つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

ある告別式 4

2009-02-22 | わが家
 夫の従弟が亡くなり、代理で焼香しました。夫は卒論発表を審査する役割があり、抜けられません。亡くなったS君は、偶々私と大学の同期生。それにしても早すぎる死でした。大柄でしたが嘘のように痩せて、癌には勝てませんでした。彼は禅宗の僧侶であり、教師でもありました。親族の集まりのある席で、「定年で教師を辞めたので、これからは音楽教師だったことを生かし、お経の発声を一般に指導する」と抱負を語ってくれたのに・・・
 禅宗の告別式は何年ぶりでしょうか。祭壇も随分浄土真宗とは違い、装飾が簡素で、何か荘厳めいていました。遺影の前には、印籠、念珠、袈裟、経典、語録、如意などが並べられているし、上には聖典の言葉が貼られていました。密葬ながら僧侶が40人もいて驚きました。本葬は来月ですが・・・      合掌
コメント (5)
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