「奈良万葉の旅百首」というの本が、月見草会員の前田さまから送られてきました。今はあまり歌を出されていません。奈良にお住まいで元郵便局長。35年くらい前、万葉にゆかりのあるところに案内して頂いたこともあります。左上の記念切手は、平成20年洞爺湖サミットのもの。郵便局長であられたこともあり、嬉しい記念切手です。前田様の記事の紹介が遅れました。
この本の監修は上野誠先生。先日(1/20) NHKEテレにも出演されています。著者は、奈良まほろばソムリエの会の方々。歌には、原文と書き下し文があり、遺跡の写真が出ていて、詳しい地図もあり、その解説者が異なるのです。60人くらいの方が原稿を書かれています。ご自分の得意とする個所を選ばれたようで、懇切丁寧に解説されています。なお、前田様は、NPO法人奈良まほろばソムリエの会会員です。創立10年を記念して出版されました。
これを読むとまだ未訪の地点が多いことに気付きました。奈良のあちこちに犬養孝氏の万葉歌碑が見られます。その第一号が甘樫丘のものらしいです。采女の袖吹きかへす明日香風・・・(1-51) ですが、この歌碑が建立されていたかおかげで、8階建てのホテル建設計画が白紙に戻ったそうです。京阪奈情報教育出版株式会社発行。287頁。
大切に拝読させて頂いております。
M様もご快復とお伺いして安堵いたしております。
matsubara様も時節柄どうぞご自愛くださいませ。
嬉しく存じます。
最近コメントを頂けないのもきにかかって
います。恢復されているようですが・・・
私は小康状態になっております。
明日香村をハイキングしたとき、甘樫丘の万葉歌碑も見ました。
歌碑と出会うたびに、学生時代に受けた講義を懐かしく思い出していましたね。
専門課程に入る前の教養課程の中のひとつでした。
講義では万葉の歌を当時のメロディー(と呼んでいいのかどうかわかりませんが)で
先生や受講者全員で朗々と唱和しました。
先生と一緒に唄った島崎藤村の“初恋”
「まだあげ初めし前髪の 林檎のもとに見えしとき ・・・」
まだ唄えますよ。
先生との万葉の旅が何度も催されましたが
一度も参加しなかったことが悔やまれます。
ご紹介の書籍を購入しようかと思い始めています。
犬養先生の万葉の旅に出られなかったことが・・・
でもその頃はお若くてまだ他に魅力的なことが
いっぱいおありだったからでしょう。
私も犬養先生の講義は一度だけ聞きましたが
万葉の旅へは参加していません。
参加した方の思い出話を聞いて悔やんだものです。
藤村の有名な「初恋」を共に唄われたとは
すばらしい思い出ですね。
本の短歌は1000円+税です。