最終日は念願の故宮博物院。20年前には南の分館がなかったので有名な玉の白菜は展示してあったのに、今回は南に行っているらしく、見られなかったです。長男も運悪くダメでした。フラッシュは禁止ながらも、撮影は自由でした。
あの白菜は、虫が王様に喜ばれて有名になったそうです。虫は繁殖力があることから王族の繁栄を連想するので、王が格別に喜ばれたそうです。前回はそんな説明はなかったです。今回のガイドの郭さんは大変な物知りでいろいろ教わりました。有名な象牙のボールは、今回もまた見られました。これは複数あるそうで、前回とは違うもののはずと言われました。これは親子孫へと3代かかって彫るのだそうです。ボールの中に何個ものボールが彫り込まれています。それが全部回転するのです。気の遠くなるような作業です。
中国人の観光客がやたらに多かったのは、もと自分たちの国にあった宝物が確かに保存されているか確認に来ているのだそうです。でもここの宝物は中国からのものだけでは、ありません、玉の入った豪華な屏風は日本の皇室から返還されたもの。そういうものが数多くあるのです。
楊貴妃は、後姿のふくよかさが当時は喜ばれたそうです。多産が期待されるというので・・・見学時間は3時間。他のツアーより多めにとってあったようですが、とても足りません。急いで書画、銅鏡、鼻煙壺なども見て、帰国の途につきました。翌日巨大台風が襲来。旅がもう少し早くても遅くても、予定通り飛行機が飛んだかは分かりません。無事帰国出来たことを感謝しました。
故宮博物院
象牙のボール
日本から返還された屏風
楊貴妃
玉の彫り物
銅鏡も数知れず展示
拓本
夕焼けの中を帰国
衛兵交代式も懐かしく、式の前の微動だにしない衛兵にビックリしましたり、
故宮博物院見学に当時は知識も浅く残念に思い出されます。
「有名な玉の白菜・・・」↑残念でございました。
私も上野で日程が合わずに見ることが出来ませんでした。
ただ1点、「朝に辞す・・・」の李白の詩の掛け軸を求めたことに展覧会作品の参考になっております。
益々行きたくなりますね
是非故宮博物院も行かなくては…
お返事遅れてすみません。
白菜は日本にも来ていましたね。
これからは南に分院が出来ましたので
見るのも難しいようで、残念でした。
李白の掛け軸を買われてよかったですね。
買い物の時間はなくて、カタログだけ
急いで求めました。
ぜひ一度お出かけ下さい。ご友人とも
連絡をとられまして・・・