つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

ことばの謎解き散歩

2016-07-30 | 岐阜県

 昨日は放送大学の山田先生が「ことばの謎解き散歩」というテーマで、JR岐阜駅構内のハートフルスクエアで講演されたので、誘い合い出かけました。岐阜弁についての考察が中心。これまでアクセントの方言には全く気づきませんでした。300人定員で抽選で選出。高齢者が多かったです。

 岐阜の言葉は、関西と関東の真ん中あたりで、東西ラインが引けるようです。前からそれは感じていました。大垣の人は関西に近い言葉ということなどを。方言には、話し言葉だけでなく、文字とアクセントにもあることが分かりました。岐阜と愛知の人しか使わない文字があります。当然辞書にもないので文字変換はできません。木偏に入と書き、「いり」と読みます。地名に見られ、名古屋の地下鉄にはルビがふってあります。(いりなか)

 アクセントでは、一月を岐阜では、いちがつの「い」を強く発音し、共通語では、「が」を強く読みます。にがつも、岐阜は、「に」が強いです。この発音は、NHKアナウンサーをめざす場合、岐阜生まれはこれをクリヤーするのに困難とか・・・

 岐阜の人の3割しか岐阜弁を好みません。青森は8割は東北弁が大好きなのに・・・岐阜弁の中には古語が残っている場合が多く、珍しいと思うのですが・・・例えば飛騨では、かたつむりのことをなめくじとも言います。そう呼ぶ時代があったのでしょうね。撮影禁止で、写真はありません。

 

 ピアニストの中村紘子さんが大腸癌のため、7/26に亡くなられ、告別式は近親者で済ませられたようです。まだ72歳なのに、いたましいことです。彼女の公演を聴いたのは、30年前のお若い頃でした。素敵な赤いドレスで演奏され、アンコールを5曲も弾かれたことを思い出します。ショパンコククールで日本人初めての4位受賞。随筆家でもあり、「チャイコフスキー・コンクール」などは、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞するほどの腕前でもあったのに・・・(体調がお悪いことは、リンクしている花筐~花かたみの風さまのブログで知っていました)   合掌

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする