2/3にupしたバナナは、木ではなくて、なんと草に分類するのだそうです。実を生らしたあとは枯れて、樹木のように年々太くなることはないのです。断面図もまるで草。導管はありません。私の見たあの京都のバナナはもう跡形もないと思われます。
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ケニア料理 2

2009-02-13 | 料理
 久しぶりに国際料理教室に出ました。今回はアフリカ料理。数年前ナイジェリア料理を思い出すとあまり気がすすまなかったのですが、今回はケニアの指導者で、同じアフリカでもちょっと違いました。
 献立は、ピラフ、ウガリ、茄子のトマト煮、牛肉シチュー、アボカドジュース。左手前の茄子料理、右奥のジュースが美味しかったです。右手前の黄色い塊がウガリ。ケニアの主食とか・・・玉蜀黍の粉、水、バター、塩を混ぜて温めながら固めます。日本人には砂糖味にしてデザートにした方が好まれそうです。ジュースはアボカド2個、牛乳750cc、砂糖適宜をミキサーにかけます。仕上げはバニラエッセンスで香りつけ。ひんやりとして栄養価の高いジュースです。
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オグリキャップ

2009-02-12 | 岐阜県
 オグリキャップも過去形になりましたが、地方競馬の笠松から中央競馬に躍進した競走馬です。我が家から徒歩10分のところに笠松競馬場があります。昔はあやしげな人も来ていましたが、今は家族連れも楽しんでいます。英国では女王も観戦する娯楽です。しかし、赤字すれすれの経営と貸地代のことで存続が危ぶまれています。なんとか200人以上いる地主と、今年はようやく和解したようですが・・・写真は、草むす元オグリキャップの厩舎。一昨日に続き、村井先生の歌を紹介します。タイトルに馬(月毛馬)がついています。下の写真は「おぐり大福」。出世馬の縁起をかついで入学祝に人気があるそうです。

引退のオグリキャップを見送りぬ群衆を外れ河の堤に

亡き舅の双眼鏡の焦点はなかなか合わずオグリを探す





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月毛馬

2009-02-10 | 短歌
 歌集「月毛馬」が、隣町・笠松の短歌講師・村井先生から贈られてきました。「中部短歌叢書197篇」。岐阜県ばかりでなく中部圏で活躍されています。序文は故春日井建先生。(2006.4.10にup)
 かなり発行から日数が経ってしまいました。今頃upするのも気がひけますが・・・岐阜に縁のあるロダンのモデル花子(2007.8.5と2008.3.1にup)の歌を紹介します。カバー写真は、ご主人の設計図より。彼女の夫君は建築会社社長です。

ココハ何処と見ひらく眼哀しげに花子のマスク岐阜に戻り来

五尺二寸の裡なる炎きらめきてモデルと立ちたりロダンの前に

ブロンズの丸髷に軽く触れたればしんと伝はる髪のつめたさ



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コダカラベンケイ

2009-02-09 | ガーデニング
 知人の庭にあった子宝弁慶です。昨年秋に撮らせてもらったもので、1月にお邪魔したときは室内に入れてありました。これは種だけで殖えるわけでなく、葉についた芽を挿せばどんどん殖えるらしく、クローン生物と呼ばれています。花も咲き、実もつけるようです。マダガスカル原産。ベンケイソウ科。
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緋合歓

2009-02-08 | ガーデニング
 ゆきずりに緋合歓(ひねむ)を見つけ、思わずシャッターを押しました。普通のネムノキ(2007.7.23にup)はどこにでもありますが、緋色のものはめったに見ることが出来ません。こちらの方が鮮やかで美しいです。マメ科。メキシコ原産。昨年秋撮影。温室のものは今の時期でも咲いているようです。リンクしている「フクちゃん」のブログに触発されました。
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キーウィフルーツ

2009-02-07 | 植物
 友人にたくさんキーウィフルーツを頂きました。ご自分で作られ収穫されたもの。並みの量でなかったので知り合いに配りますと、かつて作っていたのに枯れたという人が2・3ありました。ということは栽培は難しいのかしら。つる性で枝を四方に伸ばすのでスペースが要ります。ニュージーランド産が有名。実のまわりに褐色の産毛をまとった姿がニュージーランドの国鳥「キウイ」に似ているところからこの名になったようです。黄色くて甘味のあるゴールデンキーウィもありますが、酸味のあるこちらはサラダに入れても美味しいです。友人からキーウィジャムを頂いたことも思い出しました。マタタビ科。原産地は中国。雌雄異株。
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