つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

あけび短歌会 5

2016-07-24 | 短歌

 もう月初めに、今月号「あけび」が贈られてきたのに、書くことを怠っていました。高校の先輩Sさんの所属される結社です。彼は、海外渡航を、年に何回もされています。この冬には、北欧にオーロラを見に、そして、春にはコーカサスへ・・・その旅の歌が掲載されています。アララト山と聞くと、ノアの箱舟を連想し、あこがれてしまいます。アララト山のあるトルコには行きましたが、その周辺には近づけなくて残念でした。Sさんは、コーカサス側からアララト山をご覧になりました。

国境の荒れ野の彼方アララトの雲は晴れたりしばしの間

アララトの頂白し箱舟の流れつきしは何処あたりや

緑なす丘の稜線天と地を分かちていたりジョージアの野は

コーカサスの山の残雪遠のぞみ馬も羊も野に草を食む

シルクロード行き交う人ら宿りたる隊商宿は今もホテルに

 

 アララト山を調べて見ると、旧約聖書にでてくるノアの箱舟が大洪水の後、流れ着いた山とされて、12世紀以降にヨーロッパ人により命名されました。トルコの東端にあります。標高5137m. 写真はネットより。

左が小アララトで右が大アララト

コーカサスから見たアララト山

トルコ側から見たアララト山

コメント
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