つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

御嶽寒行

2009-03-25 | 短歌
 これは、御嶽山の新滝の写真です。この二月、木曾の御嶽山で修行をしてきたFさんからお借りしました。彼女は、長年夏も冬も滝にうたれて修行を続けておられます。これは、凍りついた滝の裏側。修行中は集中していてこのような写真は撮れません。同行した夫君の撮影です。
 彼女は、氷の隙間から落ちる冷たい滝に打たれても精神力のためでしょうか、凍傷にもならず、風邪もひかないそうです。白い衣装の袖は堅く凍り付いても・・・標高1900mの滝つぼまで登るのもはだしです。
 彼女は月見草会員で、いつも修行の様子を短歌に詠んでおられます。その非日常な内容に驚きますと、いつか修行の写真を見せたい、と約束されていたのです。幻想的な滝の裏面の写真をコピーさせて貰いました。
月見草20号の彼女の作品より・・・

雪の中裸足の荒行すすめをり光る御嶽神のひざもと




コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 102歳の歌人 | トップ | ある告別式 5 »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (フクちゃん)
2009-03-25 09:15:00
そうゆう方もいるのですね
何もしないで寒い寒いと言っている人と違います
いろいろな人とお付き合い感心しています
返信する
御嶽の神 (oko)
2009-03-25 09:17:35
月見草 第20号 改めて拝読させていただきました。
強い精神をお持ちの方がいらっしゃるのですね。
ただただビックリ!尊敬します。

どうぞこのままで。
返信する
Unknown (Saas-Feeの風)
2009-03-25 13:33:07
1900mまで裸足で登ったり、凍るような冷たい水に打たれたり・・
とても真似ができません。
修験者の、悟りを開く境地とはこのような修行の研鑽の結果なのでしょうね。

2月の極寒時に、凍るナイアガラ滝の裏側から外側を眺めたことがあります。
あれほどの規模の滝でも凍りますね。
返信する
フクちゃん (matsubara)
2009-03-25 17:23:02
短歌誌の月見草にはいろいろな方が歌を寄せて下さいます。彼女の場合は最初普通の奥さんでしたが、ある年齢になり霊的に目覚められたようです。
返信する
Saas-Feeの風さま (matsubara)
2009-03-25 17:27:30
彼女は特殊能力がありますので普通の人は真似をしては危険です。長年の修行によりますので・・・女性は少ないようです。先生と言う方は男性で相当の年輩です。
みかけは普通の奥さんなのですが・・・
病気を治したり人を救っておられます。

ナイアガラの写真もいつかupして下さい。
行ったことがありませんので・・・
返信する
Unknown (平安人)
2009-03-25 18:58:31
こんばんわ
想像を絶する荒行ですね
写真を拝見する分には 氷の世界で美しいですが ご本人はそんな事は超越されているのでしょう 特殊能力をお持ちとのこと 納得です
コメントへのお返事はお互いさまでお願いします
返信する

コメントを投稿

短歌」カテゴリの最新記事