つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

奇跡のひと マリーとマルグリット

2016-07-03 | 映画・TV・演劇

 先日は、2014年に封切られたフランス映画をDVDで見ました。題して、「奇跡のひと マリーとマルグリット」。毎月事務所でハーストーリーの読み合わせをしていますが、今回は5月号に紹介してあった映画の鑑賞。この映画は、副題通り、もうひとつのヘレンケラー物語。19世紀末、フランスで実際にあったお話です。サリバン先生のような人がフランスにもいました。ヘレンケラーと違うところは、三重苦のマリーは35歳で早世したため、世にあまり知られなかったこと。マリーを導いた修道女マルグリットは自我を殺して、彼女のために人生のすべてをかけました。無理がたたってやがて病死してしまいます。十字架に花をささげるマリーが痛ましいです。キリスト教の奉仕精神が素晴しいと思いました。人を見分けるのに、顔を撫でまわし、手の匂いをかいでいるマリーはヘレンケラーの映画よりリアルでした。匂いと触覚しか人を判別出来ないのです。

 アドバイザーの元女性校長会会長のH先生は、養護学校にも勤務されていました。どんなに大変であったかを話されました。並のひとでは勤まりそうにありません。 

 

コメント (4)
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