昨日の公民館短歌会では、君が代の話題とスリランカのことから始めました。以前、君が代が古今集の中の一首であることは取り上げましたが、その後に入られた方もあるので、確認のためでした。渡航した方の中でも知らない人があったため、気になっていたのです。
曲は明治時代に作られたもの。江戸時代は鎖国だったため、国歌は必要ありませんでした。他国の国歌の歌詞を見ると、独立戦争の血のことが歌われていて生々しいものが多いです。英国は女王を称えていますが・・・日本は歌詞も曲もおだやかでよいと思います。
万葉集は閑話休題として、日本書紀の同じ時代の天武天皇8年、5月5日の吉野行幸の作品を取り上げました。その中には十干十二支のことが多く記されていましたのでその表も配布。甲子園の由来なども話しました。壬申の乱も、戊辰戦争もここから採られています。
この日は明治神宮春の大祭で入選されたKさんから、その日の選者知りたかったので見せて貰いました。顧問には岡井隆さんとか岡野弘彦さんの名前もあり、さすがと思いました。
今月の一首
草引けば伸びて縮みて逃げてゆく蚯蚓かわいく土かぶせやる Hさん
(本来は短歌会151とすべきでしたが、5月は記事の中に短歌会のことを書き込んでいますので、152としました。)
作品集
十干十二支 今年は乙亥です
Kさんからの信州みやげ
「君が代が古今集の中の一首であること・・・」↑
以前にお伺いしておりましたのに失念しておりました。
きちんと記憶したく思います。
明治神宮短歌大会入選集を以前に、九段短歌の友人青森県の田中様から
送付いただき大切に拝見させて頂きました。
少しハードでした。
教材は同じなのですが、聞く人が違いますし
質問も多いので緊張します。
古今集はかなり前にすませましたので、
忘れられ人もありました。
田中恭子さまは凄い方ですね。
競争率が高いのでなかなか入選できないですのに・・・
出品料も無料で、すてきな賞品もいただけますし。
おめでたい年にできたのですね。
十干十二支の十干の方が読めないのが多くて驚き、かつ恥ずかしいです。「え」「と」が繰り返される。
今月の一首、いいですね!
1924年にできまして、甲子の年に
でした。
10と12の最小公倍数が60で
60年に一度還暦があります。
この年に生まれた人は60年後
還暦になりますね。
私の年賀状は毎年この表記を
しています。