つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

公民館短歌会 40

2009-02-20 | 短歌
 昨日も寒い一日でしたが短歌会を開催しました。たまたま時期的に合った歌が教材となりました。万葉集は、山辺赤人の「田子の浦ゆうち出でてみれば真白にぞ富士の高嶺に雪は降りける」。人口に膾炙した歌ですが、本によってまちまちで、真白にぞが、白妙の、であったり、雪は降りけるが、雪は降りつつ、であったりします。また、作者も山部赤人と書かれる場合もあります。万葉本にもいろいろあるからです。「富士」の文字も中世までは「不尽」や「布士」と書かれる方が多かったようです。写真は一昨日のひな祭り会の飾り。立雛の隣は桃の花でなくて、庭に満開の梅の花。七段飾りは展示室です。

今日の一首
今宵またストーブつけて風呂準備孫はわが家の王子さまなり   Fさん
コメント (1)
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